24. 6月 2013 · [WP] WordPressでページのURLを変えたい場合は Improved Page Permalinks が超絶オススメ はコメントを受け付けていません。 · Categories: WEB制作 · Tags: , ,

WordPress › Improved Page Permalinks « WordPress Plugins

はい、ごめんください。

WordPressで「ページの」パーマリンクを変更したい場合は、「.html on PAGES」を使っていたのですが、ページの構造が複雑になってくると、親ページはスラッシュ(/)で終わらせて、子ページは .html で終わらせたい、という要望が出てきます。従来のホームページのURLを変えたくない場合などには頻出するのでしょうかね。

そんな時に救世主になった(と言うより単純に私が知らなかっただけ)プラグインがありました。

WordPress › Improved Page Permalinks « WordPress Plugins

このプラグインの何が嬉しかったって、子ページがなくても親ページとみなし、スラッシュで終わらせることができる点です。つまり、スラッシュ(/)で終わらせるか「.html」をつけるかを設定することができるんですね。

特定のプラグインが重宝しているからといって、そればかりに束縛されるのは良くないと反省。

22. 6月 2013 · [WP] なくなったリンクの機能を5秒で復活させる方法 はコメントを受け付けていません。 · Categories: WEB制作 · Tags: , ,

Anchorはい、ごめんください。
前に使ったことがあったのに忘れてしまって、使いたい時に使えなかったのでメモメモ。

WordPress 3.5 以降から、左側のメニューからリンクが消えました。

以前からリンクの機能を使っていて、バージョンアップされているかたは問題なく表示されていますが、新規でインストールすると消えています。

ちょっとしたバナーの管理とかしやすかったんですがね。

プラグインを使わなくても function.php に1行書けば一発 OK

リンク機能がなくなった!でもこのプラグインを入れればOK!というものはあります。それが Link Manager というプラグイン。
公式プラグインなので、検索してインストールすれば OK です。

ただ、プラグインのソースを見てみると・・・

link-manager.php in link-manager/trunk – WordPress Plugin Repository

・・・実質一行!!

というわけで、下記の一行を function.php に入れておくだけで、リンク機能を使うことができます。要するに、機能は存在しているものの、それを表示していないだけなのですね。

表示されていないということは、今後そのまま消滅する可能性があるとも言えます。その場合はカスタム投稿タイプを利用して、リンクを管理すると良いでしょう。

カスタム投稿タイプは難しそう…と敬遠している方は、これこそプラグインを使って管理すると良いでしょう。

WordPress › Custom Post Type UI « WordPress Plugins

私は他に投稿タイプを使う予定もなかったので、しばらくはリンクの機能を復活させて使います。

15. 6月 2013 · フリーランス(個人事業主)のための税金対策を聞いて来ました はコメントを受け付けていません。 · Categories: WEB制作 · Tags: ,

Money Holeはい、ごめんください。
先日税務相談に行ってきたので、その内容をまとめました。

税理士さんと直接話のできた良い機会で、私にとっては目から鱗がボロボロだったんですが、税理士さんにとってみたら「今までずっとサラリーマンやってきたんだから無理ないわよ〜」と何度も言われるほど、常識だったという話です。

誰かの常識は、誰かにとっては価値があるもの、という典型例ですので、知っている方にとっては「今更!?」という内容だと思いますが、もし起業を考えている方の参考になれば幸いです。

ちなみに私は経理に関して、まったくのド素人(以前は「償却」や「控除」の意味もよく理解できてなかった)でした。そんな私でも起業できるんですから、すごい世の中ですねえ。

そもそもの「経費」の考え方

いくらドシロウトの私でも、さすがに 売上 ‐ 経費 = 利益 という式は知っています。

給料は経費になりますが、個人事業主は給料という概念がないんですよね。
事業のお金を個人的に使いたい場合は「事業主貸」となります。逆に、個人のお金を事業で使う場合には「事業主借」になります。利益が増えたら法人化して、給料という形で経費にすれば良いのでしょうが、まだまだ先の話です。

そんなわけで毎日の生活の中でどこまでが「経費」になるのか、フリーランスでは非常に曖昧です。

私の場合は事務所を借りることができたので、光熱水費は自宅と完全に分かれていますが、例えば、事務所のご近所さんに挨拶回りをした際に買ったお菓子などは経費になるのかな?という「なくてもなんとかなるんじゃないか?と思われる部分」がわかりませんでした。

結論は「事業を起こしたから掛かるもの」=「経費」という考えに

つまり、仕事でなくても掛かるものは経費にはならないというわけです。
例えば、下記は経費と考えられます。

  • 事務所に置いた観葉植物(事務所を借りなければ掛からない)
  • 事務所のご近所さんの挨拶回りに買った菓子折り(事務所を借りなければ掛からない)
  • 仕事のために着るスーツ(仕事のために使うわけです)
  • 昼時の商談をするために食べたランチ(仕事の話をするために食べてます)
  • 事業に関連する書籍(仕事のために買った本です)
  • インターネットや電話の通信費用(按分が必要になる場合もあります)

下の4つくらいが、ちょっと嬉しい部分じゃないかと。パワーランチって良いですね (*´ω`*)
ネット関係の仕事をしていると、通信費はほぼ経費として考えることができます。スマートフォンをプライベートで使うことがほとんどないと、もう100%としたいところですが、他人からしたら「いやいや、100%はないでしょ」と突っ込まれることがあり得るので、だいたい9割くらいで申告することが多いようです。

正直なところ、経費かどうかは自分しか判断できないということでした。そこは常識の範囲内で申告すればOKです。自分がこうです!と言い張っても、他人に「普通の人もやってるでしょ?」とツッコミが入らなければ経費と考えられますので、例えば、下記は経費と言うには無理があるものです。

  • 仕事するから使うようになった化粧品(毎日化粧するでしょ?)
  • 歩いて通うようになったので買ったシューズ(仕事でなくても履くでしょ?)
  • 事務所で食べるお昼ごはん(普通にみんな食べるでしょ?)

こうして見てみると、専業主婦でもやるものは経費にならないという判断基準が自分には一番合っているかもしれません。

赤字になると経営破綻の他に問題が?

Red post-it label, calculator and ballpen

売上より経費が高ければ、当然赤字となります。赤字になると何が悪いのかといえば、銀行からの融資が受けられなくなったりします(要するに信用問題ですね)。お金を借りているわけでもないので、他に何かリスクがあるのでしょうか?

ということを聞いたら、単純に「生活できないでしょ?会社続けていて大丈夫?お客さんにも迷惑かけると大変でしょ」という心配くらいだとか。結局、運転資金が底をついたら経営できなくなるので、事業をたたむしかない訳ですね。

毎月の経費がある程度落ち着いても前年度の所得税がドカーンとくるので、少なくとも最初の1年間の資金面は、かなり厳しくなります。でもそれはみんなが通る道と割りきって、個人事業主としては、赤い数字を見てもやる気(モチベーション)をずっと保っていられるかどうかが鍵になりそうです。

フリーランス1年目の節税?

