ウェブ解析士マスター講座カリキュラムはい、ごめんください。
ひじり@雪国のウェブ解析士(笑)です。ここ数日は暖かくなってきて雪解けの予感。マスター講座を受けての感想やら雑記やらを忘れないうちに書き連ねます。

昨年12月には上級ウェブ解析士の資格を取得し、ウェブマーケティングの知識を得ることができました。上級ウェブ解析士は、ウェブマーケティングをしていたり、ホームページ制作の営業で提案の幅を広げたい方には最適の資格だと思います。

これは個人的な所感ですが、ウェブデザインをやっている方は、ウェブマーケティングのことをあまり知らないのでは。特に、デザインの勉強をしてきた方は芸術家になってしまいやすいなと。そうすると制作側やクライアント側の「好み」で作ってしまう傾向が出てきてしまいます。

企業が持つホームページは見た目のきれいさ以上に、ビジネスに直結していなければなりません。だからウェブマーケティングを学ぶことができればクライアントさんともユーザーさんとも共通認識が生まれ、デザインの設計にもつながります。

上級ウェブ解析士は、提案のための大事なところを効率よく学ぶことができるのが大きいですね。(だからウェブ制作会社の営業さんにぜひ取得してほしい資格です)

ウェブ解析士は、アクセス数を増やすことでも、リピーターを増やすことでもありません。成果を出すために仮設を立て、データを検証・分析し、クライアントさんの行動を促す提案をすることこそが本分です。(「仮説検証原因分析対策立案」ってほとんどお経だw)

今は上級ウェブ解析士兼ウェブディレクターとして仕事してます

冬に上級をとって以来、理想論はいくらでも言えたし、GA を見る機会には恵まれていたけれど、先にも挙げた成果につながる提案をできているかと言われれば、正直なところ NO でした。

かなり自信のある提案は行ないました。これやれば PV も回遊率も滞在時間も絶!対!伸びる!と確信していた提案でしたが、施策(行動)につながらなかったりして。双方で KPI をちゃんと考えていなくて、ヒアリングはしたものの、こちらからの一方的な提案が強すぎたせいかなと反省。

コンサルタントと言っても、ウェブ解析士としてはやはり一緒に作り上げて行きたいもの。そこにはクライアントさんの当事者意識が不可欠です。何とかしたいと思っている方ほどコンサルのしがいがありますが、危機意識の低いクライアントさん(≒「ホームページをキレイにしたい」という要望が一番にある方)は喚起する必要があります。もったいない!

あとは、「じゃあこの数字ちょっと見せて」と言われて目的を聞き、一番いいと思われる数値を出したりとか。
でもこれは、単なるレポート屋になっているだけなんですよね。喜ばれるものの「じゃああとはこっちで検討するから」と言われて終わりでは意味がありません。そこから先にも踏み入って、ウェブにも役割を与えて成果を出すことが重要なのにもったいない!

そして頭を抱えてしまうのが、手段が目的になっている場合。
「スマホ化したい」「管理しやすくしたい」という要望。クライアントさん側の事情はわかるんですが、ユーザーに対する意識が欠けている・・・

スマホ化したら何を期待してます? 何を目的に管理しやすくするんです?
そうするとユーザーさんはどうなります? 成果に繋がってます?

あと一歩踏み込んでそんな話をしたいのですが、案件がまわって来るときには工数や費用、デザインの話だけ・・・要するに設計が蔑ろにされてしまう。ホームページを持つメリットの半分は捨てているといっても過言ではありません。もったいない!

