12. 11月 2013 · 2 comments · Categories: WEB制作 · Tags: ,

やばーい!となる前に。ちょっとアメブロからの移行をお願いされたのですが、その期間に色々考えることがありました。

やっぱり、私の周りでもアメブロ使っている人多いです。FC2はあまりいないのですが。

前からずっと言われていることなのですが、どうして商用で無料ブログを使っちゃいけないのか、ということを書き連ねてみました。言いたいことは最後の一文です。

ちなみに、サービスを妨害しようという気はありません。使っている方を卑下する気もありません。そもそも個人で使ってる方は、楽しそうで何よりです。

ただ、「ああ、やっぱりもったいないよね。そうだね。何とかしたいな」と思っていただければ嬉しいです。

よくある理由1:SEOが不利

アメブロの場合、URLが http://ameblo.jp/(アカウント名)/ という形になっています。

Googleは、同じドメインの記事を多くは出さない傾向にあります。今回の場合、ドメインというのは ameblo.jp の部分です。

そのため、検索したキーワードによっては、このドメインの制限を理由に、自分のブログが表示されないという事態に陥ります。

何が問題なの?

ここで何が問題かというと、自分自身の努力ではなかなか表示させることができないという点です。希望するキーワードで来て欲しいのに、表示させたくても表示されないのは、通常のSEOより困難です。

アメブロはすでに何千という記事を書いている人もいますから、一部では参入障壁が天高くそびえています。
そういう場合には、独自ドメインでがんばったほうがずっと楽です。

ただ、例外もある

FC2では http://(アカウント名).fc2.com/ となるので、(アカウント名).fc2.com の部分がドメインになるため、個々のブログが掲載制限にかかることは(今のところ)ないと考えられます。

FC2のようなサブドメイン型のブログサービスは、ここで言われている内容とは(今のところ)無縁ですね。

また、別のキーワードならすんなり上位表示するという状況も十分ありえます。

「うちはニッチなサービスだし、そんなにお客さん来なくてもいいから十分」と、現状に満足されている方もいらっしゃるでしょう。だって、店舗名でなら表示されるんですもんね。

時々、「○○というキーワードで1位に表示!」となっていても、それはその人のパソコンだけで、他の人が検索したら次のページだった、ということもありえます。(パーソナライズ機能というものです)

よくある理由2:商用利用が禁止されている

商用利用厳禁!?アメブロは商用利用が禁止されているからやめとけ!というのはよく言われます。私も言ってました。

下記は2012年10月の記事ですが、どうやら「やりすぎなければ大丈夫」という状態のようです。

参考:アメブロの商用利用は禁止なのか? 公式に確認してみた | Web担当者Forum

何が問題なの?

グレーゾーンだという事はもちろんですが、出る杭は打たれます。雉も鳴かずば撃たれまい。そんな状況。

グレーというのは、ブログからご自身のサイトに集客するのはアリですが、ブログをサイト代わりにしているのはNGです。つまり、アメブロで完結している場合は、消されても文句は言えません

だから「お金がなくても大丈夫!」「アメブロだから無料だよ!」と謳ってるようなところが、今後心配でなりません。特に、ママさん向けの起業とか、よくわからない人が「それだけやっときゃOK!」みたいに言われていたら……

「うちみたいな小さなところは大丈夫でしょ?ばれないばれない♪」っていう人は、利用規約に反していることを承知のうえで、消される覚悟ができてるんですか?と問いたい。

何より、お客様に迷惑がかかるということをもう少し自覚して欲しいと思います。

例外があるとしたら

上記の記事を元に考えると、公式サイトへの流入源としての利用は認められています。ただ、それが活用できるかどうかは別問題。

よくある理由3:独自ドメインが育たない

Curious leafホームページは持っていないけど、アメブロはやってる。という人は、先に上げたとおり辞めたほうがいいです。

というわけで、ホームページを持っているけれど、メインはアメブロ、という人。

これはプロバイダの無料スペースにホームページを持っていて、更新がうまくできないからアメブロでやってる、みたいな状況でしょう。
百歩譲って、これなら利用規約に(白に近いグレーですが)反しているとは言いがたいので、目を瞑ってもらえる可能性は高いと言えます。

ただ、わざわざ独自ドメインでホームページを持っているのに、無料ブログをやっている人は考え直したほうがいいです。

何が問題なの?

条件は上記と一緒なので、違反だなんだということは重要ではないのですが、思い入れがあるはずの屋号(独自ドメイン)が育ちません。

つまり、自分のホームページが無料サービスより下に格付けされている状態です。

現実では、いつか自分のお店を持ちたいな…!と思っている人は多いと思います。そのお店を持ったのにも関わらず、ライバルもひしめくテナントを間借りしている状態です。

せっかくお店を持ったのだから、そっちにお客さんを呼んで、どんなお客さんが来ているのかを把握して、ちゃんとおもてなしできるようにしておくべきではないでしょうか。

例外があるとしたら

無料ブログをメインにせず、集客ツールとするべきです。

たとえばサイトに設置したブログを更新したら、無料ブログにはサイトを更新した旨の記事を書きます(もちろん手動で)。これはFacebookページの使い方と同じですね。

面倒だ、意味が無いと思うなら、統合してしまえばいいのです。
でも、集客の効果を感じているならやってみて損はないでしょう。

それでホームページに来てくれれば、サービスに興味を持ってくれている証拠でしょうし、そうでなければ、ただの冷やかしです。そんな冷やかしのためにブログ書いてたって仕方ないでしょう。(アメブロはアクセス数が水増しされてるという話もあるので)

忘れそうなのでここら辺でもう一度書きますが、ビジネスで無料ブログを使った場合の話です。個人利用なら楽しくて良いと思います。

よくある理由4:バックアップができない

FC2はできるようですが、アメブロはできません。記事を消されたら完全抹消です。どうにもなりません。

アメブロがちょっと特殊なんですが、「みんながやってるから」「かわいいから」という理由で選ばれるのでしょうか。ピグとかもあるのかな。

たまに言われる理由1:情弱っぽい

Who's been using my phone?情報弱者っぽいというか…ここまで書いてたらそのものな気がしてきました……。

結局、ネットの世界において無知は罪なのです。

「だって誰も教えてくれないし!」という人が増えてしまったのは、ネットのインフラが急激に発展して、追いついて行けない人が多いからでしょう。

近年の行動パターンとして「商品を買うときはまず検索から入る人が多い」と言われているにも関わらず、「自分で調べることができない」という人が多いのが不思議ですね。

検索力さえあれば何とかなると思ってますが、ことネットの事になると「見てもよくわからない」と放棄してしまう人が多いのですね。

そのために、解析ランチというものを開催しています。ネットに関するなんでも相談所です。今更ながらの事でも大丈夫です。現状の相談でもウェルカムです。

たまに言われる理由2:解析がしにくい

ちょっと専門的になってきましたね。だからたまに言われる理由です。
ご自身のサイトならいろんな情報がわかりますが、外部サービスだと取りたい情報が取れません。

そもそも、「取りたい情報」が定まっていない場合がほとんどなので、よくわからずに無料ブログを使っちゃう状態とも言えそうです。

根本的な理由:要するに本気じゃない

Another view of Nermal on the laptopそもそも無料のサービスを使うということは、できるだけ消費を抑えたいという気持ちの現われなので、投資という考えはないのですよね。

これは無料ブログに限ったことではなく、一般的なホームページにも当てはまります。

なので、無料ブログを辞めました!独自ドメインでホームページやってます!

・・・だけでは、実は大して変わりません。

大事なことなのでもう一度言いますが、今回の話題はビジネスでブログをやっている場合の話です。

ということは、サービス利用費用等の見えるコストがかかっていなくても、人件費という目に見えないお金が関わっています。

そして(あまり向き合いたくない話かもしれませんが)ブログやホームページは、営業マンとしてお金をいただくことのできる可能性が十分にあります。

  • なんのために(ビジネスで)ブログをやっているのですか?
  • そのブログにかけた時間で、お客さんを呼び込みたくはないのですか?
  • 時間やお金を投資したいと思いませんか?