そもそも、税金は「利益(=所得)」に掛かってくるものです。経費のほうが大きくなりがちな期間(開業したての1年間とか)は、節税よりも売上を上げることに注力しましょう。

利益が出た場合に考えるチェックポイントは以下のとおり。

  • 年間の利益が 38 万円以下だったら基礎控除で対応できる(税金かからない)
  • 年間の利益が 103 万円以下だったら基礎控除+青色申告で対応できる(税金かからない)

「控除」= いわゆる「所得控除」のこと

所得の年間総額から定額を所得税や住民税の対象外にできる = 所得の一部に税金がかからないことです。

基礎控除は、青色でも白色でも年末に確定申告を行えば、38 万円が控除されます。
プラス、青色申告(複式簿記)で申告すれば、65 万円が控除されます。

つまり、1年間の利益が 103 万円までは、所得に対する税金はかかりません。

「償却」= いわゆる「減価償却」のこと

長期に利用できる設備(≒資産)の費用を分割して経費とすることです。決まった期間+割合で計上する場合と、変動する割合で計上する場合があります。

開業費(開業準備費用)は償却できるということを初めて知りました(開業費=今後仕事をしていくにあたって必要な経費=長期に利用するためにかかるお金 と判断)ので、償却して調整することができるわけですね。

例えば、開業費として50万かかったとして、それ以外の経費で考えてみましょう。

  • 利益が 103 万円だった → 今年は開業費を償却しないで持ち越し
  • 利益が 153 万円だった →  開業費 50 万円を経費として換算 = 課税されない
  • 利益が 123 万円だった → 今年は 20 万円を償却 = 課税されない

償却期間は原則として5年以内です。20万→15万→10万→5万 とすれば4年で償却できますね。

ウェブ関係で起業したいと考えている方へ

ざっくりとで良いので、年間の事業計画書を作ってみてください。せめてこれくらいはできないと、後が大変です。

収入の項目として、どんなものがあるか。できるだけ確度の高いものを意識してください。そして、支出の項目も出来る限り挙げてみてください。だいたいは下記のようなものがあります。

  • 事務所等賃貸費用(借りる場合)
  • 光熱水費(自宅の場合は現状からどれくらい使うか考える)
  • 通信費(仕事で使う分の割合も把握)
  • 交通費(駐車料金も馬鹿になりません)
  • 印刷費用
  • レンタルサーバー料
  • 会場費(会場を借りて何かする場合)
  • 広告費(チラシやプレスリリースにどれくらいかかるか?)
  • 書籍・ソフト購入費用(必要毎月購読するものとか、必要になりそうなものなど)
  • 会費(有料会員の会費など)
  • 開業費(備品を揃えるためのもの)

経費としては掛からないけれど、把握しておきたい出費は下記のようなものがあります。

  • 健康保険料
  • 所得税(前年の所得で計算されます)
  • 医療費(持病がある人は特に)
  • 食費等の個人的な出費(仕事始めると意外と盲点です)

あと、自社サイトに手を掛けるためなどの内製(持ち出し)工数も把握しておくといいですよ。

こうやって出すもの出して眺めた時に、利益の目処が立たない場合は、焦ることはないんじゃないかと思います。気持ちが強いなら、今いる会社を説得するという手もあります。逆に説得できるくらいのスキルがつけば、営業活動も楽になるのではないでしょうか。

なんだかんだ言っても、「縁」だと思う

私の営業活動範囲はまだまだ狭いですが、色々な人とつながることで徐々に広がっています。ありがたいことです。こういう「縁」があることもひとつのタイミングを測るものではないでしょうか。自分一人でできることなんて、大したことないですからね。

お金の事は、必要な事は知っておくべき事として。先に挙げた計画の「方向性」(だからザックリで良い)を確認しながら、儲けてやる!と考えるよりも、どんどん活動していこう!と考えると、自然と仲間が増えていって、自分がやるべきことややりたいことが明確になります。活動の中で計画を修正するのも十分アリでしょう。

やらないとわからなかったところも多いです。そしてまだまだ知らないことも多いです。今まで苦手意識で手を出していなかったことを、必要に迫られたら何とかなると知って、むしろ仕事以外の新しいことを知るのが楽しい毎日です。簿記って取っておいて損はない資格かも。

上記の内容が間違っている、こうするといいよ、というご指摘は、ぜひコメント欄にお願いします。

コスギスロゴ

はい、ごめんください。
今日は娘の運動会で会場係をやっていました。午前中だけで終わったんですが、普段インドアな人間が炎天下に出るとそれだけでHPがじりじり減っていくのを実感しました。

さて、今回はおしらせと独り言のみです。

独立しました

5月31日、これまでお世話になっていた会社を辞めました。

大学卒業と同時に入社させていただき、独学で学んでいたサイト制作に携わり、デザインや開発、ディレクションなども経験させていただきました。お客さんにも目をかけていただきました。その間に結婚し、引越しし、2回の産休・育休をもらって仕事できていたので、本当にありがたい職場でした。

6月1日から、個人事業主として、フリーランスのウェブ解析士として独立することになりました。

屋号は「コスギス」です(初見の人は、(変な名前…)と顔に書いてあるのがわかります。わかってます)。夜になってしまいましたが、6月1日にサイトも公開しました。

ウェブコンサルティング&デザイン◇コスギス
http://kosgis.com

理由は、ウェブ解析が本当に面白かったから

ウェブ解析を学ぶにつれて、いつの頃からかもやもやしていたものがどんどん晴れていくのがわかって、自分では苦手分野だと思っていたことが、実はすごく楽しいことに気がつきました。

楽しいからという勢いだけで東京まで行って受けた上級の講師は初級にもお世話になった方で、色々な話を聞いた中には、「ウェブ解析だけじゃ食っていけないよ」というリアルな話もありました。需要と収入と工数のバランスが悪いからという話を聞いていたので、私としても独立する気持ちは微塵もありませんでした。

ですが、初級と上級で受けた内容をうまく活かすことができず、ここで溜まったフラストレーションがマスター講座に進ませました。あそこまで勉強したのは受験勉強以来でしたね。リポDが効かなくなったり、DVDを睡眠学習したり、疲労のピークでヘルペスに悩まされたり、合格したら一気に疲れが出て寝込んだり、色々な意味で貴重な体験でした。

マスター資格を取ると、認定講座と試験を行うことができます。
教育大学を出ても教師の道には進まなかった私ですが、ここで「先生」になることを選んだのは偶然ではなかったのかなと思います。

しばらくブログも継続します

このブログはしばらく継続しますが、残しておくという方に近くなるかと思います。コスギスの方をウェブ解析のモデルケースにするという目標もあるので、更新はそっちのほうが増えることになりますが、しばらくは様子を見ながら統廃合を考えます。

それでは改めて、今後ともよろしくお願いします。

事務所を借りることができたので、いいなと思ったアイテム

↓複合機って便利ですな!FAXは固定電話回線必要なのでなくてもOK

↓掃除機はサイクロンのほうが手入れが簡単な気がする。

↓パーテションってこの程度でも良くないです?