そんなもったいない!に対処すべく、マスターを取ることにしました

商売(サービス)を続けているということは、そこに価値を見出している人がいるわけです。ウェブを使ってその価値を知ってもらい、対価としてお金をいただくことが、主に最終的なゴールになりますね。(業種や目的によっては違う場合もありますが)

なのに、サービス提供側のクライアントさん自身が、自分たちのサービスをうまく伝えられないのが一番の問題だと肌で感じています。買ってみればわかる、経験してみればわかる・・・これじゃ、実物を手にとることができないウェブでは致命的です。

それじゃ駄目なんだ!と言うのは簡単ですが、それでは上記のクライアントさんと何も変わりません。外に理由を求めても仕方ありません。ユーザーさんのことをよく考えるのは、ウェブ解析士だって一緒です。だから私はコンサルティング能力を実戦でつけるために、マスターを受講することにしました。

てなわけで、この時はまだ初級や上級の講師としてマスターを取ろうという気持ちはほとんどありませんでした。

MAXとき2階建て。とくダ値万歳!新潟から東京方面へ・迷子再び

ウェブ解析士関係で東京に行くのは3度目になります。会場が違うと毎回迷います。方向音痴スキルが発動しますが、雨に降られたことがないというのは奇跡?

お決まりのように新宿駅で迷い、会場へ行くにも迷い(徒歩○分って、そんなに早く着かないYO!都会の人は武空術でも使えるの?)、ギリギリになって到着しました。

帰りも少し気を抜けばすぐ迷ってしまい、呆然としたり冷や汗かいたりしながらも、なんとかその日のうちには帰ってこれました。次は大丈夫!たぶん!

マスター講座、1日目

今回の受講生は8名。お一人は欠席だったので、7名で受講することに。

参考:ウェブ解析士認定講座・検定 | 初級・上級・マスター3つの資格を用意: ウェブ解析士マスター認定講座

まずは概要説明。
講座の流れや試験の説明を受けます。
再試験を受けられますという説明から、一発合格者がまずいないということを知る・・・。
そして個人の力だけでは合格は無理だと。受講者みんながチームでがんばらないと受からないよ、という話をさらっといただきました(゚д゚)

そして自己紹介。でも、ただの自己紹介ではありません。講師としての自分のプレゼンです。
仲間への自己紹介と生徒への自己紹介とでは色々異なってきます。自分をプレゼンするのってやってて損はないと思うので、前に立つのが苦手な人は、考えられるターゲットに向けての自己プレゼンを何回もやっておくといいかも。と、やや現実逃避した思考で臨みました。

私はこうやってブログを書いているうえ、遠方からの参加、そして雪国のウェブ解析士とか肩書きを作っているので、印象に残してもらうための手段は割と簡単に用意できました。ただしコミュ障なのでもうガクガクブルブル・・・
終わったあとはそれぞれの長所と改善点を上げてもらいました。他の方の自己紹介も参考になります。声の大きさ、速さって大事ですよね。

そして、上級講座の内容へ

上級の内容を復習するも、改版期なので内容が違う!いや、変わってないところもあるけれど・・・改めて聞くと、色々忘れてるなあと思い知らされます。KPI の設定とか。やっぱりここまでしなきゃならんなとか。プロのウェブ解析士として食っていくってそういうこと。
休憩を含みつつ数時間かけて1日目の講座内容をひと通り説明を受けた(復習した)ところで、各自が講師となってロールプレイ。1・2ページを担当し、担当した人が次の人に担当箇所を指定するという方法で進めました。

ちなみに私の当たったところはスライドを触る必要のない1ページのみでしたが、ほとんど内容を読みあげただけ・・・orz
自分の中で消化して、噛み砕いたものを話すという難しさを知りました。おかげで理解が深まりました。
他の方のロールプレイはすごく参考になるところが多くて、おおーっ!おおーっ!と叫んでいました。心で。いや心の声漏れてたけど。

出された課題は、上級でやった課題の実践版。数字が当てはめられているわけではなく、自分で(チームで)考えなければいけません。ただ、正直なところ施策を続けているところをこれ以上伸ばすとか、難しい・・・。

私は数字は未だに苦手なので(苦手意識を克服しなきゃとは思っているけれど)、KPIを具体化して、そこから伸ばしていける部分を見つけられたらいいなあと思っています。数字見てるだけでは見えてこないところってあると思うんですよね。
タイムリミットが決められている上、そうそう時間をかけてもいられないので、悠長に構えてもいられないのですが。

あとは、初級〜上級講師をすることがマスター認定の条件でもあるので、新潟で開催する予定です。ブログやツイッター、FBで宣伝し、申し込みフォーム用意しますので、新潟近辺の人は是非お申し込みくださいませー!(できれば長岡でやりたいなあ・・・)
余裕があれば、新潟プレゼン研究会で、オープンセミナーの内容をプレゼンしてみたいなあとも。

事例で学ぶウェブ解析【SOHO物件検索サイトの巻】に飛び入り参加!