・・・そんなことを思うのです。

もうちょっと金臭い話を(オブラートに包んで)すると、

  • 毎月いくら稼ぎたいですか?
  • どのくらいのお客様にお世話になれば良いですか?
  • そのために、ブログやホームページができることはなんですか?
  • どれくらいのアクセスがあればいいと思いますか?

と、目標から掘り下げてみると現実が見えてきます。

もちろん、現状のビジネスでネットの役割がほとんどないということもありますので、一概に「ホームページ頑張りましょうよ!」とは言えません。

私はネットを大事にしないと生きていけませんが、リアルのつながりで事業を営んでいる方も多いです。というか周りはほとんどそんな感じです。

そんな中でもインターネットを活用していかないとだな〜と思われている方は、呑気に無料ブログなんてやってる場合じゃないんです。

 

はい、言いたいことは最後の1文だけです。

大事なことなので、言い回しを変えてもう一度。

ネットでお仕事を広げていきたいと思っている方は、呑気に無料ブログなんてやってる場合じゃないんです。

 

24. 6月 2013 · [WP] WordPressでページのURLを変えたい場合は Improved Page Permalinks が超絶オススメ はコメントを受け付けていません。 · Categories: WEB制作 · Tags: , ,

WordPress › Improved Page Permalinks « WordPress Plugins

はい、ごめんください。

WordPressで「ページの」パーマリンクを変更したい場合は、「.html on PAGES」を使っていたのですが、ページの構造が複雑になってくると、親ページはスラッシュ(/)で終わらせて、子ページは .html で終わらせたい、という要望が出てきます。従来のホームページのURLを変えたくない場合などには頻出するのでしょうかね。

そんな時に救世主になった(と言うより単純に私が知らなかっただけ)プラグインがありました。

WordPress › Improved Page Permalinks « WordPress Plugins

このプラグインの何が嬉しかったって、子ページがなくても親ページとみなし、スラッシュで終わらせることができる点です。つまり、スラッシュ(/)で終わらせるか「.html」をつけるかを設定することができるんですね。

特定のプラグインが重宝しているからといって、そればかりに束縛されるのは良くないと反省。

15. 6月 2013 · フリーランス(個人事業主)のための税金対策を聞いて来ました はコメントを受け付けていません。 · Categories: WEB制作 · Tags: ,

Money Holeはい、ごめんください。
先日税務相談に行ってきたので、その内容をまとめました。

税理士さんと直接話のできた良い機会で、私にとっては目から鱗がボロボロだったんですが、税理士さんにとってみたら「今までずっとサラリーマンやってきたんだから無理ないわよ〜」と何度も言われるほど、常識だったという話です。

誰かの常識は、誰かにとっては価値があるもの、という典型例ですので、知っている方にとっては「今更!?」という内容だと思いますが、もし起業を考えている方の参考になれば幸いです。

ちなみに私は経理に関して、まったくのド素人(以前は「償却」や「控除」の意味もよく理解できてなかった)でした。そんな私でも起業できるんですから、すごい世の中ですねえ。

そもそもの「経費」の考え方

いくらドシロウトの私でも、さすがに 売上 ‐ 経費 = 利益 という式は知っています。

給料は経費になりますが、個人事業主は給料という概念がないんですよね。
事業のお金を個人的に使いたい場合は「事業主貸」となります。逆に、個人のお金を事業で使う場合には「事業主借」になります。利益が増えたら法人化して、給料という形で経費にすれば良いのでしょうが、まだまだ先の話です。

そんなわけで毎日の生活の中でどこまでが「経費」になるのか、フリーランスでは非常に曖昧です。

私の場合は事務所を借りることができたので、光熱水費は自宅と完全に分かれていますが、例えば、事務所のご近所さんに挨拶回りをした際に買ったお菓子などは経費になるのかな?という「なくてもなんとかなるんじゃないか?と思われる部分」がわかりませんでした。

結論は「事業を起こしたから掛かるもの」=「経費」という考えに

つまり、仕事でなくても掛かるものは経費にはならないというわけです。
例えば、下記は経費と考えられます。

  • 事務所に置いた観葉植物(事務所を借りなければ掛からない)
  • 事務所のご近所さんの挨拶回りに買った菓子折り(事務所を借りなければ掛からない)
  • 仕事のために着るスーツ(仕事のために使うわけです)
  • 昼時の商談をするために食べたランチ(仕事の話をするために食べてます)
  • 事業に関連する書籍(仕事のために買った本です)
  • インターネットや電話の通信費用(按分が必要になる場合もあります)

下の4つくらいが、ちょっと嬉しい部分じゃないかと。パワーランチって良いですね (*´ω`*)
ネット関係の仕事をしていると、通信費はほぼ経費として考えることができます。スマートフォンをプライベートで使うことがほとんどないと、もう100%としたいところですが、他人からしたら「いやいや、100%はないでしょ」と突っ込まれることがあり得るので、だいたい9割くらいで申告することが多いようです。

正直なところ、経費かどうかは自分しか判断できないということでした。そこは常識の範囲内で申告すればOKです。自分がこうです!と言い張っても、他人に「普通の人もやってるでしょ?」とツッコミが入らなければ経費と考えられますので、例えば、下記は経費と言うには無理があるものです。

  • 仕事するから使うようになった化粧品(毎日化粧するでしょ?)
  • 歩いて通うようになったので買ったシューズ(仕事でなくても履くでしょ?)
  • 事務所で食べるお昼ごはん(普通にみんな食べるでしょ?)

こうして見てみると、専業主婦でもやるものは経費にならないという判断基準が自分には一番合っているかもしれません。

赤字になると経営破綻の他に問題が?

Red post-it label, calculator and ballpen

売上より経費が高ければ、当然赤字となります。赤字になると何が悪いのかといえば、銀行からの融資が受けられなくなったりします(要するに信用問題ですね)。お金を借りているわけでもないので、他に何かリスクがあるのでしょうか?

ということを聞いたら、単純に「生活できないでしょ?会社続けていて大丈夫?お客さんにも迷惑かけると大変でしょ」という心配くらいだとか。結局、運転資金が底をついたら経営できなくなるので、事業をたたむしかない訳ですね。

毎月の経費がある程度落ち着いても前年度の所得税がドカーンとくるので、少なくとも最初の1年間の資金面は、かなり厳しくなります。でもそれはみんなが通る道と割りきって、個人事業主としては、赤い数字を見てもやる気(モチベーション)をずっと保っていられるかどうかが鍵になりそうです。

フリーランス1年目の節税?

そもそも、税金は「利益(=所得)」に掛かってくるものです。経費のほうが大きくなりがちな期間(開業したての1年間とか)は、節税よりも売上を上げることに注力しましょう。

利益が出た場合に考えるチェックポイントは以下のとおり。

  • 年間の利益が 38 万円以下だったら基礎控除で対応できる(税金かからない)
  • 年間の利益が 103 万円以下だったら基礎控除+青色申告で対応できる(税金かからない)

「控除」= いわゆる「所得控除」のこと

所得の年間総額から定額を所得税や住民税の対象外にできる = 所得の一部に税金がかからないことです。

基礎控除は、青色でも白色でも年末に確定申告を行えば、38 万円が控除されます。
プラス、青色申告(複式簿記)で申告すれば、65 万円が控除されます。

つまり、1年間の利益が 103 万円までは、所得に対する税金はかかりません。

「償却」= いわゆる「減価償却」のこと

長期に利用できる設備(≒資産)の費用を分割して経費とすることです。決まった期間+割合で計上する場合と、変動する割合で計上する場合があります。

開業費(開業準備費用)は償却できるということを初めて知りました(開業費=今後仕事をしていくにあたって必要な経費=長期に利用するためにかかるお金 と判断)ので、償却して調整することができるわけですね。

例えば、開業費として50万かかったとして、それ以外の経費で考えてみましょう。

  • 利益が 103 万円だった → 今年は開業費を償却しないで持ち越し
  • 利益が 153 万円だった →  開業費 50 万円を経費として換算 = 課税されない
  • 利益が 123 万円だった → 今年は 20 万円を償却 = 課税されない