↓あとはこんなタイルカーペット。ロゴの色+白で市松模様にしたい(*´ω`*)

14. 5月 2013 · 1 comment · Categories: WEB制作 · Tags: ,

ペンギン。はい、ごめんください。
半徹夜状態でSEOの大先生方のやり取りを見てて、wktkしてたので、勢いで記事を書きました。

米Google Matt Cutts、Google 検索アルゴリズムの変更計画の詳細を語る::SEM R (#SEMR)

今後行われるグーグルの検索アルゴリズムの大きな変更(ペンギン・アップデート)は、主に「スパムサイトを駆逐するよ」的な害虫駆除のような印象が強かったので、まあ別に驚くこともないかなと思っていました。

ただ、ユーザーとしていつもの検索画面が変わる部分があったので、メモ。

図らずして記事広告になっていないか見なおそう

記事広告のことをアドバトリアルって言うんですね。ラジオCMでは一般的だなあと思ったので、ちょっとネットとのギャップを感じました。
要するに「ステマ記事」がコレに該当するのでは?と思いまして。その辺ロックオンされたら大変じゃないの?それに近いことをやっている場合も注意しておくことにこしたことはありません。好意で書いた紹介記事がステマと思われたら…困りますね。

ただ、このアドバトリアルの排除は、メディアがメディアとしての健全性を保つためというのが主目的のようなので、一般サイトにも影響すると断定はできません。

それでも対処方法を知って先に手を打っておくことができるなら、それに越したことはないと。

  • PageRank を渡さないようにする(アンカータグに rel=”nofollow” を入れる)
  • 訪問者にそれが広告であることを明示する

この2点に注意しましょう。
ページランクを渡さないようにするというのは、高い方から低い方へ流れる影響が強いので、逆だとあまり意味ないんじゃないかとも。大手メディアが「SEOに効果ある記事を書いてやるから金出しな」ってのを止める目的のようですね。

検索結果の1ページ目に”多様性”を持たせる

これが個人的に一番影響が大きと感じた内容でした。

検索者としては色々なページが見れるのが嬉しく、制作側としては「ああ、もう使えないよね、やっぱりね」というのが正直な感想です。
検索結果の1ページ目に、同じサイト内のページをたくさん表示できるようにすることで、閲覧者に訴求しやすくなっていたのが、基本的には1サイト1枠で、あとはまとめられるようです。
現在のフォーラムの検索結果みたいなものかな?と勝手に推測。

検索結果はフォーラムのようにまとまる?

オーソリティーサイトのことについても記載がありましたが、あくまで「個人的に注意したい」点は以上の2つです。

まあ要するに自分達のサービスや商品に自信がなければ、小手先のことやったって自滅するような時代です。もっと自信を持って地道に改善していくのが一番で、「急がばまわれ」って話です。
即効性を求めてお金を払う余裕があるなら、ランディングページ作ってリスティング広告に力を入れたほうが良いですね。

マクロとミクロのレポート提出しましたはい、ごめんください。
無事に、新潟県初となるウェブ解析士マスターになることができました。というわけで、”雪国新潟のウェブ解析士” こと、ひじりです。
(もう雪国って時期でもないのですが)(今度は山菜ですYO)

安堵して疲れがどっと出たせいか、その日の夜から体調崩していたりしますが、寝込んでもいられません。今後はウェブ解析を広めていくべくネットでもリアルでも活動していきますので、ウェブ解析に興味を持たれたら、ぜひお声がけください。

4日目は、ウェブ解析士マスター講座の正念場

マスターの試験項目は、大きく2種類あります。ひとつは、レポート。

マクロ視点(いわゆるアクセス解析データ)からのレポートと、ミクロ視点(特定ユーザーの行動の分析結果)からのレポートです。
これは3日目までにがんばってきたものです。最初にマクロ、次にミクロ、そして初級の内容についてというこの試験課題の配分は、よく考えられているなあと感じました。重たいものから最初に行なって、追試があっても何とか対応できるようになっています。落とせば首が絞まることは変わらないのですがね…。

上級でレポートは作っていますが、ほとんどゼロから作ります。そうやって自分なりのスタイルを決めて、それがちゃんと通用するのか、クライアントさんにとって有益なものを作れるのか、という部分で判定されるので、「実務に即しているかどうか」に妥協が許されません。判定はすでにウェブ解析士マスターとして活躍されている方のコメントと、最終的には講師の判断となります。

私は1回ずつ落としているのですが、「もうちょっと具体的な施策の提案が欲しい」というのが主な理由でした。「これがこうなっている(現状分析)ので、こうしたらこれだけよくなります(課題と仮説)。だから来月はこういうことをしましょう(改善施策の提案)」の、最後が今ひとつ足りなかったと。「来月はこれこれこういう施策を行ないましょう」というくらい具体的にしたほうが良いわけですね。

レポートは2回目にしてなんとか合格。同期の受講生の皆さんのレポートも拝見しているので、今後も精進します。クライアントさんから「じゃあどうすればいいの?」と聞かれるようではまだまだです。ハイ。

ちなみに合格後は、他のマスター試験受講者のレポート採点に参加することができます。採点される側にいる時はテンパっていたことも、採点する側に立つと一気に視野が開ける不思議。余裕が出たせいか、「この分析結果ならこういう施策提案ができるな〜」などと考えるところもありました。

そして他の採点者の方のコメントも非常に参考になるものばかりで、思わぬ副産物を得ることができました。これはマスターにならないと得難い経験ですね。また、採点時に「次こそは合格してほしい」という思いを込めたアドバイスをするという大切さを知った事も、貴重な経験になりました。

もうひとつは、講師としてのロールプレイ

ホワイトボードイメージ写真そしてウェブ解析士マスターになると、初級と上級の認定講座を開いたり、規模も金額も内容も自由に決められるセミナーを開くことができます。そのための講師として問題ないか、姿勢や目線、説明の分かりやすさなどを、受講者視点でチェックされます。

試験はランダムに決められたページを実際に講習します。もちろん、どこが当てられるかはその時にならないとわかりません。講座を開催するわけですから、どこが当てられても大丈夫なようにしておく必要があるわけですが、カンペがあるといっても、初級に関しては30個くらいの用語の説明、上級に関しては2日分10時間以上の説明を把握しておくというのは、さすがに骨が折れました。

1日目に前に出た時は、緊張で手や身体は震えるわ、声はうわずるわ、普段のコミュ障が祟って本当に大丈夫なのかと凹みましたが、4日目は前に出ても臆することなく、自然に話すことができました。

