覚えておきたい用語集タイトルはやや釣り気味で、要するに自分の備忘録です。うわっ雪玉に石入れるのは反則です!
ウェブマーケティングの有用な情報をたくさん見かけるようになったのですが、いつも「なんだったっけなー?」と思ってしまうので、アウトプットして覚えてしまおうと。

O2O(Online to Offline/オー・ツー・オー)

参考:O2Oとは 「オンライン・ツー・オフライン」 (Online to Offline): – IT用語辞典バイナリ

2012年頃からニュースサイトで見かけるようになった言葉ですね。
携帯のクーポンに代表されるように、ネットとリアルが連携して購買につながることの意味で使われます。

たとえばネットのクーポンを見せられてもマニュアル通りに対処すれば、ネットの事がよくわからない・構ってられないという関係者にもホームページの貢献度がわかるというのが良いですね。

こういうメリットがどんどん定常化してくると、ネットとリアルが融合して言葉は廃れていくのかなあと。「ネットサーフィン」みたいに。

CRM(Customer Relationship Management/顧客関係管理)

参考:CRM(customer relationship management) - @IT情報マネジメント用語事典

顧客の情報をデータベース化して、更に購入履歴や問い合わせなどのすべてのやりとりも一元管理し、企業が顧客と長期的な関係を築くためのマネージメント手法

データベース化してあれば、一度関わりのあったお客様に対しても過去の情報から履歴を確認し、趣味や趣向、対応の仕方までわかるというものですね。利便性と満足度を高めることでお互いに良い関係を築いていけます。

ただ、「全部管理されているのは怖い…」と思う方と「あー、便利だねそれ」と思う方と分かれますね。個人情報の重要性が広まっている昨今は特に、信用問題にもつながるので企業側も最新の注意が必要でしょう。
(これの意味がつかみにくくて更新が滞ってたとかいなかったとか。)

リード・ナーチャリング(Lead Nurturing/見込み客育成)

参考:「リードナーチャリングは顧客のキモチに立って」最新記事一覧 – ITmedia Keywords

展示会やイベント、ホームページ等で、サービス・商品に興味を持った見込み客を、メルマガやセミナーなどで啓蒙・育成し、商談成立に結びつけるためのマーケティングプロセス

何も口八丁手八丁というものではなく、お客様が自然に興味を持ってもらえるように設計し、誘導するものですね。サービスの押し売りではなく、徹底的な顧客志向です。

インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)

参考:インバウンドマーケティングとは?|株式会社マーケティングエンジン

見込み客(=サービス・商品に興味を持ってくれる人)にとって有益なコンテンツを提供することで、検索エンジンやソーシャルメディアで「見つけられるための」マーケティング手法です。

メールマガジンやダイレクトメール等、提供側からのマーケティング(アウトバウンドマーケティング)とは逆ですね。
今後は消費者に好まれる売り方をして行かないと、どんどん淘汰される時代だな〜と感じます。

ナショナルクライアント(National Client)

参考:ナショナルクライアントとは | ナショナルクライアントの意味

そもそも、広告業界では広告主のことを「クライアント」と呼ぶので、全国規模で販促や宣伝を行なっている大企業を指す場合が多いようです。
地方で広告を展開している広告主は「ローカルクライアント」。どうにも 0 の数が3個くらい違うような雰囲気を感じました。

アドネットワーク(Ad Network)

参考:アドネットワークとは 「広告ネットワーク」 (ad network): – IT用語辞典バイナリ

複数の広告媒体が提携し、コンテンツやユーザーに合わせた広告を自動的に選択し配信するサービスです。Yahoo! のスポンサードサーチや、Google Adsense も代表的なアドネットワークですね。
様々な広告媒体(Google Adwords もそのひとつ)と提携し、色々な広告を表示しています。

RTB(Real-Time Bidding/リアルタイム入札)

参考:RTBとは – IT用語辞典 Weblio辞書

オンライン広告のインプレッション(露出)のたびに競争入札が行われ、リアルタイムで配信する広告が決定される入札方式のこと。

あらかじめターゲットユーザーの属性や広告基準、入札価格などを設定しておくにしても、画面に張り付いて入札してるのか自動で決定されるのか、実はいまいちピンと来ていません。しかも海外では主流になっていくとも伝えられていますが、ゼロサムになってしまうんじゃないかなあとも。

参考:RTBがデジタル広告の主役になるためには何が必要なのか? ~ admarketech.