償却期間は原則として5年以内です。20万→15万→10万→5万 とすれば4年で償却できますね。

ウェブ関係で起業したいと考えている方へ

ざっくりとで良いので、年間の事業計画書を作ってみてください。せめてこれくらいはできないと、後が大変です。

収入の項目として、どんなものがあるか。できるだけ確度の高いものを意識してください。そして、支出の項目も出来る限り挙げてみてください。だいたいは下記のようなものがあります。

  • 事務所等賃貸費用(借りる場合)
  • 光熱水費(自宅の場合は現状からどれくらい使うか考える)
  • 通信費(仕事で使う分の割合も把握)
  • 交通費(駐車料金も馬鹿になりません)
  • 印刷費用
  • レンタルサーバー料
  • 会場費(会場を借りて何かする場合)
  • 広告費(チラシやプレスリリースにどれくらいかかるか?)
  • 書籍・ソフト購入費用(必要毎月購読するものとか、必要になりそうなものなど)
  • 会費(有料会員の会費など)
  • 開業費(備品を揃えるためのもの)

経費としては掛からないけれど、把握しておきたい出費は下記のようなものがあります。

  • 健康保険料
  • 所得税(前年の所得で計算されます)
  • 医療費(持病がある人は特に)
  • 食費等の個人的な出費(仕事始めると意外と盲点です)

あと、自社サイトに手を掛けるためなどの内製(持ち出し)工数も把握しておくといいですよ。

こうやって出すもの出して眺めた時に、利益の目処が立たない場合は、焦ることはないんじゃないかと思います。気持ちが強いなら、今いる会社を説得するという手もあります。逆に説得できるくらいのスキルがつけば、営業活動も楽になるのではないでしょうか。

なんだかんだ言っても、「縁」だと思う

私の営業活動範囲はまだまだ狭いですが、色々な人とつながることで徐々に広がっています。ありがたいことです。こういう「縁」があることもひとつのタイミングを測るものではないでしょうか。自分一人でできることなんて、大したことないですからね。

お金の事は、必要な事は知っておくべき事として。先に挙げた計画の「方向性」(だからザックリで良い)を確認しながら、儲けてやる!と考えるよりも、どんどん活動していこう!と考えると、自然と仲間が増えていって、自分がやるべきことややりたいことが明確になります。活動の中で計画を修正するのも十分アリでしょう。

やらないとわからなかったところも多いです。そしてまだまだ知らないことも多いです。今まで苦手意識で手を出していなかったことを、必要に迫られたら何とかなると知って、むしろ仕事以外の新しいことを知るのが楽しい毎日です。簿記って取っておいて損はない資格かも。

上記の内容が間違っている、こうするといいよ、というご指摘は、ぜひコメント欄にお願いします。

コスギスロゴ

はい、ごめんください。
今日は娘の運動会で会場係をやっていました。午前中だけで終わったんですが、普段インドアな人間が炎天下に出るとそれだけでHPがじりじり減っていくのを実感しました。

さて、今回はおしらせと独り言のみです。

独立しました

5月31日、これまでお世話になっていた会社を辞めました。

大学卒業と同時に入社させていただき、独学で学んでいたサイト制作に携わり、デザインや開発、ディレクションなども経験させていただきました。お客さんにも目をかけていただきました。その間に結婚し、引越しし、2回の産休・育休をもらって仕事できていたので、本当にありがたい職場でした。

6月1日から、個人事業主として、フリーランスのウェブ解析士として独立することになりました。

屋号は「コスギス」です(初見の人は、(変な名前…)と顔に書いてあるのがわかります。わかってます)。夜になってしまいましたが、6月1日にサイトも公開しました。

ウェブコンサルティング&デザイン◇コスギス
http://kosgis.com

理由は、ウェブ解析が本当に面白かったから

ウェブ解析を学ぶにつれて、いつの頃からかもやもやしていたものがどんどん晴れていくのがわかって、自分では苦手分野だと思っていたことが、実はすごく楽しいことに気がつきました。

楽しいからという勢いだけで東京まで行って受けた上級の講師は初級にもお世話になった方で、色々な話を聞いた中には、「ウェブ解析だけじゃ食っていけないよ」というリアルな話もありました。需要と収入と工数のバランスが悪いからという話を聞いていたので、私としても独立する気持ちは微塵もありませんでした。

ですが、初級と上級で受けた内容をうまく活かすことができず、ここで溜まったフラストレーションがマスター講座に進ませました。あそこまで勉強したのは受験勉強以来でしたね。リポDが効かなくなったり、DVDを睡眠学習したり、疲労のピークでヘルペスに悩まされたり、合格したら一気に疲れが出て寝込んだり、色々な意味で貴重な体験でした。

マスター資格を取ると、認定講座と試験を行うことができます。
教育大学を出ても教師の道には進まなかった私ですが、ここで「先生」になることを選んだのは偶然ではなかったのかなと思います。

しばらくブログも継続します

このブログはしばらく継続しますが、残しておくという方に近くなるかと思います。コスギスの方をウェブ解析のモデルケースにするという目標もあるので、更新はそっちのほうが増えることになりますが、しばらくは様子を見ながら統廃合を考えます。

それでは改めて、今後ともよろしくお願いします。

事務所を借りることができたので、いいなと思ったアイテム

↓複合機って便利ですな!FAXは固定電話回線必要なのでなくてもOK

↓掃除機はサイクロンのほうが手入れが簡単な気がする。

↓パーテションってこの程度でも良くないです?

↓あとはこんなタイルカーペット。ロゴの色+白で市松模様にしたい(*´ω`*)

秋葉原で行われたSEOセミナー。会場いっぱいでした。はい、ごめんください。
前の日にウェブ解析士マスターの講座に出席して東京にいたのですが、a2i の特別セミナーが次の日にあると知って、条件反射的に申し込んで参加してきました。(なのに新幹線指定席を前日分で予約してるとか…)

今回、ブログなどへのレポート掲載は歓迎しますと公式にアナウンスが出ているので、a2i セミナーのレポートをまとめてみました。個人的に面白かったところを自分用にまとめたので、順序が違っていたり抜けてるところもありますのでご容赦を。

すべてに共通するポイントは「SEOはユーザーの満足度を上げるもの」

参考:【受付終了】特別セミナー「ユーザー行動から取り組むSEO」 3/27(水) | アクセス解析の協議会 アクセス解析イニシアチブ
参考:a2iセミナー「ユーザー行動から取り組むSEO」 – Togetter

第1部は Google ウェブマスターツール(以下WTM)の活用方法を具体的に紹介。古川さん(けんすうさん)が戦略論、辻さんが戦術論というイメージでした。
第2部は Google という会社がどんなことを考えてどんなことをやっているのかの紹介、
第3部はキーワードから導くコンテンツの作り方と事例、といったところです。

第1部
「実例で見る Google ウェブマスターツールを活用した ユーザー中心 SEO の取り組み」

大規模サイトの nanapi ならではの話でした。第一線の方の話は、明日から自分たちの実務に生かせるかというとそう簡単にいくものでもないのですが、とても参考になりましたよ。

参考

膨大なキーワードに対しては優先順位をつけて対応

nanapi は日本を代表する大規模なハウツーサイトです。そのため、自然文による流入もあるのだとか。(「チョコをあげたいけど自信がない場合はどうしたら良いか」的な文章で検索される)
流入キーワードは45万くらいあって、さすがにすべてのキーワードについて最適化することができません。そこで、優先順位をつけたわけです。
具体的な説明は辻さんの担当なので順序が違いますが、WMT を活用した CTR 改善シートが参考になりました(後述)。

ユーザーが探しやすく求めやすいように構造を改善

「寂しい」というキーワードで事例が紹介されていました。色々なシチュエーションが考えられるわけですが、それらのシチュエーションごとにしっかりとコンテンツが用意されているのが nanapi です。
元々は7つのカテゴリに分けていたものを、5000のテーマに細分化し構造化したことでユーザーが探しやすくなりました。(でも、メモに5000万って書いてあるんだけど……万…?)

