はい、ごめんください。ひじり@雪国のウェブ解析士です。

ここ数日ぐったりして Advent Calendar を落とすどころか、ツイッターも見ていませんでした。と言っても、仕事も楽しんで、家庭も楽しんで、ネットも楽しみたい欲張りなので、気を取り直して浮上します。
WEB解析 Advent Calendar 2012 18日目の記事です。

追記:2012/12/19

GAならアドバンストセグメント「直帰以外の訪問」もオススメ
更に周辺情報も加えて提案すると説得力、納得感が増しますね。

と、ウェブ解析士協会の江尻さんからコメントをいただいたので、6. を追加しました。

さて先日、リニューアルのご相談をいただきました。

何も考えなければ営業担当が先方の話をハイハイと伺って、「じゃ、この金額でできますよ」と見積りを出す流れが少なくないのですが、雪国のウェブ解析士を名乗るからには、それで終わらせるわけには行きません。

先方は「今あるコンテンツを整理したい」(リニューアル時にはよくあることですね)というご要望があるので、実際の利用者の動向を踏まえつつ、アクセス解析から現在のニーズを調べることで、優先させられるコンテンツを提案することにしました。

アクセス解析の目的と確認ポイント

今回は現在のニーズを調べます。ついでに、現状がわからなかったので、サイト全体の直帰率や離脱率、平均PVなどをざっと確認しました(これはデータの海にハマリかねないので普段はしないほうが良く、項目を決めてちゃんと定点観測しておくべきです)。

ニーズを調べるには、下記のような項目が参考になります。もちろん、状況によってはこれに限りません。

1. PV数の多いページはどこか?

言わずもがな、需要の高いページです。
サイト全体の場合と、最初に表示するページ(ランディングページ)の場合を確認しておきましょう。
それぞれに違いが出たら、どうしてその違いが出たのか考えてみます。

2. コンバージョンのページに遷移しているページはどこか?

お問い合せや資料請求など、コンバージョンのページに遷移しているページを調べます。
実際に送信されてくる問い合わせなどのメールが少なくても、何らかの意図を持ってそれらのページにアクセスしたわけですから、その前のページがコンバージョンを喚起している可能性があります。

3. 新規訪問の割合別に、直帰率が低く、訪問別PVが高いキーワードはどれか?

1回の訪問でホームページ内を回遊するということは、その分興味があるということ。
意図しないキーワードで訪問別PVが多いキーワードは、ニーズを探れる宝箱です。
新規訪問の割合が高いキーワードは新規顧客獲得のヒント、逆に低いキーワードはリピーターへリーチできるヒントがありそうですね。

4. 直帰率、離脱率の高いページはどこか?

現状改善のヒントとして、直帰率や離脱率の高いページがどのページかを把握しておく必要があります。値が高いことを問題にするのではなく、それらのページで何が起きているのか?を考えます。

5. モバイルの場合とモバイルを抜いた場合とでは上記の違いがあるか?

パソコンとモバイルでは使っている状況が違うので、モバイル用サイトを最低限のコンテンツにする場合は、特に把握しておく必要があります。
違いがある場合は最適化する余地に気づくことができますね。

また、デザインや対応端末の判断のために、ガラケーの使用率や現在の対応ブラウザのシェアを見ておくといいですね。

6. アドバンスセグメントで「直帰以外の訪問」のみに制限してみる

つまり、1ページ閲覧しただけで帰ったユーザではなく、複数ページを閲覧したユーザのみを対象にして絞り込むわけです。そうすると、サイト自体に興味を持っている(可能性が高い)ユーザのアクセス状況がわかるわけですね。

ちなみに、新規のお客様にいきなり「アクセス解析データを見せて下さい!」と言うのはいくらなんでも無謀なので、せめてリニューアル前に現状把握のためのアクセス解析を入れてもらうこと、データがあるとこんなことがわかることなどをお伝えしたほうがよろしいかと思われます、はい。

はい、ごめんください。ひじり@雪国のウェブ解析士です。

一般社団法人 ウェブ解析士協会 代表理事の江尻さんより、ツイッターで行動規範のページを教えていただき(今更!?)、まだまだ自分の中で消化しきれていなかったので自戒も込めてエントリー。