何があってもいいように新幹線は遅いものを予約していた(実は終電だったことを乗る直前に知った)んですが、講習が終わって事例で学ぶ〜に空きが出たということで、急遽飛び入り参加してきました。

参考:事例で学ぶウェブ解析【SOHO物件検索サイトの巻】 – ウェブ解析勉強会

指をくわえて憧れていた講座だったので、このチャンスは逃す訳にはいかない!と思ったのです。会場がやや離れていたので、案の定迷いに迷ってようやく着いたのですが、ね・・・。

事前にサイトの目的や過去の施策などから Google アナリティクスで解析状況を確認、提案事項をまとめておき、クライアントさんのところでヒアリングを行ない、10分で資料をまとめ(調整して)、5分以内で提案する、というものです。

このテンポの良さがすごく魅力的でした。改善提案も決められた資料があるわけではなく、各自が得意な部分や気になったところを各々の手法で提案するというのも手軽ですね。何より、それぞれ違う視点で改善案が出されるので、私個人としてもそういう見方があったか!!と目から鱗がボロボロ落ちました。色々な方の提案を聞くと、とても参考になりますね。

今回は(いつも?)ある程度アクセス解析をご存知の方がお相手だったので、提案の意思疎通がとても良かったように思いました。

同じようなことを上級〜マスターの方を対象にオンラインでできたら楽しいだろうなあと思っていたので、とても参考になりました。その場でヒアリングして提案する方が資料を作りやすい、伝わりやすい、秘密共有にもなる、と、とても融通がきくのですが、遠方だとそういうわけにもいきませんから。
フェイスチャットしながらでもいいかなあとか。テストをするにしても、マスター試験が落ち着いてからですがね。

そうそう、初級テキストも改版されました。今の状況により合わせられているので、手に入れてない方はオススメですよ!


まったく新しいWEBサイトのユーザビリティ調査ツール – GhostRec.jp

登録~利用開始までは若干時間がかかります

登録は、メールアドレスを検証したいサイトを入力して、届いたメールを確認します。メールマガジンの登録のような気軽さですが、登録しても瞬時にメールが届くわけではありません。

「あれ?来ない?」とちょっと焦りますが、数分で「アカウント作成リクエストを承りました。」というメールが到着します。お申し込み受付フォームへと案内されますが、ここで入力する項目が結構多い。

会社名、部署名、担当者名、メール、電話番号、FAX番号、住所、有料オプション(使わなくてもOK)、備考欄・・・と、利用規約(PDF) を確認してサービスを申し込みます。

すると、「内容を確認するからちょっと待っててね、もしかしたら使えないかもしれないよ」的な申込受理のメールが自動返信されます。

だいぶ時間かかるのかなあ…と思っていたら、5分後くらいに「アカウントを有効化してください」というメールが届きました。画面に従ってアカウントの有効化を行なうと、ようこそメールが届きます。これで使えるようになりました。やったね!