そのテーマの分け方については、決まったフォーマットがないのでどうやって分けるかが大変だったとのことですが、検索キーワード数と本の目次などを調査して作成し、結果、検索エンジンの上位へ表示されるようになったということです。構造の適正化はもちろん、キーワード密度の関係もあるのかな。

そして検索結果が自動的に表示されるものにはせず、整形し、テキストでの説明も入れて、ユーザーが理解しやすいように徹底。ここは自分のメモがやや違和感あるのですが、この部分(検索結果が自動的に表示)のランディングページは、例えば「LINE」というキーワードで Google などからアクセスされた際に、表示されるページは「LINE」のテーマに関する記事がリストアップされているけれども、「一覧」として出すのではなく「テーマのトップページ」として出したことに意義がある、と解釈。

とことんわかりやすいもの=徹底したユーザー視点

検索エンジンで露出した際に表示される内容、ソーシャルメディアで表示される内容、パンくずで表示されるタイトル、スマホで表示される内容・・・これらをすべて手動で設定したことで、すべてのシチュエーションで最適化されました。
(確か以前けんすうさんがブログで言及されていたような)
(これです → ユーザーのためが最強のSEO!nanapiのSEOで何をしているか – nanapi社長日記 @kensuu

ただ、nanapi の目標は意外とシンプルでした。ユーザーを考えてサービスを作るだけ、という。技術的に具体的なところは、下記の3つ。

1)ユーザーの入力したキーワード(=ニーズ)に合ったページを上位に表示する
2)ユーザーの求めている内容だとすぐに分かるようにする
3)ユーザーにクリックされたページは期待を裏切らないものにする

・・・徹底してますね。曰く、「Google は常にユーザーを見ているので、Google を信頼して一緒にユーザー観点で考える。ユーザーに役立つ物を出していれば Google は認めてくれる」とのことです。

もちろん、それが一朝一夕にできるものではなく、完成もありません。だからそのために PDCA サイクルをこまめに回していくことも必要だということでした。辻さんは、サイクルを回せば回すだけ改善していくと言い切っておられました。

ユーザー中心の効果的な SEO 手法

辻さんの講習は戦術的なところが主でしたが、考え方としても非常に参考になりました。そもそも SEO ってどんなことをするのか。その項目と必要なものは下記のとおりです(SEO の知識・能力は必須)。得意なところを集中して行なうのではなく、バランスを取って全体的にやっていくことが必要でしょうね。

  • マークアップやサイト構成等の修正・・・WEB制作の知識
  • サーバ等記述要件の修正・・・プログラミングに関わること?
  • キーワードマーケティング・・・十分なデータ
  • 検索を踏まえたコンテンツ作成・改善・・・サイトの運用スキル
  • リンクで紹介されやすい状態づくり・・・WEB制作・運用スキル

ここで使うデータは、ユーザーのニーズを探り、ウェブサイトへの満足度を高めるヒントになります。SEO のために必要なデータの取得元ですが、よくある現状は以下のとおり。

  • 検索結果(6割)・・・順位とか?
  • アクセス解析データ(3割)・・・GAとかで見るやつですね
  • GWT(1割)・・・活用されてないっ!

これらの割合を、下記のようにしましょう。

  • 検索結果(2割)・・・気にしてばかりいても仕方ない
  • アクセス解析データ(5割)・・・仮説を立ててしっかり検証!
  • GWT(3割)・・・活用することで更にユーザと強く繋がれるツール

SEO はユーザーのため=サービスにエスコートするためのものなので、SEO の指揮をとるのは、できるだけ社内の意思決定をできる人が望ましいということです。小手先の手法に逃げてしまう事のない、軸をしっかり持ってる人ということですね。

WMT から CTR 改善シートを作る!

面白いのが、上位に表示されてもクリックされない場合。これは WMT から CTR を一覧できるので、優先順位の高い(表示回数の多い)キーワード、かつ、CTR が低いキーワードという視点で見つけることができます。

おそらくユーザーが求めているものではないためと推測できるので、キーワードから仮説を立てて、別のページヘ誘導するようにサイトを改善。こうやってこまめに PDCA を回しているようです。
文章にすると簡単そうですが、優先順位があるとはいえ、膨大なデータに対して施策を行なうのは、普通すぐになんとかできるもんじゃないですよ…!いや、みんなやれないと思ってるだけに、やれる人が成果を出すんでしょうね。

WMT を利用するときに注意したい点

  • Google のパーソナライズに注意
    ・・・検索エンジン結果が人によって変わる場合がある
  • 誘導したいページヘ誘導するように操作するのが基本
  • 定期的に目視確認
    ・・・問題があるか(健康管理)、わかりやすく伝えられているか(改善ポイント)

順位に対してどのように取り組んでいるのか?

これは質問に対する辻さんのコメント。
「検索結果で見ることは不要とクライアントさんにも伝えている。順位を気にするより解析を見るべき。一喜一憂するのではなく大きな変化を見ていく心構えで」

第3部の江沢さんの言葉も要チェック。
数字を見るのではなく、使う人を見るということを忘れずに。

第2部
「ウェブ担当者に知ってほしいホワイトハットSEOの基本と誤解しがちなポイント」

スターターガイド。紙だと親しみがわきます。「white hat」ってそもそもどういう語源なのかなとちょっと調べてみたんですが、「正義の味方」くらいしかわかりませんでしたw 逆の「black hat」が「悪役」という。SEO においては悪役というより犯罪者的なイメージなんですけどね。

グーグルのサーチクオリティチーム所属の金谷さんは、Google ウェブマスター向け公式ブログGoogle ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム の中の人。

今回はホワイトハットSEO、つまり基本に則った堅実な(マジメな)SEO についてのお話です。箇条書きでポイントチェック!

【誤解1】ホワイトハットSEOでは上位表示は難しい?

そもそも検索エンジンばかり見て、上位を狙うことだけ考えていたら、上位に表示されることはありません。上位表示は結果であって目的ではない、くらい考えた方が。
むしろ、ホワイトハットの方が上位に上がったら継続できる可能性が高いというメリットがあります。

【誤解2】ホワイトハットSEOだけでは上位表示できない?

ホワイトハットじゃなきゃ何ですかと。ブラックハット?グレーハット?
小手先の技術に頼って上位表示を狙うとか、そんなリスクを犯す必要はないんです。特にブラックハットはスパムと判断されるので絶対にやめましょう。

ホワイトハットSEOで大切なこと

  • アルゴリズムを分析してイタチごっこしていても仕方ない
  • ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供すること
  • Google がクロールしやすいサイトを作ること
  • Google がインデックスしやすいサイトを作ること
  • WMTが発するメッセージをチェックしよう

オフラインでの評判を高めることも重要

たとえば「地域名+歯医者」で上位表示を狙うということは、リアルでもその地域ナンバーワンを目指すくらいでないといけません。狙ったキーワードで上位表示を狙うということは、これだけの覚悟が必要です。
リアルがしょぼかったり、自社の商品・サービスに自身がないのに、「検索エンジンで1位を取れれば売れるんだ!」と考えるのは本末転倒ですよね。

つまりグーグルが評価しているのはコンテンツ。スターターガイドに書いてある項目をしっかりおさえて、クロールやインデックスされやすいサイトを作りましょう。
スターターガイドはPDFとしてダウンロードできるように公開されています。

参考:検索エンジン最適化 スターターガイド(PDF)

グーグルが色々暴露し始めた

参考:
検索の仕組み – 検索サービス – Google(日本語)
How Search Works – The Story – Inside Search – Google(英語)

グーグルが何をやっているのか、というのが網羅されています。英語版はスクロールで色々出てくるので、見てておもしろいかも。

クロールとインデックス
  1. グーグルボットが巡回して、ユーザーが検索する前に行なっている(30兆ページ超え)
  2. ページとページのリンクを経由して新しいページを発見している。もちろん WMT も有効。
  3. クロールしたページを分類してインデックスを作る。
アルゴリズム
  1. テキストだけでなく、画像で画像を検索したり音声サーチもできる
  2. 入力された情報を手がかりにインデックスから関連ページを探す
  3. 200以上あるランキングアルゴリズムで関連性に伴って優先順位をつける
  4. デバイスに最適化されて表示
スパム対策
  1. アルゴリズムによって自動的に処理されているが、一部手動
  2. 大きな変動があった場合はWMTにメッセージを出している
  3. スパムと判断されてしまったら再審査リクエスト(WMTから)すれば掲載