今後セミナーや認定講座を行なっていくためには、何とか頑張って乗り越えなければならない壁だと息巻いていたのですが、気がついたら、前に出た時の視点が楽しく感じられるようになりました。そう、楽しめばいいんですよね。あとは経験。

そして、2013年3月期の東京講座受講生は、全員が見事合格できました。

ウェブ解析士マスターという資格を取って学んだこと

写真はセミナーのイメージです。これだけの人数でやったら楽しそうだな…!今までいくつものサイト制作に携わって来ましたが、正直、決定打に欠けているとずっと思ってたんです。

「できました」「更新方法はこれです」「弊社で更新も可能です」・・・まあ、やることはやってたんですが、何か違う。ホームページは営業マン、という言葉が大好きで「だから更新が必要ですよ!」・・・必要は必要なんですけどね、それだけじゃない。

なにか違う、それだけじゃない、というモヤモヤに答えを見出したのが「ウェブ解析士」という資格でした。

「ウェブ解析」という言葉を知って、全国統一試験のために東京から来られた(イケメン)後藤講師の初級を受講したのが始まりです。テキスト読み込んで、付箋貼って、蛍光ペンでマーカーつけて、大学時代に「お勉強」したことを懐かしく思いながら予習してました。
(ちょっと脱線しますが、学校の勉強ってこういう学習習慣つけるためとか、学ぶことが面白いって思う下地を養う意味ではすごく有用だと思うんで、独学力をつける授業があればいいのになー)

初級〜上級の講習内容についてはそれぞれレポートしています。

[WACA] 初級ウェブ解析士の講座を受けてきました
[WACA] 初級認定試験に合格しましたが認定受けずに上級目指します
[WACA] 上級ウェブ解析士の講座を受けてきました
[WACA] 上級ウェブ解析士の講座を受けてきました(2日目)

私がマスターまで進んだ理由が「初級の問題、どこを間違ったのかわかんないよ!」という(不純な)動機だったのですが、出題内容はシャッフルされているし、問題が改訂されたこともあって、どこを受けたかわからないため、疑問の解決はできませんでした。
でも、今後はそんな受講生のフォローもできるようなマスターとして、活動していきたいと思います。(ただ出題は完全ランダムなので、問題がわからないと答えようがないのは事実)

ウェブ解析士という資格は、持っているからスゴイとかそういうものではなく、ウェブ解析を総合的かつ体系的に学べるということが一番の醍醐味だと思っています。実務に使えるノウハウが満載なので。そのノウハウを使えるということを、第三者が認めたことで資格保持者と認定されているというだけで。だから資格にこだわらずに、効率よく学んだ内容をまずはセオリー通りに実務に活かして、その中で自分なりに揉んでいくというのが一番大切なところでしょう。

というわけで、今後は WordPress とウェブ解析の2つを軸に活動していきます。ウェブ解析と認定講座に関する内容は専用サイトを別途立ち上げ準備中です。本格始動は6月以降になりますが、5月中に新潟県の長岡市でオープンセミナーを開催します。
ウェブ解析士協会の代表理事、江尻さんと私のオープンセミナーになります。個別相談も受け付けている太っ腹企画なので、お近くの方はぜひ都合をつけてご参加ください。

【新潟開催】受注につなげる企業向けホームページ活用講座:初級編(個別相談付き) – ウェブ解析士認定講座・検定

inkscapeはい、ごめんください。
このブログは備忘録として使っているのですが、情報を発信するためのサイトを別途作成中です。そのためのロゴやらイラストやら作るためには、やっぱりベクタデータが扱いやすいんですよね。

でも、Adobe Illustrator は高くて手が出ない!という時に便利なのが、Inkscape。
イラレに慣れてしまうと若干使い勝手が違うので戸惑ってしまいますが、無料のソフトかつUSBにも入れて持ち運べるポータブル版もあるので、ちょっと作りたい時にオススメです。

Inkscape Portable(Windows版)をダウンロードしてみた

Inkscape 公式サイト
Inkscape 公式サイト(ダウンロードページ)

Windows 7/Vista/XP の portable というところからダウンロードして、インストール先をUSBなどにすると良いです。個人的にはレジストリを汚さないのが嬉しい。

is_install01

インストールする際に多言語オプションを求められますが、上図のようにチェックを入れておけば環境設定から日本語を選ぶことができます(2013年4月30日現在、ver 0.48.4)。

Inkscape の日本語化は設定してソフトを再起動するだけ

InkscapePortable.exe をダブルクリックすれば起動しますので、File -> Inkscape Preferences… (Shift+Ctrl+P) を開きます。

is_install02

左側から Interface を選び(下から4つめくらい)、右側の画面で Language を Japanese (ja) にします。あとはこの設定画面と Inkscape のウインドウをすべて閉じ、再度 Inkscape を起動してください。

Inkscape でいつも戸惑うのは、OK とか適用のボタンがないところなんですよね…(選んだ時点で適用されます)

Inkscape の日本語フォントを変更するよ

Inkscape を再起動して、日本語になったと喜んだのも束の間、インターフェイスのフォントが汚い!設定を弄る方法としては2通りあります。

インターフェイスの設定ファイルを変更する方法

1つめは、インターフェイスの設定ファイルを変更する方法。書体以外にも文字の大きさを変えたい場合にオススメです。

Inkscape の インストールフォルダ内の App\Inkscape\etc\gtk-2.0 を開きます。その中に gtkrc という拡張子なしのファイルがあるので、それをテキストエディタで開きます。

一番最後に、下記を追加してください。今回はメイリオ、8pt を指定しています。フォント名のあとの数字がフォントの大きさになります。8はやや小さめ。また、「MS UI Gothic」や「MS PGothic」も指定できますが、Windows7 ならメイリオで良いかと。

上書き保存したら Inkscape を再起動して、メニューのフォントが変わっていることを確認してください。

is_install06

書体の定義を変える方法

参考:InkscapeのUIフォントを直す – Weblog – hail2u.net

2つめは、フォントの定義を変える方法です。「sans」という枠にフォントの候補を設定します。CSS で言う font-family の指定に似ていますね。

Inkscape の インストールフォルダ内の App\Inkscape\etc\pango を開きます。その中に pango.aliases というファイルがありますので、テキストエディタで開きます。

に変更して保存、Inkscape を再起動してください。sans に segoe ui と meiryo を追加しただけです。

is_install05

英文フォントして segoe ui が優先され、日本語フォントはメイリオになります。メニューのショートカットのフォントで違いがよくわかるかと。

どちらもそんなに難しくはないので、お好きな設定をお選びください。ちなみに、両方やっても1つめの設定ファイルの方が優先されます。

それでは、素敵な Inkscape ライフを(^ω^)

ウェブ解析士認定講座 公式初級テキスト 第4版!はい、ごめんください。
新宿の風は寒いですが、春のあたたかさですね。

3日目以降はさすがにテンパっててブログ書いているどころではなかったので、4日目を終えて、改めて。この3日目辺りでそろそろ疲れが出てくる頃だと言われました。ええ、忘れてたヘルペスが発症しましたから…。

3日目の内容は初級の「教え方のコツ」が主体

初級テキストの第4版は、ややコンパクトになって持ち運びしやすくなりました。その分文字がぎっしりなので、開いた時のインパクトは大きいかも。「初級ウェブ解析士?って、どんなこと勉強してきたの?」と聞かれたら「このテキストの内容です」ってドーンと出すとその量と濃さに圧倒されることウケアイ。

ただ、新しい内容はそれほど多く追加されているというわけではなく、省かれた部分もあって、わかりやすい説明が増えたから文字数が多くなったという印象です。

そんな初級の内容は、実は一番教えにくい、ということでした。

初級認定試験の合格率は?