参考:ウェブ解析士行動規範 – ウェブ解析士認定講座・検定 | 初級・上級・マスター3つの資格を用意

行動する人であれ

ウェブ解析士の顧客が企業だとすると、その企業の顧客は消費者だったりまた別の企業だったりしますが、ウェブ解析士にとっての「お客様のお客様」がいかに良いサービスを受けられるかが、まず最初にあります。

良いサービス、というのは、「お客様のお客様」の満足度が高いこと。高い満足度のサービスを提供することで、企業、つまりウェブ解析士にとっての「お客様」が収益を上げる。

そしてその効果を受けて、ウェブ解析士が PDCA サイクルを回す。するとまた「お客様のお客様」にリーチする。

この循環を作るのが、ウェブ解析士のお仕事なのですね(ビジネスが軌道に乗れば、ウェブ解析士はお役御免といきたいところですが)。
ここには、実はウェブという言葉が出てきません。ウェブのデータをメインに扱うことはしますが、視点はウェブに限らないですし、限ってはならないのですね。

1.事業の成果を上げ、産業を振興します
ウェブ解析士の目的は「ウェブを改善すること」ではありません。「ウェブ解析を通して事業の成果に貢献すること」です。クライアントと、成功も失敗も共有する関係を築き、お互いが成長することを喜びとします。ウェブ解析士は、経験を積むためにボランティアを行うこともありますが、原則、ビジネスとしてウェブ解析を行います。ウェブ解析のプロとして、産業を振興し、社会に貢献します。

実際、ホームページの改善ポイントがわかるようになりますが、それは目先のことでしかありません。間違ってはいけないのは「事業の成果に貢献する」ということ。成功も失敗も共有、って、すごく信頼関係がないと難しいように思いますが、起こるのは失敗ではなく双方にとっての気づきだと思っています。

元々失敗しようと思ってビジネスを行なうような人はいないはずです。何よりも「お客様のお客様」を意識して、こうすれば良くなるはず!と行動した結果が利益に結びつかなくても、現実と想定の違いをデータとして出すことができるので、固定観念を変えられる、という成功になるわけですね。その点、「失敗」というのは何の気づきも得られなかったり、自己満足で終わってしまうことを指すのでしょう。

2.顧客主義を貫き、行動します
ウェブ解析士はユーザの声を事業活動に生かす方法を提案します。クライアントから報酬を得る立場でも、勇気をもってユーザの声を伝えます。さらに、ユーザの声をもとに仮説を立て、行動します。行動なきウェブ解析に価値はないと考えるからです。

行動!行動!行動!

ゲシュタルト崩壊を起こしかねないほど頻繁に見かける言葉ですが、じゃあ「行動」って何ですかね?データを見る?レポートを作る?仮説を立てる?提案する?

レポートを作るのは行動を促すための道具(議題)を作るものですので、ちょっと違いますね。ウェブ解析士の行動とは、「実際に関係者を集めて定期的なミーティングを行い、意見を交わしながら次の施策のスケジュールを立てて実行するよう促す」ことではないかなあと思ってます。PDCAの回し役ってことですね。

3.あらゆるデータと真摯に向き合います
ウェブ解析士は、ユーザとクライアントが幸せな関係を築くために、データを根拠として組織を変革する者です。それによって、社会をより良い方向に変えることができると信じています。そのため、アクセスログやウェブマーケティングツールにとどまらず、事業の成果につなげるために必要であればウェブと直接関係のないデータも分析対象とします。

データを元に分析を行うのではなく、仮説を元にデータ分析を行なうのです。ウェブのデータは膨大で、何でもわかりそうな気もしますが、それに振り回されては本末転倒です。仮説を検証するデータがウェブになければ、そっちも分析する必要が出てくるわけですね。

逆に、お客様である企業側が「このデータはウェブとは関係ないから見せられない」という対応では問題が生じてしまうこともあります。そのためにウェブ解析士は、一番最初にNDA(機密保持契約)を結び、絶対の信頼を得て、すべての関連データを道具として使うことができるのです。

4.誰もが機会を得るため、実務と教育を両立します
ウェブ解析士は、誰でも望めば学び、教え、解析をし、解析を受ける環境を作ります。実務でリアリティを持つこと、教育でポリシーを守ることにより、有用な実績と人材育成につなげます。実務と教育の両軸を回すことは、ウェブ解析士が持つ重要な価値感です。