一度登録すると、アカウントとログインIDを無制限に設定できます

(5)アカウント
本サービス利用契約者であるカスタマーは、管理画面にログインし自社の社員等に任意で本サービスの利用権限を付与したアカウントを発行できます。アカウント所有者は、自身の持つアカウント権限において、不特定手数のテスターにログインIDを設定することができます。

(6)ログインID
ログインIDとは、リモート型のユーザビリティ調査を実施する一人ひとりのテスターの登録IDのことで、本サービスカスタマーは、無制限にログインIDを設定できます。

以上、利用規約より抜粋。

ghostrec

アカウントは、主に上記で登録した担当者が管理するものです。GhostRec のプロジェクトを管理したり、ログイン ID を発行してテスター(被験者)を登録したり、追加 RecPV を購入したりすることができます。

ログイン ID は、アカウント所有者、プロジェクト管理、閲覧者の各アクセス権限を有します。このアクセス権限によってできることが異なってくるわけですね。ログイン ID の発行は、メールアドレスとパスワード、アクセス権限の設定のみです。

初回登録時に 100RecPV 分を無料で使えます

GhostRec は訪問者のマウスポインタの移動(追跡)とページのスクロール、ページ遷移の状況を録画して動画で確認できるツールです。1人の訪問者の1ページ分の録画= 1RecPV となります。ある訪問者が2ページ閲覧したものを録画したら 2RecPV になります。訪問者数に限らず、録画したページで計算されるわけですね。

実際にアクセスした画面を録画しているので、スマートフォンや高解像度のモニタなど、環境による表示の違いが見て取れます。Youtube のような動画ではなくて、HTML ベースでキャッシュを取ったところにポインタの動きを再現しているようですね。

ただし、5秒以内で終わってしまう動画が非常に多く、また録画時間が長くてもマウスポインタが動かない時間もある(タブとして開いていた時間が長かっただけ?)ので、わかりやすいデータが取れるのは半分以下となるでしょう。いかにも直帰、というものが無駄になってしまいます。これはこれで有効なデータとして考えたほうがいいのかは、GAなどと組み合わせて検証する必要がありそうです。

2種類のユーザビリティ調査を簡単に行うことができます

まずはプロジェクトを作成するため、プロジェクトタイプを選択します。

クイックユーザビリティ調査

玉石混交の情報ですが、不特定多数の一般的な利用状況を知りたい時に有効です。

発行された Javascript を埋め込むと、アクセスしてきた訪問者が実際に使っている様子を自動的に録画して、あとから確認できます。録画されるのはマウスカーソルとページのスクロール、ページ遷移のみなので、基本的に個人情報は入りません。また、マウストラッキングの情報が集まったページについては、ヒートマップも確認できます。

注意したいのは、すべてのページに対して javascript を埋め込んでしまうと、取得されるページがバラけてしまう上、わかりやすいデータが取れるのはごくわずかになってしまう(=ヒートマップも生成できない)ので、最初は特定のページ(トップページ等)に絞ることをオススメします。

ちなみにこのブログの場合、全ページに埋め込んだら、5時間で 100RecPV を使い果たしてしまいました・・・。

タスク型ユーザビリティ調査

被験者(テスター)を募る必要がありますが、確実に動線を検証したい時に有効です。

テスターとなる人にログイン ID を発行し、たとえば「本社の電話番号を見つけてください」とか「○日の宿泊予約を完了してください」「商品を見つけてお問い合わせしてください」など、想定する動線に基づくタスクを与え、それを遂行してもらう方法です。
ターゲットユーザー層をテスターにすることで「どこで迷うのかな?」という改善ポイントを見つけることができます。

クイックユーザビリティ調査と異なり被験者を集める必要はありますが、 テスターのログインID付与は簡単な上に無制限なので、それほど敷居は高くないでしょう。

最初の 100RecPV を有効活用したいなら、こちらをオススメします。やはり何のために追跡するのか?が大事ですよね。ご利用は計画的に。

有料で使うならいくらかかる?

1 RecPV あたりの金額は、まとめ買いで割り引きされます。

  • 5,000 RecPV まで 20円
  • 15,000 RecPV まで 16円
  • 15,001 RecPV 以上 12円

例えばタスク型で5ページ程度の回遊を想定して、10人のユーザーに依頼するとしたら、

5ページ × 10人 = 50RecPV = 1,000円 となります。

想定外の操作をすることも考慮すると、想定アクセスページ数から予算と人数を調整したほうが良いですね。

実際どんな動画を見れるの?