私は制作畑から出ているので割と身近な単語が多いのですが、マーケティング用語になるとサッパリでした。三文字の略語はもちろん「コンバージョン」という言葉すら馴染みがなかったので、その部分では苦労しましたね。

逆に、販促畑から出ている方は上級を目指すことが多いと思う(というよりぜひ目指してほしい)のですが、「METAタグ」とか「IPアドレス」などのウェブではお馴染みの横文字から覚えてもらう必要があるわけです。でもこの初級の内容をクリアしないと、上級をちゃんと理解できないので、しっかり覚えて欲しいとのことでした。

初級は知識、上級は技術を学ぶので、使うための道具をちゃんと作っておくわけですね。

試験問題の内容も変わって、誰でも解けるような問題はなくなったようです。ただし、ちゃんとテキストを理解して演習も行なっていれば解ける問題です。つまり「試験のための資格」ではなく「実務のための資格」によりシフトしているということ。
しかもウェブ解析士の認知も高まってきており、力試しに試験だけ受けてみようとか、会社命令で受けてみました、的な受講者が増えているので、裾野は徐々に広がってきてはいますが、合格率はやや下がり気味だそうですよ。

個人的には「講座を受講すればたいてい受かる」という印象

これってつまり講師の手腕だなとも思うわけで(だから「教えにくい」)。安くはない資格なので、受けるなら少しでも実務に生かしてほしいですし、ホームページというものに対する考え方が変わるだけでも違うと思っています。考え方が変わったことでウェブサイトを活かすことに興味が出て、マスターまで取っちゃった人間がここにいますしね。

そんな講座の内容は、テキストのおさらいをするものではありません。このテキストは教科書と言っても過言ではないので、やったら大学の講義みたいに半年は授業できそうw ちょっとテキストから引用。

●初級ウェブ解析士認定講座の内容
通常の初級ウェブ解析士認定講座は実務イメージをつけてもらうため、座学でテキストを学ぶような講座となっていません。テキストで学べることを講座にする意味はない、実務イメージをつけてもらうことに価値があるとの考え方からです。
そのため、多くの講座は予習前提です。テキストに目を通した前提で講座は進みます。
ただし、予習が不十分でも受講する価値はあります。予習前提というのは、教えてもらう姿勢ではなく、自ら考え学ぶ講座をするためでもあり、予習が不十分でも多くの人は講座についていけるはずです。(WACA初級ウェブ解析士認定試験公式テキスト 4ページより)

だから私は「受かりたい!」と思う方の期待を裏切らない講座を開いて「ウェブ解析って面白い!」と受講者全員に実感してもらうことをひとつのゴールに定めました。

試験対策としては用語のチートシートや追加のオリジナル演習問題を用意したり、場合によっては講座を2日間にすることなども考えています。少し余裕ができた中で実例と泥臭さについてもお話できたらなあと。仮説って立てることに意味があって、大抵は外れますよとか、課題発見は宝物探しみたいだとか。マクロ視点が苦手でもミクロ視点が得意な人もいますよとか。

7月に全国統一試験があるので、そこに向けて初級講座を長岡〜新潟で開く予定です。試験日の1週間くらい前までに受講して、1週間で復習して試験に臨んでもらえればいいかな。もちろん、その間にわからない点はフォローしますよ。

そんな3日目の最後はミクロレポートの試験日でしたが

前回、マクロレポートの追試を言い渡されているのですが、今回出すことができませんでしたorz あと1回の猶予でなんとかなるのかな…とは思っていましたが、ミクロも追試を言い渡されてしまい、3日目以降は色々崖っぷちだったのです。

ちなみにレポートが落ちる理由は「もうちょっと具体的な施策を」というのがほとんどでした。さすがマスター、「行動を促す施策を出す」というところに妥協が許されません。マスター講座はマゾじゃないと受けられないんじゃないかと思ったことをふと思い出し、厳しさを感じつつもワクワクを感じながら(どう見てもMです。本当にry)、リポD常備して締め切りギリギリのギリまでレポート書いてました。途中でエクセル動かなくなったりしてねー、印刷代でネットプリントでフルカラー使ったら5000円以上吹っ飛んだとかねー、Macで作業するためにpages買ったらすごく気に入ったりしてねー。今ではどれも良い経験です。でもグラフはやっぱりエクセルが一番だわ。

そして、運命の4日目に続きます。

秋葉原で行われたSEOセミナー。会場いっぱいでした。はい、ごめんください。
前の日にウェブ解析士マスターの講座に出席して東京にいたのですが、a2i の特別セミナーが次の日にあると知って、条件反射的に申し込んで参加してきました。(なのに新幹線指定席を前日分で予約してるとか…)

今回、ブログなどへのレポート掲載は歓迎しますと公式にアナウンスが出ているので、a2i セミナーのレポートをまとめてみました。個人的に面白かったところを自分用にまとめたので、順序が違っていたり抜けてるところもありますのでご容赦を。

すべてに共通するポイントは「SEOはユーザーの満足度を上げるもの」

参考:【受付終了】特別セミナー「ユーザー行動から取り組むSEO」 3/27(水) | アクセス解析の協議会 アクセス解析イニシアチブ
参考:a2iセミナー「ユーザー行動から取り組むSEO」 – Togetter

第1部は Google ウェブマスターツール(以下WTM)の活用方法を具体的に紹介。古川さん(けんすうさん)が戦略論、辻さんが戦術論というイメージでした。
第2部は Google という会社がどんなことを考えてどんなことをやっているのかの紹介、
第3部はキーワードから導くコンテンツの作り方と事例、といったところです。

第1部
「実例で見る Google ウェブマスターツールを活用した ユーザー中心 SEO の取り組み」

大規模サイトの nanapi ならではの話でした。第一線の方の話は、明日から自分たちの実務に生かせるかというとそう簡単にいくものでもないのですが、とても参考になりましたよ。

参考

膨大なキーワードに対しては優先順位をつけて対応

nanapi は日本を代表する大規模なハウツーサイトです。そのため、自然文による流入もあるのだとか。(「チョコをあげたいけど自信がない場合はどうしたら良いか」的な文章で検索される)
流入キーワードは45万くらいあって、さすがにすべてのキーワードについて最適化することができません。そこで、優先順位をつけたわけです。
具体的な説明は辻さんの担当なので順序が違いますが、WMT を活用した CTR 改善シートが参考になりました(後述)。

ユーザーが探しやすく求めやすいように構造を改善

「寂しい」というキーワードで事例が紹介されていました。色々なシチュエーションが考えられるわけですが、それらのシチュエーションごとにしっかりとコンテンツが用意されているのが nanapi です。
元々は7つのカテゴリに分けていたものを、5000のテーマに細分化し構造化したことでユーザーが探しやすくなりました。(でも、メモに5000万って書いてあるんだけど……万…?)