初級ウェブ解析士を受講した方々は、「ウェブの使い方が体系的にまとまっていて、効率よく学べてすごい!」という感想を持つことが多いようです。それだけに、実務に活かせる内容なんです。

ただ、具体的にどうしたらいいだろう?というところは各環境それぞれなので、「こういう場合はこう」という “how” まで網羅されているわけではありません。でも失望する前に、与えられた内容だけでなく自分たちで「こうしていこう」「こういうところが変わったな」と、考えていただきたいところです。何よりも経験ですから。

5.顧客情報の保護と実務経験の共有を両立します
ウェブ解析士の取り扱うデータは企業秘密情報であり、契約や情報管理においてユーザ及びクライアントにリスクを与えないよう厳重に管理します。一方で、経験を共有する活動を怠ってはなりません。経験を積極的に共有することで、ウェブ解析士全員が解析の質を高めることを喜びとします。

自分だけの知識に留めることはせず、情報を共有して、よりよい提案・施策ができるような環境が整っています。もちろん、企業秘密に関わることは絶対に漏らしてはいけません。NDAに抵触しないことが前提です。(場合によっては資格を剥奪されます)

上級ウェブ解析士の資格を取得してメーリングリストに招待されたのですが、有用な情報が交わされていて驚きました。たくさんのウェブ解析士と情報共有することの一番のメリットは、自分の視野を広く持つことができること、だと思いましたね。

WEB解析 Advent Calendar 2012 12日の記事でした。

はい、ごめんください。
WEB解析 Advent Calendar 2日目にしてかなりぶっちゃけた話題です。(2013.2.13 評判をちょっと追記)

温度差の壁

「ウェブ解析の重要性はわかった、すごいよコレ!」
「ウェブ解析のコンサルティングスキルって、かなり強い武器になるね!」

その思いは確かなはずです。でも、資格を取った後の先がよく見えないというのもあると思います。資格を取った方でも、「すごい知識を得た!」・・・で、終わってしまう場合が少なくないようです。

そんな状態ですから、顧客に「ウェブ解析をしましょう!」と言っても、

「うーん・・・すごいのはわかったけど、今はこっちを優先したいから。機会があればね」

と返されることも珍しくないと言えるでしょう。

デザインが古くなったからリニューアルしたい、とか、
CMSを入れたいからリニューアルしたい、とか、

手段が目的になるよりも前に目標を達成するための提案をすることで、効率の良いデザインや仕組みづくりを行なえるようにすることが、ウェブ解析というスキルです。
でも顧客がすでに大まかな内容と予算を想定して制作依頼をしていると、ウェブ解析は「予算外」になりかねません。

これは地方に顕著だと思いますが、知らないしわからないし他もやってないし実績もよくわからないからやらない、というのは何でも少なからずありますね(これについてはまた後述します)。ウェブ解析士という資格自体もまだ新しいものですから。

この温度差こそが、「ウェブ解析は食っていけない」という大きな理由だと思います。

ウェブ解析士の評判は?

全体的な評判は悪くはないようです。ただ、「高いよね!」という感想は必ずもらいます(笑)

初級を受けた方 ・・・ 「アクセス解析の使い方(運用の仕方)がわかった」「テキスト読むだけでも面白いね!」「ウェブ制作を仕事にしている人なら楽勝じゃね?」

上級を受けた方 ・・・ 「む、難しい…受かる気がしない」「マーケティングのことがわかって良かった」「初級だけじゃ物足りないから上級は受けておきたいな」「マスターはいいや」

ネット界隈ではこんな評判が散見されますね。私の地域ではそもそも「ウェブ解析?なにそれおいしいの?」という反応なのですが、ウェブ解析士の事を知っている方には「便利そう!」という感想をいただいています。

ただし、まだ「ウェブ解析をしてもらったらこんなに売り上げ上がったからみんなもオススメだよ!」という方には出会ったことがありません。こ、これからがんばるんだ・・・(握り拳)

ウェブ解析のスキルだけでは独立できない?