ユーザーのためのコンテンツをコツコツ作って、ユーザーに認められれば Google にも認められ、更にたくさんのユーザーによって支持されて、コンテンツも良い物になっていく。
ユーザー視点はもちろんですが、自分たちが商品やサービスに自信を持つことが前提条件だなと感じました。

第3部
「検索キーワードからユーザーを描く SEO活用の課題とポイント」

アユダンテの江沢さんは「できるSEO・SEM」の著者のひとり。そして真砂さんは田舎者の私でも聞いたことのある靴下屋さん。サイトをすべてリニューアルした際に本格的に SEO を取り入れた時のお話です。

参考

サイトのタイプとSEO施策

大規模サイト(主に総合EC)= サイトの構造改善に注力すべし

  • 商材が多い=ページ数が増える=ロングテールが狙える
  • 【ポイント】構造認識、URLの正規化、類似ページの精査(順序を変えるページや caronical に注意)、リンク構造、品質(オリジナリティ、自動生成に注意)

商材限定型サイト(主にB2B)= 検索キーワード最適化を徹底すべし

  • 商材が少ないのでビッグ〜ミディアムキーワードを狙う必要がある
  • 【ポイント】キーワード、テーマ性のあるサイト構造、カテゴリ設計、コンテンツ作成

サイト改善前・アユダンテさんによる現状分析と問題点

  • 検索エンジン流入は全体の7割と多いが、その半分はリスティング。新規ユーザーの購入率が低い。
  • オーガニック検索がサイト名や社名関連。一般名称での流入を広げたい。
  • 商品ページへの流入が一桁。
施策前の構造
  • 店舗経験から属性でのカテゴリ分けとなっていた。
  • 人気キーワードが下層に入っていた。
  • アイテムが重複して分散してしまう。
  • 女性が検索してもメンズの5本指がヒットする可能性があった
施策後の構造
  • アイテムからサイトを構成した。
  • 店舗と違ってウェブはユーザーがあらゆるところから来店するという考え方
  • 属性から探すのも残したがメインの導線ではない
  • クロスページを自動で作ってしまうとGoogleに嫌われやすい。
  • ユーザの検索ワードに対してどのページを返すか最適化。

有効なキーワードを増やすためにカテゴリを見直そう

  • 商品を分類するアイテムカテゴリを見直してキーワードを増やした
  • カテゴリの重要なポイント
    • CAT1:最重要ワード
    • CAT2:分類名はキーワードにならないのでページは生成しない
    • CAT3:具体的な色々なキーワードを配置
    • エイリアス:別名機能。複数キーワードの対策にあると便利
  • 重要なキーワードは1カテゴリ1ワード。
  • キーワードからカテゴリをつくる。

SEO にとって一番大切なポイントは「ユーザーニーズとキーワード」

SEO は上位表示ではなく「上位表示を使ったマーケティング」。
ユーザーが何を探し、どんな情報を求め、何があれば買うのか = ユーザー中心のSEO

 

3時間半とは思えないくらいのボリュームでした。まとめるのにもだいぶ端折ってます。ということでまとめのまとめ。

1.ユーザーのためのサイトを作って、 Google WMT でポイントを見つけ改善していこう

2.技術に頼らずホワイトハットなコンテンツを作ろう

3.キーワードに注目してサイトを構造化しよう

とても楽しかったです。講師陣の皆さん、事務局の方々、ありがとうございました!

参考書籍

アユダンテの江沢さん(共著)の本。初心者でも読めます。

けんすうさんがご自身のブログでおすすめされていた本。個人的にはペルソナの方が読みたい。

アユダンテさんのスタッフ(でいいのかな?)による本。すでに絶版…だと…?

個人的にお気に入り。また読み返そう。


まったく新しいWEBサイトのユーザビリティ調査ツール – GhostRec.jp

登録~利用開始までは若干時間がかかります

登録は、メールアドレスを検証したいサイトを入力して、届いたメールを確認します。メールマガジンの登録のような気軽さですが、登録しても瞬時にメールが届くわけではありません。

「あれ?来ない?」とちょっと焦りますが、数分で「アカウント作成リクエストを承りました。」というメールが到着します。お申し込み受付フォームへと案内されますが、ここで入力する項目が結構多い。

会社名、部署名、担当者名、メール、電話番号、FAX番号、住所、有料オプション(使わなくてもOK)、備考欄・・・と、利用規約(PDF) を確認してサービスを申し込みます。

すると、「内容を確認するからちょっと待っててね、もしかしたら使えないかもしれないよ」的な申込受理のメールが自動返信されます。

だいぶ時間かかるのかなあ…と思っていたら、5分後くらいに「アカウントを有効化してください」というメールが届きました。画面に従ってアカウントの有効化を行なうと、ようこそメールが届きます。これで使えるようになりました。やったね!

一度登録すると、アカウントとログインIDを無制限に設定できます

(5)アカウント
本サービス利用契約者であるカスタマーは、管理画面にログインし自社の社員等に任意で本サービスの利用権限を付与したアカウントを発行できます。アカウント所有者は、自身の持つアカウント権限において、不特定手数のテスターにログインIDを設定することができます。

(6)ログインID
ログインIDとは、リモート型のユーザビリティ調査を実施する一人ひとりのテスターの登録IDのことで、本サービスカスタマーは、無制限にログインIDを設定できます。

以上、利用規約より抜粋。

ghostrec

アカウントは、主に上記で登録した担当者が管理するものです。GhostRec のプロジェクトを管理したり、ログイン ID を発行してテスター(被験者)を登録したり、追加 RecPV を購入したりすることができます。

ログイン ID は、アカウント所有者、プロジェクト管理、閲覧者の各アクセス権限を有します。このアクセス権限によってできることが異なってくるわけですね。ログイン ID の発行は、メールアドレスとパスワード、アクセス権限の設定のみです。

初回登録時に 100RecPV 分を無料で使えます

GhostRec は訪問者のマウスポインタの移動(追跡)とページのスクロール、ページ遷移の状況を録画して動画で確認できるツールです。1人の訪問者の1ページ分の録画= 1RecPV となります。ある訪問者が2ページ閲覧したものを録画したら 2RecPV になります。訪問者数に限らず、録画したページで計算されるわけですね。

実際にアクセスした画面を録画しているので、スマートフォンや高解像度のモニタなど、環境による表示の違いが見て取れます。Youtube のような動画ではなくて、HTML ベースでキャッシュを取ったところにポインタの動きを再現しているようですね。

ただし、5秒以内で終わってしまう動画が非常に多く、また録画時間が長くてもマウスポインタが動かない時間もある(タブとして開いていた時間が長かっただけ?)ので、わかりやすいデータが取れるのは半分以下となるでしょう。いかにも直帰、というものが無駄になってしまいます。これはこれで有効なデータとして考えたほうがいいのかは、GAなどと組み合わせて検証する必要がありそうです。

2種類のユーザビリティ調査を簡単に行うことができます

まずはプロジェクトを作成するため、プロジェクトタイプを選択します。

クイックユーザビリティ調査

玉石混交の情報ですが、不特定多数の一般的な利用状況を知りたい時に有効です。

発行された Javascript を埋め込むと、アクセスしてきた訪問者が実際に使っている様子を自動的に録画して、あとから確認できます。録画されるのはマウスカーソルとページのスクロール、ページ遷移のみなので、基本的に個人情報は入りません。また、マウストラッキングの情報が集まったページについては、ヒートマップも確認できます。

注意したいのは、すべてのページに対して javascript を埋め込んでしまうと、取得されるページがバラけてしまう上、わかりやすいデータが取れるのはごくわずかになってしまう(=ヒートマップも生成できない)ので、最初は特定のページ(トップページ等)に絞ることをオススメします。

ちなみにこのブログの場合、全ページに埋め込んだら、5時間で 100RecPV を使い果たしてしまいました・・・。

タスク型ユーザビリティ調査

被験者(テスター)を募る必要がありますが、確実に動線を検証したい時に有効です。

テスターとなる人にログイン ID を発行し、たとえば「本社の電話番号を見つけてください」とか「○日の宿泊予約を完了してください」「商品を見つけてお問い合わせしてください」など、想定する動線に基づくタスクを与え、それを遂行してもらう方法です。
ターゲットユーザー層をテスターにすることで「どこで迷うのかな?」という改善ポイントを見つけることができます。

クイックユーザビリティ調査と異なり被験者を集める必要はありますが、 テスターのログインID付与は簡単な上に無制限なので、それほど敷居は高くないでしょう。

最初の 100RecPV を有効活用したいなら、こちらをオススメします。やはり何のために追跡するのか?が大事ですよね。ご利用は計画的に。

有料で使うならいくらかかる?