そのテーマの分け方については、決まったフォーマットがないのでどうやって分けるかが大変だったとのことですが、検索キーワード数と本の目次などを調査して作成し、結果、検索エンジンの上位へ表示されるようになったということです。構造の適正化はもちろん、キーワード密度の関係もあるのかな。

そして検索結果が自動的に表示されるものにはせず、整形し、テキストでの説明も入れて、ユーザーが理解しやすいように徹底。ここは自分のメモがやや違和感あるのですが、この部分(検索結果が自動的に表示)のランディングページは、例えば「LINE」というキーワードで Google などからアクセスされた際に、表示されるページは「LINE」のテーマに関する記事がリストアップされているけれども、「一覧」として出すのではなく「テーマのトップページ」として出したことに意義がある、と解釈。

とことんわかりやすいもの=徹底したユーザー視点

検索エンジンで露出した際に表示される内容、ソーシャルメディアで表示される内容、パンくずで表示されるタイトル、スマホで表示される内容・・・これらをすべて手動で設定したことで、すべてのシチュエーションで最適化されました。
(確か以前けんすうさんがブログで言及されていたような)
(これです → ユーザーのためが最強のSEO!nanapiのSEOで何をしているか – nanapi社長日記 @kensuu

ただ、nanapi の目標は意外とシンプルでした。ユーザーを考えてサービスを作るだけ、という。技術的に具体的なところは、下記の3つ。

1)ユーザーの入力したキーワード(=ニーズ)に合ったページを上位に表示する
2)ユーザーの求めている内容だとすぐに分かるようにする
3)ユーザーにクリックされたページは期待を裏切らないものにする

・・・徹底してますね。曰く、「Google は常にユーザーを見ているので、Google を信頼して一緒にユーザー観点で考える。ユーザーに役立つ物を出していれば Google は認めてくれる」とのことです。

もちろん、それが一朝一夕にできるものではなく、完成もありません。だからそのために PDCA サイクルをこまめに回していくことも必要だということでした。辻さんは、サイクルを回せば回すだけ改善していくと言い切っておられました。

ユーザー中心の効果的な SEO 手法

辻さんの講習は戦術的なところが主でしたが、考え方としても非常に参考になりました。そもそも SEO ってどんなことをするのか。その項目と必要なものは下記のとおりです(SEO の知識・能力は必須)。得意なところを集中して行なうのではなく、バランスを取って全体的にやっていくことが必要でしょうね。

  • マークアップやサイト構成等の修正・・・WEB制作の知識
  • サーバ等記述要件の修正・・・プログラミングに関わること?
  • キーワードマーケティング・・・十分なデータ
  • 検索を踏まえたコンテンツ作成・改善・・・サイトの運用スキル
  • リンクで紹介されやすい状態づくり・・・WEB制作・運用スキル

ここで使うデータは、ユーザーのニーズを探り、ウェブサイトへの満足度を高めるヒントになります。SEO のために必要なデータの取得元ですが、よくある現状は以下のとおり。

  • 検索結果(6割)・・・順位とか?
  • アクセス解析データ(3割)・・・GAとかで見るやつですね
  • GWT(1割)・・・活用されてないっ!

これらの割合を、下記のようにしましょう。

  • 検索結果(2割)・・・気にしてばかりいても仕方ない
  • アクセス解析データ(5割)・・・仮説を立ててしっかり検証!
  • GWT(3割)・・・活用することで更にユーザと強く繋がれるツール

SEO はユーザーのため=サービスにエスコートするためのものなので、SEO の指揮をとるのは、できるだけ社内の意思決定をできる人が望ましいということです。小手先の手法に逃げてしまう事のない、軸をしっかり持ってる人ということですね。

WMT から CTR 改善シートを作る!

面白いのが、上位に表示されてもクリックされない場合。これは WMT から CTR を一覧できるので、優先順位の高い(表示回数の多い)キーワード、かつ、CTR が低いキーワードという視点で見つけることができます。

おそらくユーザーが求めているものではないためと推測できるので、キーワードから仮説を立てて、別のページヘ誘導するようにサイトを改善。こうやってこまめに PDCA を回しているようです。
文章にすると簡単そうですが、優先順位があるとはいえ、膨大なデータに対して施策を行なうのは、普通すぐになんとかできるもんじゃないですよ…!いや、みんなやれないと思ってるだけに、やれる人が成果を出すんでしょうね。

WMT を利用するときに注意したい点

  • Google のパーソナライズに注意
    ・・・検索エンジン結果が人によって変わる場合がある
  • 誘導したいページヘ誘導するように操作するのが基本
  • 定期的に目視確認
    ・・・問題があるか(健康管理)、わかりやすく伝えられているか(改善ポイント)

順位に対してどのように取り組んでいるのか?

これは質問に対する辻さんのコメント。
「検索結果で見ることは不要とクライアントさんにも伝えている。順位を気にするより解析を見るべき。一喜一憂するのではなく大きな変化を見ていく心構えで」

第3部の江沢さんの言葉も要チェック。
数字を見るのではなく、使う人を見るということを忘れずに。

第2部
「ウェブ担当者に知ってほしいホワイトハットSEOの基本と誤解しがちなポイント」

スターターガイド。紙だと親しみがわきます。「white hat」ってそもそもどういう語源なのかなとちょっと調べてみたんですが、「正義の味方」くらいしかわかりませんでしたw 逆の「black hat」が「悪役」という。SEO においては悪役というより犯罪者的なイメージなんですけどね。

グーグルのサーチクオリティチーム所属の金谷さんは、Google ウェブマスター向け公式ブログGoogle ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム の中の人。

今回はホワイトハットSEO、つまり基本に則った堅実な(マジメな)SEO についてのお話です。箇条書きでポイントチェック!

【誤解1】ホワイトハットSEOでは上位表示は難しい?

そもそも検索エンジンばかり見て、上位を狙うことだけ考えていたら、上位に表示されることはありません。上位表示は結果であって目的ではない、くらい考えた方が。
むしろ、ホワイトハットの方が上位に上がったら継続できる可能性が高いというメリットがあります。

【誤解2】ホワイトハットSEOだけでは上位表示できない?