アトリビューション分析

参考:誰でもできる!アトリビューション分析と最適化 ~82%売り上げが増加したAccor Hotelsの事例 (1/3):MarkeZine(マーケジン)

「アトリビューション(attribution)」とは、コンバージョン(成果)に対して広告がどれだけ貢献したか、という貢献度を指します。これを分析するということは、直接コンバージョン(成果)に結びつかなかった広告(=間接的には効果のあったと思われる広告)を評価し、最適化していくというのがアトリビューション分析、ということになります。

一般的に間接効果を把握するのは難しいと言われていますが、モデルにしたがって評価し、評価軸に沿って最適化していく、というツールと手法が参考リンクに紹介されているので、見てみるといいかもしれません。

BTA(Behavioral Targeting Advertising/行動ターゲティング広告)

参考:行動ターゲティング広告とは 「行動ターゲッティング広告」 (BTA) こうどうターゲティングこうこく: – IT用語辞典バイナリ

インターネット上で、Cookie などを用いて訪問者の行動履歴を分析し、自動的に最適な広告を配信できるようにした仕組みの広告のこと。
Google Adsence が有名ですが、とあるサイトで見た広告が別のサイトでも表示されている、ということが少なくないと思います。

メディアレップ(Media Representative)

参考:メディアレップとは -インターネット広告用語辞典-

インターネット広告の一次代理店のこと。広告主(広告代理店も含む)と広告媒体(サイトやメルマガなど)を仲介する役割を持ちます。
自社のサイトで顧客を確保できる(例えば市役所サイトの広告枠など)場合以外は、仲介してもらって広告を出稿することになりますね。

見かけることの多くなったウェブマーケティング用語、自然に使えるようにしたいものです。

ウェブ解析でよく見かける、これらの数。混同してしまいがちですが、セットにして覚えたほうが良いですよ。
それぞれの違いを把握しておきましょう~

ページ閲覧の流れサンプル

ページビューって何だろう

ページビュー(Page View = PV)数 は単純に「表示されたページの回数」です。いわゆる「アクセス数」とほぼ同義です。同じページだの異なるページだの誰が来ただのはひとまず置いておき、「自分のホームページ内でこれだけのページが見られてるんだな」というものです。
ホームページを構成するページが多ければ多いですし、少なければ少ないです。当然ですが。

ページ閲覧の流れサンプル(ページビュー)

上の画像だと、ホームページ全体では PV は 13 になりますね。

ページごとにページビューを確認する(URL 別ページビュー)

よくアクセスされるページが分かります。
トップページがダントツで多い場合、関係者のホームページ(スタートページ・ファーストページ:ブラウザを立ち上げて最初に表示されるページ)になっていることがあったりします。

上の画像だと、P1 は 4、あとは…わかりますか?

訪問者ごとにページビューを確認する(訪問者別ページビュー・平均ページビュー)

それぞれ何ページアクセスしたのかがわかります。上の画像だと、A さんの PV は 7です。
平均 PV は 13(PV)÷ 2(人)= 6.5 となります。

ゴールを達成するために、例えば資料請求フォームで、入力→確認→完了というページ遷移が必要な場合、PV は最低でも 3 以上は必要となります。

インプレッションって何だろう

インプレッション(Impression)数 は主に「広告そのものの露出(表示)回数」を指します。広告ごとに測定します。

ページ閲覧の流れサンプル(インプレッション)

ページビュー数 = インプレッション数 となる時

ページが表示されるたびに同じ広告が表示される場合。いつも固定で表示されているリンクバナーを想定するとわかりやすいです。

ページビュー数 > インプレッション数 となる時

Google Adsense で表示される広告など、複数の広告がある程度ランダムで表示される場合です。
上の画像だと、総ページビューは 13 ですが、広告1のインプレッション数 は 8、広告2のインプレッション数は 5 になりますね。

「インプレッション」には略語がないの?

ところで、「ページビュー」=「PV」なのに、「インプレッション」の略語は何だろうと思いませんか?

インプレッションは主に広告で使用しているので、1,000 インプレッション数 = Million(Thousand) として使用されています。
例えば、広告の表示回数によって費用が発生する場合、10,000 回表示で100万円かかるとしたら、

1,000,000(円)÷ 10(千回)= 10万

となります。これを Cost Per Million(CPM)と言います。

セッションって何だろう

セッション(Session)はそもそも「活動期間」などの意味を持つ英単語ですが、アクセス解析では「セッション数」=「訪問数」です。人数ではなく回数です。

ページ閲覧の流れサンプル(セッション)

ホームページにアクセスして、ページを見て回って(回遊して)、外部ページやウインドウを閉じるまでの一連の流れを「1セッション」と考えます。ただ、一定期間(Google Analytics は 30 分)に再訪問した場合は、セッションが継続しているとみなされます。

上の図だと、A さんのセッション数は 1 です。
B さんは P2 から一度離脱しています。P2 を見ていたのが0:10として(すみません抜けてました)、もう一度 P2 に再訪問していますが、30分以上経っているので新しいセッション(訪問)とみなされます。再度離脱(この場合は直帰)して、30分以内に再訪問しているので、セッション数は 2 となります。

初級ウェブ解析士の内容で、ここがわからなくなってしまうことがよくあります(経験談)。

ユニークユーザーって何だろう

ユニークユーザー(Unique User = UU)数とは、「訪問者数」です。こちらは人数です。

ページ閲覧の流れサンプル(ユニークユーザー)

Aさんが、何十ページ閲覧しようと、何度アクセスしようと、同じ人なので UU は 1 となります。

「同じ人」と判断している根拠は?