1 RecPV あたりの金額は、まとめ買いで割り引きされます。

  • 5,000 RecPV まで 20円
  • 15,000 RecPV まで 16円
  • 15,001 RecPV 以上 12円

例えばタスク型で5ページ程度の回遊を想定して、10人のユーザーに依頼するとしたら、

5ページ × 10人 = 50RecPV = 1,000円 となります。

想定外の操作をすることも考慮すると、想定アクセスページ数から予算と人数を調整したほうが良いですね。

実際どんな動画を見れるの?

動画は個別に共有用リンクを生成することができます。わかりやすいサンプルをご紹介。

録画日時:12/27 15:42 録画開始URL:mekemoke.jp/tag/jqm
録画時間:0 分 35 秒(3 ページ) 環境:Japan/FF17.0/Windows
http://play.ghostrec.jp/share/19216-bd1a163442ccc455c26efb0011da59ca04dd1107

録画日時:12/27 14:17 録画開始URL:mekemoke.jp/2012/12/733.html
録画時間:1 分 8 秒(5 ページ) 環境:Japan/FF17.0/Apple
http://play.ghostrec.jp/share/19183-1c1741b8d24155950d6e20164e3feca418b04ebe

録画日時:12/27 14:53 録画開始URL:mekemoke.jp/
録画時間:279 分 37 秒(2 ページ) 環境:Japan/iPhone6.0
http://play.ghostrec.jp/share/19197-bc920a23baa9058564fff26ec3f4d32e136c754b

これらから何がわかるかというと。

  • たくさんのページを読んでくれてありがとう!(・∀・)
  • jQuery Mobile の記事人気だな、ソースをコピペできるようにしとくのはいいな。
  • iPhoneで読まれるとこういう画面になるんだな〜

・・・くらいしかないのですorz
今回の場合、残念な使い方の典型です。目的なく「使ってみた」はやめようというお話。
ユーザビリティ調査ツールは、仮説を立てた上で検証するために利用しましょう。ご利用は計画的に。(二度目)

11. 2月 2013 · 1 comment · Categories: WEB制作 · Tags: ,

writing in the journalはい、ごめんください。

毎回お世話になっている 海外SEO情報 のWeb担で面白い記事を見かけました。こちらに掲載されていた「ウェブマスター ツール チェックリスト」がチェックリストの域を超え、ホームページ管理に役立つ情報満載なのです!

参考:その“コンテンツマーケティング”、筋違いですよね? など10+4記事(海外&国内SEO情報) | Web担当者Forum

引用元:ウェブマスター ツール チェックリスト – ウェブマスター ツール ヘルプ

その中で使いたい、優れたコンテンツを作成するための 10 項目

サイトを作る時、ブログを書く時、いつも確認しておきたい10個の項目です。(上記チェックリストから引用)

  • この記事の情報は信頼できますか?
  • この記事はわかりきった内容ではなく、有益で役に立つものですか?オリジナルの情報やレポート、研究、分析が含まれていますか?
  • この記事は検索結果の他のページに比べて、かなり価値がありますか?
  • この記事の内容は、印刷された雑誌、百科事典、書籍などに記載されると思いますか?
  • このサイトは、この題材における第一人者ですか?
  • 記事の中に、スペルや文体の間違い、事実誤認がありませんか?
  • このサイトは検索エンジンが上位にランキングすることを期待してコンテンツを作成していませんか?
  • このコンテンツは、大勢のクリエータによって(または委託して)大量生産されていませんか?あるいは大規模なサイトのネットワークに配信されたものではありませんか?
  • この記事は、メインの記事の邪魔になるほど、過度の広告が含まれていませんか?
  • この記事には有用な詳細情報が不足していませんか?

これを具体的に落としこんだ、マイチェックリスト。

  1. 掲載する情報の裏を取ろう。引用は引用とわかるように、ソース必須。
  2. 引用に留めず、自分なりの考察や、実経験の紹介を必ず含めよう。レビューするくらいの気持ちで。
  3. 他の検索結果をざっと見て、自分の知りたいポイントが載っていないならチャンス!
  4. 今は電子出版も手軽なので、将来は書籍化も夢じゃない!という気持ちで。
  5. 継続は力なり!情報はどんどん古くなるので新しいことをアップし続ければいつの間にか資産に。
  6. 誤字脱字は訪問者の信用を損ねるので、最低2回は見直す。特に会社名とか。
  7. 検索エンジンを意識するよりも、訪問者に有益な情報を提示することに注力しよう。
  8. 重複コンテンツはスパムと判断されるかも。独自性をアピールしよう。
  9. 広告で訪問者を混乱させても意味がない。訪問者様は神様デス。崇め敬い奉りましょう。
  10. 概要紹介で終わらせるよりも、詳細情報を載せると有用性がグッと伝わる。チラリズム。

ユーザーフレンドリーなコンテンツにしましょう!というのがわかります。押し売り・だまし売りからサヨナラバイバイしましょうよ。それにしても、本は既に古い情報だってことの信憑性が増しますね…。

2013年2月。超個人的な思い。

最近コンテンツを考えるたびに思うので、以下雑記です。来年には考えが変わっているかも。

商売でも、ただ並べていれば売れるというのはとうに終わっているはずで、お客様にその危機感があるのは感じます。でも、具体的にどうしたらいいのかわからなくて、リスクのない範囲で変えるだけで依然同じ状況を続けているだけのような気もします。

「何がウリですか?」 → すぐに明確な回答が出てこないのでヒアリングしてやっと聞ける
「イチオシの商品・サービスはどれですか?」 → 全部売りたい
「ホームページで期待する効果は?」 → 自分たちのサービスはすごくいいから知ってほしい

という状況が多いのです。

もちろん、ヒアリングして聞き出すのも仕事だと思っているのですが、「うちのはすごくいいんだよ!みんなに使って欲しいんだよ!」じゃ伝わりません。これってそもそものサービスが顧客視点の欠落だと思うわけです。

お客様の要望通りホームページを作っても根本的に顧客視点がなければ、運用してもっといいものにしましょう、という考えに納得してもらえません。「うん、ウチのサービスは全部載せられたから、情報古くなったら更新しとくよ」と言われて終わりです。

「こういう風になるといいなあと思うから、こういう人が利用してくれると、これだけ喜んでもらえるんだよ」ってスラスラっと言ってくれるところはすごく嬉しくなります。なんて言うか、地平線が見える広い畑の真ん中にいるみたいです。

「ホームページを作れば多少は認知してもらえるから」
「見られる部分だから体裁は整えておきたい」
「ウチはこういうポリシーで来たんだから変えるつもりはない」

という凝り固まった考えには、正直乗りたくないなと思う自分がいます。3つ目のは、それが顧客視点ならいいんですが、安全神話に固執してるのもどうかなあと首を傾げたくなる場面が多くて。

ウェブ解析士に興味を持ったのは、こういうお客様を少しでも変えたい、と思ったのが大きいです。お客様のサービスを知れば知るほど、それが好きになるから。
何とかしたい!ネットはもっと有効なはずだ!と。ホームページ制作は購入で終わるものではなく、投資であるべきです。うまく運用すれば、資産は大きくなります。

そしてもう一つ、新しい情報をどんどん取り入れていかないと自分が古いニンゲンになってしまうのが怖いのです。まあ、新しいことを知るのが楽しいというのもあるのですが。

社会科がホント苦手で、方向音痴で、歴史とかどうでも良くて、経済とか経営とか蕁麻疹が出そうだったんですが、上級ウェブ解析士の勉強をするにつれ氷解するようになりました。
だから「顧客視点とか昔から言われてて、本も山ほど出てるのにどうして足りてないんだろうなあ…」という発見が今更ながらにあったりします。効率よくマーケティングを知れるなんて、いい時代ですね。

素敵なホームページが増えて、気持ちの良い毎日が過ごせれば、それが平和ってことなんじゃないでしょうか、なんて。
お客様の、そのまたお客様に、キモチイイサービスを届けられるようにがんばる。

Crossroads: Success or Failureはい、ごめんください。
ウェブ解析では「いかに成果に結びついているか?」という視点が重要です。その「成果」の「指標」となるものが何なのか、ちゃんと把握できていますか?