動画は個別に共有用リンクを生成することができます。わかりやすいサンプルをご紹介。

録画日時:12/27 15:42 録画開始URL:mekemoke.jp/tag/jqm
録画時間:0 分 35 秒(3 ページ) 環境:Japan/FF17.0/Windows
http://play.ghostrec.jp/share/19216-bd1a163442ccc455c26efb0011da59ca04dd1107

録画日時:12/27 14:17 録画開始URL:mekemoke.jp/2012/12/733.html
録画時間:1 分 8 秒(5 ページ) 環境:Japan/FF17.0/Apple
http://play.ghostrec.jp/share/19183-1c1741b8d24155950d6e20164e3feca418b04ebe

録画日時:12/27 14:53 録画開始URL:mekemoke.jp/
録画時間:279 分 37 秒(2 ページ) 環境:Japan/iPhone6.0
http://play.ghostrec.jp/share/19197-bc920a23baa9058564fff26ec3f4d32e136c754b

これらから何がわかるかというと。

  • たくさんのページを読んでくれてありがとう!(・∀・)
  • jQuery Mobile の記事人気だな、ソースをコピペできるようにしとくのはいいな。
  • iPhoneで読まれるとこういう画面になるんだな〜

・・・くらいしかないのですorz
今回の場合、残念な使い方の典型です。目的なく「使ってみた」はやめようというお話。
ユーザビリティ調査ツールは、仮説を立てた上で検証するために利用しましょう。ご利用は計画的に。(二度目)

覚えておきたい用語集タイトルはやや釣り気味で、要するに自分の備忘録です。うわっ雪玉に石入れるのは反則です!
ウェブマーケティングの有用な情報をたくさん見かけるようになったのですが、いつも「なんだったっけなー?」と思ってしまうので、アウトプットして覚えてしまおうと。

O2O(Online to Offline/オー・ツー・オー)

参考:O2Oとは 「オンライン・ツー・オフライン」 (Online to Offline): – IT用語辞典バイナリ

2012年頃からニュースサイトで見かけるようになった言葉ですね。
携帯のクーポンに代表されるように、ネットとリアルが連携して購買につながることの意味で使われます。

たとえばネットのクーポンを見せられてもマニュアル通りに対処すれば、ネットの事がよくわからない・構ってられないという関係者にもホームページの貢献度がわかるというのが良いですね。

こういうメリットがどんどん定常化してくると、ネットとリアルが融合して言葉は廃れていくのかなあと。「ネットサーフィン」みたいに。

CRM(Customer Relationship Management/顧客関係管理)

参考:CRM(customer relationship management) - @IT情報マネジメント用語事典

顧客の情報をデータベース化して、更に購入履歴や問い合わせなどのすべてのやりとりも一元管理し、企業が顧客と長期的な関係を築くためのマネージメント手法

データベース化してあれば、一度関わりのあったお客様に対しても過去の情報から履歴を確認し、趣味や趣向、対応の仕方までわかるというものですね。利便性と満足度を高めることでお互いに良い関係を築いていけます。

ただ、「全部管理されているのは怖い…」と思う方と「あー、便利だねそれ」と思う方と分かれますね。個人情報の重要性が広まっている昨今は特に、信用問題にもつながるので企業側も最新の注意が必要でしょう。
(これの意味がつかみにくくて更新が滞ってたとかいなかったとか。)

リード・ナーチャリング(Lead Nurturing/見込み客育成)

参考:「リードナーチャリングは顧客のキモチに立って」最新記事一覧 – ITmedia Keywords

展示会やイベント、ホームページ等で、サービス・商品に興味を持った見込み客を、メルマガやセミナーなどで啓蒙・育成し、商談成立に結びつけるためのマーケティングプロセス

何も口八丁手八丁というものではなく、お客様が自然に興味を持ってもらえるように設計し、誘導するものですね。サービスの押し売りではなく、徹底的な顧客志向です。

インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)