できなくはないでしょうが、上記の「温度差」があります。
もし仕事を見つけても、工数に合わない費用で請け負ってしまい、自滅してしまう場合が多いのではないでしょうか。

また、上級ウェブ解析士の資格だけでは実技能力が足りず、本当に成果の出せる提案を行なうのは難しいと感じます。独立を目指すなら、やはりマスターまで取得する必要があるでしょう。

・・・16歳の誕生日を迎え、初めてお城からフィールドに出て、スライムを倒して傷ついたら城に戻る。たくさんのモンスターを倒して、少しずつ成長して、ようやく家に帰らなくても自分で冒険できるようになる。

ウェブ解析士と所属する会社の関係って、こういうことなんじゃないかと思います。一見、薬師や学者や魔法使いのようですが、意外と戦士系です。呪文を唱えても効果は薄く、経験を積んで力をつけなくては能力を発揮できません。

(余談ですが、CSSやコードスニペット=魔法みたいなものだと勝手に思ってます。もちろん、使い方次第で変わるので各個人のセンス(経験)が関わってくるところではありますが。それも含めて、まさに現代魔法だな〜と)

ウェブ解析をメインにするなら、「成果を出せる」能力が必須です。
でも、サブスキルとするならこんなふうに活かすことができます。

ウェブ解析スキルをサブスキルとして活かそう!

ウェブデザイナー × 初級ウェブ解析士

デザインだけしているというのはあまりないと思うので、ウェブクリエイターと言った方がいいのかな?ユーザを軸にしたデザインをシステマチックに考えられるようになります。

デザインは好みによって判断がわかれるだけに、誰か(作り手・相手)の自己満足で終わってしまいかねません。「良いデザイン」=「目的を実現するデザイン」だと思いませんか?

数字は苦手…という方は、むしろがんばって上級まで勉強すると、パズルを解く感覚に近くなるので上級の方が楽しいかも。

ウェブマスター × 初級ウェブ解析士

営利・非営利に関わらず、ホームページを管理している人には、初級テキストがオススメ。アクセス解析の(ツールの使い方ではなく)基礎を知ることができ、それを踏まえたウェブ解析の知識が身につきます。
コンバージョンは、物を買うだけでなく訪問者の欲求を満たす内容でもいいんですよ。

ウェブディレクター × 上級ウェブ解析士

方向性を決めるための指針を、データから読み取れるようになります。説得力のある提案やプレゼンができ、戦略の幅も広がります。
ライバルを知り、差別化を図ることができるようにもなります。

ウェブ解析士に求められるスキル

総合的なスキルを求められるのですが、得意分野があってもいいと思います。アクセス解析が得意、マーケティングが得意、改善案出しが得意、など。

でも一番必要なのは、提案力なのかなあと思います。

すごさをわかってもらう、だけでは進みません。もっと具体的に突っ込んで、「御社はこれを目指していて、今こういう状態のようですが、ここに問題がある/ここを伸ばす余地があるので、こういうことをやってみるとこういう結果が期待でき、御社の目標にこれだけ貢献できますよ」とまで言う。

これって徹底的な顧客目線ですよね。ウェブ解析士は、ウェブを用いて顧客と同じ視点から改善提案をしていくプロフェッショナルとも言えます。

そんなわけで、冒頭の温度差については、どれだけ顧客目線に立てるかで、ある程度緩和できるのではないでしょうか。ダメな時はダメなんでしょうがw、熱意が伝われば次の機会につながるかもしれません。
その時は「じゃあアクセス解析だけ入れておきましょう」という提案なら受け入れられる可能性が高いです。データが蓄積されれば、更に精度の高い提案もできるでしょう。

・・・以上、この記事がウェブ解析士の資格を取ってみたいなーと思っている方の背中を押せれば幸いです。

一般社団法人ウェブ解析士協会の公式サイトはこちら↓
ウェブ解析士認定講座・検定 | 初級・上級・マスター3つの資格を用意

さて、本日12/2は上級ウェブ解析士の二日目真っ只中。受かれば新潟県では初の上級ホルダーということに(というかこういう記事書いててまだ取ってないんかい、というツッコミh)。二日目のレビューはまた次回!