リニューアル案件のあるある話

『うちの会社のホームページ、むかーし自分で作ったままだから、リニューアルしたいんだよね~』
「そうですね~(タイトルタグも設定されてないや…)」
『イメージのサイトはこんな感じ』
「結構ボリュームありますね(これだとざっと100万規模か…)」
『でもうちで見せたいコンテンツはこれくらいでいいよ。更新はあまりできないなあ』
「更新内容はどんなものですか?(だいぶ内容違うなあ…)」
『たまにお知らせがある程度だね。忙しいからさあ、あまり構ってられないのよ』
「はぁ…(もったいない…)」
『というわけで見積もりお願いね』
「了解しました」

という感じで、顧客の要望だけを聞いて見積もりを依頼され、ホームページを何のために作るのか、という視点が抜けてしまう事があります(ついでに言うと「了解しました」よりも「承知しました」の方が適切という話もありますね)。

これは「顧客の方もどうやって頼めばいいのかわからないから、要望を言ってるだけ」の場合が少なくないようで、エンドユーザー視点の提案を行えば、高確率で好印象を持たれます。予算との兼ね合いがあるのですが、そこは数値を盛りこんだ提案ができれば解決できます。先が見えないので、ちょっと難しいところですが。
(うちの周りだけの話ならゴメンナサイ)(営業さんはウェブディレクター連れてったほうがいいのかもしれない)

何をもって成功と言えるんだろう?

EC サイトなら商品の購入=売上に貢献 という図式が成り立つのでわかりやすいですが、例えば、資料請求やお問い合わせの件数、果てはページビューの増加や滞在時間の短縮、などの目標を達成=成果 と言える場合もあります。それらを「KPI」(Key Performance Indicators)と言いますが、これは顧客ですらピンと来ない場合が往々にしてあります。

例えば上記の例はとある中小企業の場合ですが、担当者の目的は「サイトを綺麗にしてほしい」だけだったりする場合が多かったりして。これだと「道路に綺麗な看板を作りました」と大して変わらないのですよね。

あとは「フェイスブックとかやってみたい」という、サービスへの好奇心だけが独り歩きしていたりして。非常にもったいない!

サイトのタイプを知ろう

ようやく本題です。
ニュースサイト、ブログサイト、企業サイト…というくくりではなく、目的別に分類します。

1. ECサイト(eコマースサイト・オンラインショップ)

オンラインショップで購入してもらうことを目的としたサイトです。
商品の量と質、少なくとも片方は自信を持てるくらいになると良いですね。
購入数が増えてなんぼのものなので、様々な KPI を立てやすいです。

2. リード獲得サイト(リードジェネレーションサイト・マーケティングサイト)

一般的な企業サイト(コーポレートサイト)はここに入ります。
資料請求や問い合わせ、メルマガ会員登録などで見込み客を増やすことが目的です。
マーケティング、って言ってしまうと非常に広いです。実店舗への誘導を目的としている場合もこれですね。
それだけ KPI も様々なもの、ユニークなものがあります。メインを押さえつつも、ユニークなものを見つけましょう。

3. コンテンツ特化サイト(ニュースサイト・メディアサイト・アフィリエイトサイト)

一般的な時事から、マニアックな内容など、ひとつのコンテンツを軸に作られているサイトです。ニュースサイトは様々なコンテンツを扱いますが、「ニュースというコンテンツ」でできていると考えられます。
コンテンツは新鮮さと量が命。KPI としては PV 数やソーシャルメディアの反応でしょうか。
このタイプが目的としているのはバナー広告のクリックでもあるので、それも KPI になりますね。

4. ブランド認知サイト(ブランディングサイト・プロモーションサイト・ポートフォリオ)

認知を目的としたサイトです。認知度の計測は難しいところですが、滞在時間や新規訪問者数、直帰率や1訪問者あたりの PV 数が KPI となりそうです。
また、ソーシャルメディアとの親和性が高いのもこのタイプの特徴なので、うまく使っていきたいですね。

5. サポートサイト

お客様サポートを行なっているサイトです。マニュアルやQ&A、ヘルプページが該当します。目的はサポートコストの減少や、顧客満足度の向上などでしょうか。KPI としては滞在時間(短いほうがイイ)、1訪問数あたりの平均 PV 数(少ないほうがイイ)、満足度(ページの最後にアンケートを設けておく)などが挙げられます。
ただ、それら以上に、検索後から商品やサービスの問題点を知るきっかけにするという「提供側が利用するサイト」という側面があるので、ここを忘れないようにしましょう。

以上の内容を踏まえた参考サイトがこちら。

Web解析のためのKPI大全 | Web担当者Forum

上記とは合わない上にちょっと古いですが、非常に参考になるので、目を通しておくことに越したことはありません。KPI を決める参考にしてみるのも良いかと思います。
ただし、「選ぶ」のではなく「導き出す」のが本来の KPI なので、そこは忘れないように!

アクセス解析からでは見えない、「情報発見コンバージョン」ってのが面白いです。こういうのが増えてくるのかなあ。

これならすぐわかんじゃん!はい、ごめんください。

公開前のページ、つまり「下書き」「レビュー待ち」「予約投稿」の状態の投稿記事や固定ページを、ログインしなくても確認できるプラグイン Public Post Preview が超絶ありがたすぎて鼻水でた勢いで日本語化しました。
といっても、元々わかりやすい英語なので、難しい説明は一切ないんですけどね。

公式:WordPress › Public Post Preview « WordPress Plugins

プラグインのインストール方法は省きますが、プラグインをインストールした lang ディレクトリに下記のファイルをアップロードしてください。(.po を同梱していますが、.mo ファイルだけでも OK です。)

Public Post Preview 日本語訳ファイル(2.1.1 対応版)

2013.04.26 追記:2.2はWP3.5以上からの対応となります。

有効にした後、どうしたらいいの?

設定箇所はなく、サイドバーにメニューは出てきません。新規投稿の状態ではまだ使えませんので、投稿編集画面に下記のような項目が表示されます(日本語にした場合)。

新規投稿の時はまだ使えません

この記事が下書きなどで保存されると、下記のように変わります。

下書きになると限定公開できるようになります

あとはチェックを入れると、下記のように表示が変わり、自動的に限定公開できるようになります。プレビュー画面を共有するんだよ、というのがよくわかりますね。

表示されたURLを使ってくだされ

注意その1◇有効期限があります

デフォルトでは48時間に設定されています。これだと短い!もしくは長い!という方は下記のコードを function.php に追記して有効期限を変更することができます。

14日にしたいなら、 60*60*24*14 ですし、12時間にしたいなら 60*60*12 で OK です。

注意その2◇「非公開」では使えません

「非公開」の記事を設定しようとすると、「この投稿はもう公開されてるから使えないよ」的なメッセージが表示されます。使えるのは下書き、レビュー待ち(保留中)、予約投稿 の3つです。
これらの「プレビュー画面」を強制的に公開するプラグインなのですね。

CMS として使うための必須プラグインと言っても過言ではなぁい!(個人的に)

WordPress を CMS として使っていると、確認だけはするけど CMS にログインする程でもない、という場合・・・例えば上司や別部署、お客様や関連他社の確認が必要になることがよくあります。

今までは共通のログイン ID とパスワードを発行して確認していただいていたのですが、「どうやって見るんだっけ?」という問い合わせが多く、そのたびに通達して毎月の恒例行事となっていました。

それが!ログインしなくても閲覧できるので、ユーザーの登録とか ID 管理とかログイン権限とか関係なく、ちょこっと見せたい時にものすごく重宝します。

ワークフロー機能もついていたらいいのかな?とも思いましたが、このシンプルさがありがたいですね。

WEB解析 Advent Calendar 2012 に檜田さまより寄稿いただきました!(遅くなってすみませんでしたー!)(ジャンピング土下座)

企業に所属していて、ウェブ解析を企業内に広めたい!でも…という方にオススメの、会社からはどう見られているの?というぶっちゃけ話。ネガティブな話も含まれているので、ウェブ解析の実情がよくわかります(笑)

檜田さま、ありがとうございました!