ホワイトハットじゃなきゃ何ですかと。ブラックハット?グレーハット?
小手先の技術に頼って上位表示を狙うとか、そんなリスクを犯す必要はないんです。特にブラックハットはスパムと判断されるので絶対にやめましょう。

ホワイトハットSEOで大切なこと

  • アルゴリズムを分析してイタチごっこしていても仕方ない
  • ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供すること
  • Google がクロールしやすいサイトを作ること
  • Google がインデックスしやすいサイトを作ること
  • WMTが発するメッセージをチェックしよう

オフラインでの評判を高めることも重要

たとえば「地域名+歯医者」で上位表示を狙うということは、リアルでもその地域ナンバーワンを目指すくらいでないといけません。狙ったキーワードで上位表示を狙うということは、これだけの覚悟が必要です。
リアルがしょぼかったり、自社の商品・サービスに自身がないのに、「検索エンジンで1位を取れれば売れるんだ!」と考えるのは本末転倒ですよね。

つまりグーグルが評価しているのはコンテンツ。スターターガイドに書いてある項目をしっかりおさえて、クロールやインデックスされやすいサイトを作りましょう。
スターターガイドはPDFとしてダウンロードできるように公開されています。

参考:検索エンジン最適化 スターターガイド(PDF)

グーグルが色々暴露し始めた

参考:
検索の仕組み – 検索サービス – Google(日本語)
How Search Works – The Story – Inside Search – Google(英語)

グーグルが何をやっているのか、というのが網羅されています。英語版はスクロールで色々出てくるので、見てておもしろいかも。

クロールとインデックス
  1. グーグルボットが巡回して、ユーザーが検索する前に行なっている(30兆ページ超え)
  2. ページとページのリンクを経由して新しいページを発見している。もちろん WMT も有効。
  3. クロールしたページを分類してインデックスを作る。
アルゴリズム
  1. テキストだけでなく、画像で画像を検索したり音声サーチもできる
  2. 入力された情報を手がかりにインデックスから関連ページを探す
  3. 200以上あるランキングアルゴリズムで関連性に伴って優先順位をつける
  4. デバイスに最適化されて表示
スパム対策
  1. アルゴリズムによって自動的に処理されているが、一部手動
  2. 大きな変動があった場合はWMTにメッセージを出している
  3. スパムと判断されてしまったら再審査リクエスト(WMTから)すれば掲載

ユーザーのためのコンテンツをコツコツ作って、ユーザーに認められれば Google にも認められ、更にたくさんのユーザーによって支持されて、コンテンツも良い物になっていく。
ユーザー視点はもちろんですが、自分たちが商品やサービスに自信を持つことが前提条件だなと感じました。

第3部
「検索キーワードからユーザーを描く SEO活用の課題とポイント」

アユダンテの江沢さんは「できるSEO・SEM」の著者のひとり。そして真砂さんは田舎者の私でも聞いたことのある靴下屋さん。サイトをすべてリニューアルした際に本格的に SEO を取り入れた時のお話です。

参考

サイトのタイプとSEO施策

大規模サイト(主に総合EC)= サイトの構造改善に注力すべし

  • 商材が多い=ページ数が増える=ロングテールが狙える
  • 【ポイント】構造認識、URLの正規化、類似ページの精査(順序を変えるページや caronical に注意)、リンク構造、品質(オリジナリティ、自動生成に注意)

商材限定型サイト(主にB2B)= 検索キーワード最適化を徹底すべし

  • 商材が少ないのでビッグ〜ミディアムキーワードを狙う必要がある
  • 【ポイント】キーワード、テーマ性のあるサイト構造、カテゴリ設計、コンテンツ作成

サイト改善前・アユダンテさんによる現状分析と問題点

  • 検索エンジン流入は全体の7割と多いが、その半分はリスティング。新規ユーザーの購入率が低い。
  • オーガニック検索がサイト名や社名関連。一般名称での流入を広げたい。
  • 商品ページへの流入が一桁。
施策前の構造
  • 店舗経験から属性でのカテゴリ分けとなっていた。
  • 人気キーワードが下層に入っていた。
  • アイテムが重複して分散してしまう。
  • 女性が検索してもメンズの5本指がヒットする可能性があった
施策後の構造
  • アイテムからサイトを構成した。
  • 店舗と違ってウェブはユーザーがあらゆるところから来店するという考え方
  • 属性から探すのも残したがメインの導線ではない
  • クロスページを自動で作ってしまうとGoogleに嫌われやすい。
  • ユーザの検索ワードに対してどのページを返すか最適化。

有効なキーワードを増やすためにカテゴリを見直そう

  • 商品を分類するアイテムカテゴリを見直してキーワードを増やした
  • カテゴリの重要なポイント
    • CAT1:最重要ワード
    • CAT2:分類名はキーワードにならないのでページは生成しない
    • CAT3:具体的な色々なキーワードを配置
    • エイリアス:別名機能。複数キーワードの対策にあると便利
  • 重要なキーワードは1カテゴリ1ワード。
  • キーワードからカテゴリをつくる。

SEO にとって一番大切なポイントは「ユーザーニーズとキーワード」

SEO は上位表示ではなく「上位表示を使ったマーケティング」。
ユーザーが何を探し、どんな情報を求め、何があれば買うのか = ユーザー中心のSEO

 

3時間半とは思えないくらいのボリュームでした。まとめるのにもだいぶ端折ってます。ということでまとめのまとめ。

1.ユーザーのためのサイトを作って、 Google WMT でポイントを見つけ改善していこう

2.技術に頼らずホワイトハットなコンテンツを作ろう

3.キーワードに注目してサイトを構造化しよう

とても楽しかったです。講師陣の皆さん、事務局の方々、ありがとうございました!

参考書籍

アユダンテの江沢さん(共著)の本。初心者でも読めます。

けんすうさんがご自身のブログでおすすめされていた本。個人的にはペルソナの方が読みたい。

アユダンテさんのスタッフ(でいいのかな?)による本。すでに絶版…だと…?