Google Analytics は、クッキー(Cookie)を発行して判断しているようです。その期間は2年間。再訪問すれば更新されます。つまり、クッキーを削除すれば新規訪問者と判別されます。そしてブラウザが変わったり、端末が変わったりしても別人と判別されます。
IP アドレスで判別する場合もあるようですが、これらはツールの仕様を確認しておきましょう。

Google Analytics は、ユニークユーザーと新規ユーザーとリピーターの考え方に癖がある(といっても他のツールをよく知っているわけではないのですが)ので、参考ページを紹介しつつ、解説はまた後日~。

参考:ユニーク ユーザー数と新規とリピーターの違い – アナリティクス ヘルプ

初級ウェブ解析士向けの用語集
初級ウェブ解析士の問題で、よく混同してしまう方が多いようです。同じ「リ」のつくものだからでしょうか?

リファラーって何だろう

「リファラー(Referer)」とは、「参照元」のことです。
現在のページの前に開いていた URL を指します。

英単語の「参照元」は「Referrer」なのですが、php などで環境変数を取得する際など、コンピュータ用語としては「R」が抜けてるんです。歴史的経緯があるようですね。

参考:HTTPリファラ – Wikipedia

ノーリファラーって何だろう

「ノーリファラー(No Referer)」とは、その参照元が取得できない場合のこと。
例えば、下記のような場合が挙げられます。

  1. メールソフトから URL を開いた場合
  2. お気に入り(ブックマーク)から URL を開いた場合
  3. アプリやQRコードから URL にアクセスした場合
  4. javascript などで新規ウインドウで開かれた場合
  5. セキュリティソフトでリファラーを送らないようにしている場合
  6. SSL ページ(https://~)から非 SSL ページ(http://~)へ移動した場合
  7. meta タグによるページ遷移(リダイレクト)を行った場合
  8. ローカルファイルからアクセスした場合

結構ありますね。
これらはすべてノーリファラーとなってしまうので、「どこから来たんだろう?」というのを知るためには、URL にパラメーターをつけるなどの工夫が必要になるわけです。
ただ、パラメーターでも対応できない場合もあるので注意が必要です。

参考:サイトへのリンク元の種類 及び それらの計測方法と特徴 – リアルアクセス解析

リクエストって何だろう

「リクエスト」とは、サーバへの「要求」のことです。

ホームページにアクセスすると、ページが表示されますね。
端末から該当サーバに「ページを表示して!」という「リクエスト(=要求)」を送ります。
サーバはそのリクエストにしたがって、ページを表示しているのです。

サーバはリクエストに従って、HTML ファイルや画像などを表示しています。
リクエストへの返答を記録したものが生ログと呼ばれるもので、正常に表示できた場合には 200 番というレスポンスヘッダー情報が記録されています。
ファイルがなかった場合には 404 番、プログラムの内部エラーが起きた場合には 500 番など、ステータス番号が決まっています。

サーバ絡みの内容ですが、覚えておきましょうね〜

初級ウェブ解析士向けの用語集
わかりやすい参考記事:IPアドレスはどこまで正確にユーザーを特定できるのか? [アクセス解析Q&A] | Web担当者Forum

「IP アドレス」って何だろう

IP アドレスというのは、インターネット上における住所のようなものです。

ざっくり言ってしまうと、グローバル IP アドレスは一戸建て、プライベート IP アドレスはセキュリティマンションのようなイメージですね。
グローバル IP はインターネットに直接つながっていますが、プライベート IP は1つのグローバル IP を玄関として、ルーターなどで自動・手動で割り当てられるアドレスです。マンションの各部屋は個人で使っていても、メイン玄関は共有されているのと似ています。

住所で考えた場合、下記のようなイメージです。例えがおどろおどろしくてスミマセン。

地獄野4丁目9-1 = グローバル IP

地獄野4丁目9-2 針山マンション = グローバル IP

地獄野4丁目9-2 針山マンション4649号 の「4649号の部分」= プライベート IP

IP アドレスは接続のたびに変動しているものもあります。
ガラケーの IP アドレスは典型的な例で、インターネットに繋ぐたびに IP アドレスが変わります。

自分の IP アドレスを知りたい場合は、下記が参考になります。

参考:アクセス情報【使用中のIPアドレス確認】

このように IP アドレスは必ずしも固定ではありませんが、決められた範囲内で変動しています。
インターネットプロバイダや大企業、自治体の IP アドレスはある程度決められているので、アクセス解析ツールで「地域」(国内だけに限りません)や「プロバイダ」、「組織名」(大企業に限りますが)からのアクセスをある程度把握できるというわけです。

他にはどんな風に使えるの?

「接続元をある程度判別できる」「ガラケーの IP の範囲は決まっている」ということから、ウェブ解析では下記のように使用することがあります。

  • 同一のアクセスとみなし、訪問数(セッション)をカウントする(30分以内の同 IP = 1セッション など)
  • アクセス解析ツールの排除 IP を指定する(関係者の端末からアクセスするグローバル IP など)
  • IP アドレスからガラケーからのアクセスを判別する(ユーザーエージェントを偽装させない)

IP アドレスの特徴を押さえておきましょう~

用語参考:IPアドレスとは (IP address) (Internet Protocol Address): – IT用語辞典バイナリ