14. 11月 2012 · 個人で仕事の請負先を探すのに最適なサイト4つとそれぞれの特徴をまとめてみた はコメントを受け付けていません。 · Categories: WEB制作 · Tags:

I think...........................ちょっと興味があったので、個人で請け負える仕事のマッチングサイトにいくつか登録してみました。(クラウド・ソーシングと言われているものです。でもこの言葉は新しすぎて、個人的にはまだちょっと違和感ありますが)

そこで受注者側として気になったところをまとめてみました。ちなみにウェブデザイナーや開発者など、スキルを持った方向けのところで良さげなところを選びました。Yahoo! もクラウドソーシングを2012年冬にはじめるそうですが、このあたりは小遣い稼ぎにちょうど良いと思います。(2012/11/14:2件追加修正)

Crowd Desk(クラウドデスク)

「クラウドソーシング」サービス【Crowd Desk(クラウドデスク)】 by i2i

2012/11/14現在の登録メンバー(ユーザー)は561名。(ユーザー一覧の件数より)
ウェブ制作系は運営会社からの依頼案件が目立ち、それ以外はブログ記事などのライティングが多い印象。ウェブパーツのi2iサービスが運営しているようですが、個人的にはあまり大きな強みとも思えず、下記サイトより機能もデザインも見劣りして、正直大丈夫か…と思わざるを得ません。
ただ、人が少ないだけあって自身の提案が採用される率は若干高めかと思います。
ちなみに gmail で登録すると確認メールが迷惑メールとみなされるので注意。

プロフィールについて

本人確認書類の提出はできますが、スキルや経歴のあたりはかなりざっくりしていて、入力項目は少なめです。内容によってはアピールできるところですね。Twitter とか mixi とか、使用WEBサービスの項目とかありましたよ。

手数料について

参考:ご利用ガイド【Crowd Desk(クラウドデスク)】 by i2i
受注者が負担します。高いものは若干安くなります。

  • 100万1円以上:3% ← 最安値?
  • 10万1円~100万円:5%
  • 5万1円~10万円:10%
  • 1円~5万:15%

報酬について

基本的に固定報酬で、発注者から提示する場合と、受注者から見積りを行なう方法があります。
振込依頼を行った翌月の20日に振り込まれます。3,000円から出金(振込依頼)でき、銀行への振込手数料は一律315円です。

機密保持契約について

利用方法に明記されてないので、利用規約の中にあった内容で交わしたということになるようです。

SOHOビレッジ

SOHOビレッジ – SOHO、フリーランス、個人事業を応援するコミュニティーサイト 仕事情報を満載

登録ユーザー数は不明ですが、1996年から運営されている老舗サイト。今でこそ多機能のマッチングサイトがありますが、仕事と受注を結ぶというより、こちらは仕事を通して人と契約するためのサイト、というイメージが強いです。案件もウェブ制作や開発が多いですね。

ユーザーも、ちゃんと独立して生計を立てているフリーランスの方々が多いようで、事務局側は「場は提供するからあとは頑張ってね」なスタンス。だからなのか、制作者同士が交流できる掲示板があります。

プロフィールについて

写真は Gravater のもの。プロフィールもものっそシンプルな入力欄で、改行すらできません。
それだけに自分のサイトを持っている方は、そちらが情報源になるので強いかも。

手数料について

事務局へ支払う手数料はありません。ただ、6ヶ月間活動しないとアカウント停止されることがあるようです。

報酬について

テンプレートとして提示された額がないので、すべてクライアントとの交渉で決まります。事務局へ支払う手数料がないということは、支払についても詰めておく必要があるということです。

機密保持契約について

必要に応じてクライアントと契約する必要があります。仕事をするにあたってどこかに掲載しておくか、テンプレートとして作っておくと便利ですね。

クラウドワークス

エンジニア・デザイナーのクラウドソーシング【クラウドワークス】

現在ベータ版。2012/11/13現在の登録メンバーは8147名。開発や運用チームに入って仕事をするような、割と高額な依頼が多いイメージ。

それだけにスキルは勿論、実績を求められる傾向があるようです。手が空いている時にやるというよりも、ちゃんと仕事を請け負いたいという方向けかな。中規模の依頼が多いので、仕事の発注頻度はやや少なめ?