参考:インバウンドマーケティングとは?|株式会社マーケティングエンジン

見込み客(=サービス・商品に興味を持ってくれる人)にとって有益なコンテンツを提供することで、検索エンジンやソーシャルメディアで「見つけられるための」マーケティング手法です。

メールマガジンやダイレクトメール等、提供側からのマーケティング(アウトバウンドマーケティング)とは逆ですね。
今後は消費者に好まれる売り方をして行かないと、どんどん淘汰される時代だな〜と感じます。

ナショナルクライアント(National Client)

参考:ナショナルクライアントとは | ナショナルクライアントの意味

そもそも、広告業界では広告主のことを「クライアント」と呼ぶので、全国規模で販促や宣伝を行なっている大企業を指す場合が多いようです。
地方で広告を展開している広告主は「ローカルクライアント」。どうにも 0 の数が3個くらい違うような雰囲気を感じました。

アドネットワーク(Ad Network)

参考:アドネットワークとは 「広告ネットワーク」 (ad network): – IT用語辞典バイナリ

複数の広告媒体が提携し、コンテンツやユーザーに合わせた広告を自動的に選択し配信するサービスです。Yahoo! のスポンサードサーチや、Google Adsense も代表的なアドネットワークですね。
様々な広告媒体(Google Adwords もそのひとつ)と提携し、色々な広告を表示しています。

RTB(Real-Time Bidding/リアルタイム入札)

参考:RTBとは – IT用語辞典 Weblio辞書

オンライン広告のインプレッション(露出)のたびに競争入札が行われ、リアルタイムで配信する広告が決定される入札方式のこと。

あらかじめターゲットユーザーの属性や広告基準、入札価格などを設定しておくにしても、画面に張り付いて入札してるのか自動で決定されるのか、実はいまいちピンと来ていません。しかも海外では主流になっていくとも伝えられていますが、ゼロサムになってしまうんじゃないかなあとも。

参考:RTBがデジタル広告の主役になるためには何が必要なのか? ~ admarketech.

アトリビューション分析

参考:誰でもできる!アトリビューション分析と最適化 ~82%売り上げが増加したAccor Hotelsの事例 (1/3):MarkeZine(マーケジン)

「アトリビューション(attribution)」とは、コンバージョン(成果)に対して広告がどれだけ貢献したか、という貢献度を指します。これを分析するということは、直接コンバージョン(成果)に結びつかなかった広告(=間接的には効果のあったと思われる広告)を評価し、最適化していくというのがアトリビューション分析、ということになります。

一般的に間接効果を把握するのは難しいと言われていますが、モデルにしたがって評価し、評価軸に沿って最適化していく、というツールと手法が参考リンクに紹介されているので、見てみるといいかもしれません。

BTA(Behavioral Targeting Advertising/行動ターゲティング広告)

参考:行動ターゲティング広告とは 「行動ターゲッティング広告」 (BTA) こうどうターゲティングこうこく: – IT用語辞典バイナリ

インターネット上で、Cookie などを用いて訪問者の行動履歴を分析し、自動的に最適な広告を配信できるようにした仕組みの広告のこと。
Google Adsence が有名ですが、とあるサイトで見た広告が別のサイトでも表示されている、ということが少なくないと思います。

メディアレップ(Media Representative)

参考:メディアレップとは -インターネット広告用語辞典-

インターネット広告の一次代理店のこと。広告主(広告代理店も含む)と広告媒体(サイトやメルマガなど)を仲介する役割を持ちます。
自社のサイトで顧客を確保できる(例えば市役所サイトの広告枠など)場合以外は、仲介してもらって広告を出稿することになりますね。

見かけることの多くなったウェブマーケティング用語、自然に使えるようにしたいものです。

ウェブ解析でよく見かける、これらの数。混同してしまいがちですが、セットにして覚えたほうが良いですよ。
それぞれの違いを把握しておきましょう~

ページ閲覧の流れサンプル

ページビューって何だろう

ページビュー(Page View = PV)数 は単純に「表示されたページの回数」です。いわゆる「アクセス数」とほぼ同義です。同じページだの異なるページだの誰が来ただのはひとまず置いておき、「自分のホームページ内でこれだけのページが見られてるんだな」というものです。
ホームページを構成するページが多ければ多いですし、少なければ少ないです。当然ですが。