—–

はじめまして
2012年8月に上級ウェブ解析士を取得しました檜田と申します。
一応、ウェブ解析士協会にある取得者リストにも掲載頂いておりますので興味がある方は 上級ウェブ解析士 講義・業務の相談 からどうぞ。

現在はデジタルコンテンツ配信を行っている某会社にてアクセス解析データからの改善案、施策の提案決済代行会社との営業窓口といった課金面までやらせて頂いております。
…まぁ色々としがらみもある部署なのですがw
あっ、楽天さんではありませんよ(笑)

さて、今回寄稿させて頂く上で何について書こうかなーと思っておりましたが自分もまだまだ胸をはって言える様な業績らしい業績がないので…
(まぁ、所属している会社にも許可を取るのが面倒という理由もありますがw)
ウェブ解析という部分が会社からはどう見られているのかという部分について所見を書かせて頂きたいと思います。

なぜ、ウェブ解析士という資格を取ったのか

まずは、自分がなぜウェブ解析士という資格をとろうかと思ったのかという事に関して書いていこうかなと思います。

実は、アクセス解析という事を業務で行ったのは今の会社で初めての事でした。
以前のファッションEコマース会社では、カスタマーサポート、ユーザーの声を元にしたブランドへの改善営業(主に商品の納期遅延改善)という事を行っておりました。
途中からカスタマーサポートのくせに改善営業がメインとなって様々なブランドへの改善提案という部分もあり、現職にてアクセス解析、ユーザーの声からの改善という事を行っております。

さて、話を戻して…
なぜウェブ解析士という資格に興味をもったのか。

見つけたのは、偶然「アクセス解析 資格」という検索ワードを入れた時にファーストビューに目に入ったからという理由です(笑)
単純ですよね。

そして6月に初級、8月に上級という様に取得させて頂きました。
連続して取得させて頂いたおかげで、解析力という部分を強化出来たなと感じる事も多々あります。

来年はマスター取得しようかとも思っております。

しかし…
取得したからこそ見えてくるネガティブな部分もあるわけでして(汗)

見えてくるネガティブな部分とは?

さて、ウェブ解析士を取ってさぁ解析、分析!と意気込むのはとても良い事です。
しかし、個人やウェブ解析士の仲間達から見て正しい事も一企業の一社員が取得したからといって何かが変わるわけではないのです。

上司、企業が解析という部分に対して重要性を感じていない

これは、どの企業でもそうだと思いますが、資格という部分に対して重要性はないというマネージャーは沢山いるかと。
特に営業、企画の会社はそういった資格、勉強よりはコンテンツを取ってこい、新しい企画をあげろ!というある意味、旧時代的な考えが染みついているからかもしれません。

やっている事がとても見えにくい

今、自分がやっている事は他の部署から見るとよくわからないと言われますが正にそう言われても仕方ない部分もあります。
効果測定、企画考案、…というのはコンテンツ、モノを仕入れる営業、数字を見る経理、社内の何でも屋総務という風には解析は思われません。
ここだから書けますが、正直自分の部署は肩身がせまい部署です…

主に上記の2点という部分は社内で自社サービスに携わっているからこそ思うネガティブな部分ではないかと思います。
特に今、企画、営業会社の解析部門という立ち位置は正直、異色という事もあり社内では必要あるのかという風に現状言われております(笑)
やはりウェブ解析士という資格も仕事もまだまだ浸透はしていないというのが日本というものでしょうか。アメリカではウェブアナリストという仕事は確立されてるんですけどねー。

取得してよかったという点

まぁ、ネガティブな事言ってても仕方ないので、取得してよかった点にいきましょう。

筋道たてて物事を考えられる様になった!

いきなり、何当たり前な事をと言われそうですが…実際当たり前の事が出来ていなかったという部分を再認識できたというのは大きいです。目標値からの逆算、KPI策定、基準値…という細かい部分ではありますが、これからはこの細かい部分をきちんと見ていく事が企業としても個人としても伸ばしていかなければならないと思ってます。

これからウェブに関わる事になるであろう人にはスタートラインとして最適

正直、前職までは川下の業務だったので(笑)
今までウェブの川上にいなかった人も基本的な下地として良いスタートラインだと思います。

元々ウェブに関わってきた人には、基本的なおさらい+解析、分析という部分が強化できる

一番、初めの筋道たてて…というところと被りますが、解析、分析という部分に強くなれ、
また提案力も講座、勉強を通して下地部分はできると思います。

ウェブ解析士という資格は個人のレベルの向上という部分では是非取得しておくべきだと思いますが、企業内という話だと正直、「意味あるの、それ」と言われてしまうというのが現状かなと思っています。

企業内で「意味あるの、それ」と言われない様にする為に

実際、私自身そういわれた事があります。
取得した事が意味ないと言われたムカつかない人間はいないと思いますが(笑)

ただそう言われた事で「社内で広めてやろう」と思う様になりました。
今、ウェブ解析という部分を広める為に行っている事を紹介させて頂きます。

解析データを各事業部長に渡す

基本的な部分ですが、社内の重要人物に対してデータを見せる=何をやっているのかという事が見えるという事です。特に営業会社の様な所は何をしているかわからないという事に対してすごく嫌悪感を抱きやすい事もあります。ただ、きちんと自分の上長を蔑ろにしないで下さいね(笑)

※ぶっちゃけた話、自分は蔑ろにしているというより黙って行動する事が多いのでマネしちゃいけません。上長と見てる目標値やら何やらが同じなら行動をおおっぴらにするべきなんですが。

そんなの当たり前!と言われてしまうかもしれませんが、実際これが一番重要だと思ってます。

コンサルタントの方は、自分の技量を高める事が重要(それと信頼を作り上げる事もですが、技量を上げる=信頼に繋がると考えています)、ただ企業内でウェブ解析を広める為には「社内営業」がすごく重要です。なぜなら、案外上の肩書をもっている方というのは改善よりも「新規事業」という事をとても重要視する傾向があります。
(この傾向もわかります。だって今の経済市場ってもう行き詰ってる感、満載ですもんね)

なので改善という部分ってあまり目を向けられない事、多いんですよね。きちんと数値化して提案しても元々ある案件優先という事も多々ありますし。個人的には進んでいる案件でもより効果が出せる案件が後から出たらそれを優先する為にペンディングさせてしまうのが良いと思っているんですが…。
まぁ、企業内にウェブ解析を浸透させるには「社内営業」が一番大事!です。

これからのウェブ解析士について

少しウェブという部分から離れてしまいますが…
僕はこれからの経済市場は「新規事業」よりも「既存のサービスをじっくり育て上げていこう」という方向に向いてくると思ってます。

育てるとは親が子を育てるのと同じ様に、「きちんと動向を見てあげて、伸ばしてあげる所は伸ばして、間違っている部分は治してあげる」という事です。
ほら、なんとなく「ウェブ解析」と似てません?(笑)

海外ではもうそういった傾向もあり「ウェブアナリスト」という仕事が確立されています。
日本ではまだまだ何かの業務と兼務が多いですが、そろそろ単独の職位で「アクセス解析、ウェブ解析業務」増えてくるのではと予想しています。

そういった事もあり「ウェブ解析士、取得しようかな」と少しでも思っている人は是非取得しておくべきだと思います。仕事面でもそうですが、ウェブ解析士という資格を通じての知り合いが増えるという事はとても大きい価値があるものです。
自分も上級を取得し、まだ日も浅いですが来年はマスター取得を目指していきたいと思っております!
(後、GAIQも取得したいなーっと)

何かと雑多な文章になってしまった事も否めませんが、これにて終わりとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。