プロフィールについて

基本匿名制ですが、本人確認書類の提出ができます。
ツイッターアカウントの入力欄はありましたが、自サイトのURL欄がないので、このあたりはPR文で対応。Githubユーザー名の入力欄もあるので、やっぱり開発者向けの匂いが強そうですね。
スキルについては割と自由に記述できます。WordPress でタグを選ぶイメージ。
受注実績がドーンと出るので、0件だと寂しいですなあ…

手数料について

参考:ご利用ガイドとルール【クラウドワークス】
受注者が負担します。発注者が支払う費用から天引きされるイメージ。現在ベータ版なので下記のようになっています。

  • 20万円超:取引金額の5%
  • 20万円以下:取引金額の10%

2013年1月1日からは下記に変更されます。

  • 20万円超:取引金額の5%
  • 10万円超20万円以下:取引金額の10%
  • 10万円以下:取引金額の15% ← New

報酬について

固定報酬制、時給制共に対応しています。
1,000円出金、50,000円出金、キャリーオーバー制度があります。キャリーオーバー以外は毎月振り込まれるわけですな。銀行への振込手数料は105円(楽天銀行)/525円(他口座)かかります。

機密保持契約について

利用規約の中でクラウドワークスと交わすことが条件になっています。基本的に、お仕事の具体的な話は口外してはいけません。

Lancers [ランサーズ] (おすすめ)

Lancers [ランサーズ] – 仕事をフリーランスに発注できるクラウドソーシング

Lancers.jp

2012/11/13現在の登録メンバー(ランサー)は103,522人。桁が違いますね。日本最大級です。

クラウドワークスよりも単価の低い案件が多いです。特に、タスクと呼ばれる打ち込み系の案件は10円くらいから。逆に、それだけ気軽に対応できるので、アフィリエイトを数円単位で一喜一憂しているくらいなら、シコシコ文章書いたほうが良いのかもしれません。
ブログの文章代筆案件が予想外に多く、それができるくらいなら個人でやってアフィリエイト仕込めば儲かるんじゃないか…とも思ったりもしたのですが、ある意味ここはそういう経験を積む場所とも言えそうです。

開発案件よりもデザイン系の案件が目立ち、ロゴのコンペも頻繁に行われています。発注側が提案内容を公開していることも少なくないので、色々な方のデザインを目にできるのは創作欲を刺激されて、キモチイイですね。
コピーライティングやネーミングの案件も少なくないので、アイディア勝負だけでもできるので本当に手軽です。そのような少額案件から、数十万単位のホームページ制作案件も目立ちますね。
仕事の発注頻度はかなり高いです。これらの提案をすらすらできるように頑張ると、提案力はかなりつくんじゃないでしょうか。

プロフィールについて

基本匿名制ですが、本人確認書類の提出以外にもランサーズチェックと呼ばれる評価や、電話番号認証(手作業なのでしばらくかかるのかな?)があります。
スキルは選んで自己評価レベルを設定できますが、40分40問のテストの得点を表示することもできます。自分の力試しにと思って受けてみましたが、総合力をみる思惑があるせいか「こんなん使わないだろ…」と思う問題もしばしば。

手数料について

受注者が負担します。クラウドワークスと同じですね。

  • 20万円超:5%
  • 10万円超~20万円以下:10%
  • 10万円以下:20% ← ここが CW より高め

報酬について

参考:利用ルールと料金 | Lancers

固定報酬、時給制共にどちらも対応できます。
3,000円から出金(振込依頼)できますが、出金依頼を受けた翌月の20日に振り込まれます。
銀行への振込手数料は105円(楽天銀行)/525円(他口座)かかります。CW と同じですね。

機密保持契約について

自分のプロフィールとして機密保持確認を行うことができます。内容をよく読んで、本名で契約します。仕事の内容によっては、提案前に再度確認事項をチェックする必要があります。

 

色々比べてみて、手軽にできるのはランサーズかなあと思いました。
クラウドワークスも登録しておき、面白そうな案件に手を挙げるのが良さそうです。
継続して仕事したい場合には、SOHOビレッジで相手を見つけるとか。
クラウドデスクは新しいので、案件をこなしておくとシニアになれる可能性大ですね。

クラウドソーシングは個人の登録が多いので安売りのイメージが強いのですが、自分を卑下する必要はないはずです。自分のポリシーを持って、クライアントと良い関係を築いて行けるのが理想ですね。