ページ閲覧の流れサンプル(ページビュー)

上の画像だと、ホームページ全体では PV は 13 になりますね。

ページごとにページビューを確認する(URL 別ページビュー)

よくアクセスされるページが分かります。
トップページがダントツで多い場合、関係者のホームページ(スタートページ・ファーストページ:ブラウザを立ち上げて最初に表示されるページ)になっていることがあったりします。

上の画像だと、P1 は 4、あとは…わかりますか?

訪問者ごとにページビューを確認する(訪問者別ページビュー・平均ページビュー)

それぞれ何ページアクセスしたのかがわかります。上の画像だと、A さんの PV は 7です。
平均 PV は 13(PV)÷ 2(人)= 6.5 となります。

ゴールを達成するために、例えば資料請求フォームで、入力→確認→完了というページ遷移が必要な場合、PV は最低でも 3 以上は必要となります。

インプレッションって何だろう

インプレッション(Impression)数 は主に「広告そのものの露出(表示)回数」を指します。広告ごとに測定します。

ページ閲覧の流れサンプル(インプレッション)

ページビュー数 = インプレッション数 となる時

ページが表示されるたびに同じ広告が表示される場合。いつも固定で表示されているリンクバナーを想定するとわかりやすいです。

ページビュー数 > インプレッション数 となる時

Google Adsense で表示される広告など、複数の広告がある程度ランダムで表示される場合です。
上の画像だと、総ページビューは 13 ですが、広告1のインプレッション数 は 8、広告2のインプレッション数は 5 になりますね。

「インプレッション」には略語がないの?

ところで、「ページビュー」=「PV」なのに、「インプレッション」の略語は何だろうと思いませんか?

インプレッションは主に広告で使用しているので、1,000 インプレッション数 = Million(Thousand) として使用されています。
例えば、広告の表示回数によって費用が発生する場合、10,000 回表示で100万円かかるとしたら、

1,000,000(円)÷ 10(千回)= 10万

となります。これを Cost Per Million(CPM)と言います。

セッションって何だろう

セッション(Session)はそもそも「活動期間」などの意味を持つ英単語ですが、アクセス解析では「セッション数」=「訪問数」です。人数ではなく回数です。

ページ閲覧の流れサンプル(セッション)

ホームページにアクセスして、ページを見て回って(回遊して)、外部ページやウインドウを閉じるまでの一連の流れを「1セッション」と考えます。ただ、一定期間(Google Analytics は 30 分)に再訪問した場合は、セッションが継続しているとみなされます。

上の図だと、A さんのセッション数は 1 です。
B さんは P2 から一度離脱しています。P2 を見ていたのが0:10として(すみません抜けてました)、もう一度 P2 に再訪問していますが、30分以上経っているので新しいセッション(訪問)とみなされます。再度離脱(この場合は直帰)して、30分以内に再訪問しているので、セッション数は 2 となります。

初級ウェブ解析士の内容で、ここがわからなくなってしまうことがよくあります(経験談)。

ユニークユーザーって何だろう

ユニークユーザー(Unique User = UU)数とは、「訪問者数」です。こちらは人数です。

ページ閲覧の流れサンプル(ユニークユーザー)

Aさんが、何十ページ閲覧しようと、何度アクセスしようと、同じ人なので UU は 1 となります。

「同じ人」と判断している根拠は?