個人的にお気に入り。また読み返そう。

2013-03-26 21.33.04はい、ごめんください。
ひじり@今年度最後の雪が降ってた雪国のウェブ解析士(笑)です。

東京はあったかいですね!そりゃ桜も咲くわ…。
えきねっとの早割がその電車以外はすべて無効になるのを買ってから気づいて、しまったこれは遅れる…と思ったものの、埼京線が頑張ってくれたのでなんとかなりました。途中、何か壊れてましたが気にしない。

課題試験1:マクロレポートの提出

ウェブ解析士マスター講座の最初の課題試験に、マクロレポートの提出があります。現状分析を踏まえた上で、アクセス解析のデータなどから全体を俯瞰した視点のレポートです。

ゼロからの作成なので、正直なところ、本当にどこから手を付けたらいいやらわからず、しばらく放置してました。たださすがに締め切りが迫るにつれて焦ってきて、上級でやったレポートに準じて書いてみようと手をつけたわけです。

現状分析はどこまで必要なんだろうなあ…マクロレポートっていうし、すっとばしていいものやら??いやでも最低限のことは入れておかないとだろうし…などと悶々としつつ、時間も時間だったので再提出を覚悟し、添削に期待して提出しました。

ウェブ解析士のレポートは量ではなく、質です。といっても、さすがに12ページは少なかったかなあと。キーワードの表とか入っているし、50件で気づきが生まれるなら、100件もいらなかったなあ。必要な部分が出たらそこはコメントで補足しよう。

そして、ネットプリントでカラー印刷したら5,000円以上かかりました…。セブンのおねーさんはすごく親切だったのですが、今度はちょっと考えます…(某Kさんのお言葉に甘えさせていただこう…)

上級 DAY2 のおさらい

2013-03-26 14.05.17実務的な内容が追加された部分もある上級講座の2日目です。1日目は戦略、2日目は戦術を学びます。戦術の内容がより具体的・実践的になったので、これを使いこなすには結構大変です。その分面白そうなんですがね。

マスター講座の1日目を受けて思ったのは、ここで資料に余計な書き込みをすると後で色々書けなくなるので、青字でポイントだけ書くようにしました。

2日目は割とマスター向けで「こういう教え方」的なポイントが多かったように思います。お昼食べたら思考停止して色々ヤバかったのですが(汗)、それらを振り返りつつ DVD をよく聞いて自分のものにしてしまおう。上級の課題フィードバックは大変だけど楽しそうだな!

ウェブ解析士はレポート業務よりも設計業務の方が重要になってくるというのは私も同意で、話を聞けば聞くほど設計の重要性を感じます。もちろん、設計に縛られすぎない柔軟性も大事で、そうなった時の軸は絶対にブレないようにしておかなきゃね。
そこはクライアントさんとしっかり共有しておきたいところ。

オープンセミナーを5月から開催できたらいいな

スケジュールをざっくり決めたんですが、5月6月は長岡・新潟でオープンセミナーを開いたり、色々な会合に出席したりして、認知度アップの期間にしようかと。
7月に初級の統一試験があるので、それに合わせて初級の講座と試験を予定しています。

個人的に、ウェブ解析を実務に活かすには初級の知識だけでは不十分だと強く思っているので、上級に進みやすいような特典とカリキュラムを考えています。
まあ、ネックは費用なんでしょうが、質が質だけにそれほど下げるつもりはありません。それ以外の部分で価値を出せたらいいな。

WordPress 大好きっ子なので、「WP×ウェブ解析」というテーマが一番やりやすいのですが、私はできるだけウェブ解析に比率を置くつもりでいます。
なので、最初はウェブ制作に直接関わっている人達向けのオープンセミナーを予定しています。WP の紹介と初級講座の情報が結構多くなるんではないかと。

もうひとつ、初級と上級の美味しいとこ取りをした、企業の営業担当者向けのセミナーを考えています。
この内容はまだ未定なのですが、今、私自身が感じていることを解決できるような内容にしたいのです。つまり、ホームページをもっと活かしていくぞ!という考え方ができる営業担当者を育てたいのです。

初級じゃ足りないし、上級じゃ突っ込みすぎる。
アクセス解析データをある程度読むことができ、自分たちが自社のホームページを(サイト制作業者任せにせずに)しっかり営業マンとして育てるための戦略と戦術ってところでしょうか。
んー、営業担当者に限る必要もなく、経営層をターゲットにしてもいいのかな。

あとは会場と集客が必要なんですが……がんばろ。NICOとか長岡商工会議所の情報見ておこうかな。ブース出展とかできたら目新しいかな(お金もかかるのでだいぶ先の話)

上級 DAY1 のロールプレイ練習を行ないました

ウェブ解析士マスターは、表示されたスライドを補完するための説明を行わなくてはなりません。スライドは本当にポイントしか載っていないので、受講者がちゃんと理解できるように、自分の中で噛み砕いて教える必要があるわけです。

新しいカリキュラムの上級講座 DVD を聞きながら自分でポイントを出してみましたが、いざ説明するとなると全然言葉が出てこないことに唖然。
そこで次に行ったのが、いわゆるテープ起こし。写経です。これが実は一番効果的でした。いざとなったら読めるし、自分の言葉で言い換えることができるので、安心感が後押ししたのもあってか理解に繋がりました。当日の新幹線の中でも、乗り物酔いにギリギリ耐えながらやってたんですがね。

前に立つと相変わらず固まるけれど、これは経験積んでくしか!本試験の4日目までに DAY2 含めてできるようになっておかないとね。

マクロ分析レポートの評価

事前に提出したマクロレポートの公開処刑評価をいただきました。一番最初に「じゃあ小杉さんのから」って言われた時は、ああ、はい、きっと点数順だなと思ったのは間違いないはずw 迷いがそのまんま出てたレポートだったのですが、おかげでたくさんのアドバイスをいただけて何よりでした。

現状分析にコミュニケーションデザインを追加して(これはミクロに活かそう!)、行動につながる具体的な施策を追加して、根拠となるデータの表現方法を工夫して、次は合格できるようにがんばります。

マクロレポートの一発合格率は 25% くらいだそうですが、今回7人中3人が合格されたので、高かったのかな。そんな合格者を含む他の方のレポートがとても参考になったので、追試のメリットであるイイトコ鳥を呼ぼうかな。どのみち自分の言葉にする必要があるので、方向性が決まっただけでもありがたい。

これからのオシゴトを考える

講師としての業務と、実務としてのウェブ解析業務は、半々くらいが理想です。そうすると、あまりたくさんのクライアントさんを担当することができないので、本気で解決しようと思ってて、かつ、ある程度ワガママをきいてくれるクライアントさんと濃いお付き合いしていきたいところ。

事例を共有させてくれたり、ちゃんと行動してくれたり、新しい技術の施策を取り入れてくれたり、というモニターやパイオニア的なお付き合いを快諾してくれると嬉しいなあというワガママです。
そのためには全幅の信頼を得る必要が有るため、私にとっても試練です。

例えば、施策を打つ際に仮説を立てるわけですが、仮説検証したら、よくわからなかったとか、うまくいかなかったとか、往々にしてあるわけです。すべてが成功するようなら、ウェブ解析士はあっという間にお払い箱ですよ。

それでも、失敗を失敗で終わらせずに、糧として改善サイクルを回していかなくてはなりませんが「失敗したから信用できない」と言われる恐怖心も少なからずあります。
講座でいくら「失敗を恐れずに、必ず仮説を立ててください」「気づきを見つけてください」と言われても、クライアントさんがどう感じるかはまた別の問題でw

もちろん、最初に説明責任はあるので、リスクを双方納得するのが前提です。それが契約書で終わらずに、人間として信じてくれるようなクライアントさんに会うことができたら。

そんなクライアントさんを失望させることのないウェブ解析士を目指して、引き続きマスター講座をがんばります(`・ω・´)ゞ