Google Analytics は、クッキー(Cookie)を発行して判断しているようです。その期間は2年間。再訪問すれば更新されます。つまり、クッキーを削除すれば新規訪問者と判別されます。そしてブラウザが変わったり、端末が変わったりしても別人と判別されます。
IP アドレスで判別する場合もあるようですが、これらはツールの仕様を確認しておきましょう。

Google Analytics は、ユニークユーザーと新規ユーザーとリピーターの考え方に癖がある(といっても他のツールをよく知っているわけではないのですが)ので、参考ページを紹介しつつ、解説はまた後日~。

参考:ユニーク ユーザー数と新規とリピーターの違い – アナリティクス ヘルプ

Crossroads: Success or Failureはい、ごめんください。
ウェブ解析では「いかに成果に結びついているか?」という視点が重要です。その「成果」の「指標」となるものが何なのか、ちゃんと把握できていますか?

リニューアル案件のあるある話

『うちの会社のホームページ、むかーし自分で作ったままだから、リニューアルしたいんだよね~』
「そうですね~(タイトルタグも設定されてないや…)」
『イメージのサイトはこんな感じ』
「結構ボリュームありますね(これだとざっと100万規模か…)」
『でもうちで見せたいコンテンツはこれくらいでいいよ。更新はあまりできないなあ』
「更新内容はどんなものですか?(だいぶ内容違うなあ…)」
『たまにお知らせがある程度だね。忙しいからさあ、あまり構ってられないのよ』
「はぁ…(もったいない…)」
『というわけで見積もりお願いね』
「了解しました」

という感じで、顧客の要望だけを聞いて見積もりを依頼され、ホームページを何のために作るのか、という視点が抜けてしまう事があります(ついでに言うと「了解しました」よりも「承知しました」の方が適切という話もありますね)。

これは「顧客の方もどうやって頼めばいいのかわからないから、要望を言ってるだけ」の場合が少なくないようで、エンドユーザー視点の提案を行えば、高確率で好印象を持たれます。予算との兼ね合いがあるのですが、そこは数値を盛りこんだ提案ができれば解決できます。先が見えないので、ちょっと難しいところですが。
(うちの周りだけの話ならゴメンナサイ)(営業さんはウェブディレクター連れてったほうがいいのかもしれない)

何をもって成功と言えるんだろう?

EC サイトなら商品の購入=売上に貢献 という図式が成り立つのでわかりやすいですが、例えば、資料請求やお問い合わせの件数、果てはページビューの増加や滞在時間の短縮、などの目標を達成=成果 と言える場合もあります。それらを「KPI」(Key Performance Indicators)と言いますが、これは顧客ですらピンと来ない場合が往々にしてあります。

例えば上記の例はとある中小企業の場合ですが、担当者の目的は「サイトを綺麗にしてほしい」だけだったりする場合が多かったりして。これだと「道路に綺麗な看板を作りました」と大して変わらないのですよね。

あとは「フェイスブックとかやってみたい」という、サービスへの好奇心だけが独り歩きしていたりして。非常にもったいない!

サイトのタイプを知ろう

ようやく本題です。
ニュースサイト、ブログサイト、企業サイト…というくくりではなく、目的別に分類します。

1. ECサイト(eコマースサイト・オンラインショップ)

オンラインショップで購入してもらうことを目的としたサイトです。
商品の量と質、少なくとも片方は自信を持てるくらいになると良いですね。
購入数が増えてなんぼのものなので、様々な KPI を立てやすいです。

2. リード獲得サイト(リードジェネレーションサイト・マーケティングサイト)

一般的な企業サイト(コーポレートサイト)はここに入ります。
資料請求や問い合わせ、メルマガ会員登録などで見込み客を増やすことが目的です。
マーケティング、って言ってしまうと非常に広いです。実店舗への誘導を目的としている場合もこれですね。
それだけ KPI も様々なもの、ユニークなものがあります。メインを押さえつつも、ユニークなものを見つけましょう。

3. コンテンツ特化サイト(ニュースサイト・メディアサイト・アフィリエイトサイト)

一般的な時事から、マニアックな内容など、ひとつのコンテンツを軸に作られているサイトです。ニュースサイトは様々なコンテンツを扱いますが、「ニュースというコンテンツ」でできていると考えられます。
コンテンツは新鮮さと量が命。KPI としては PV 数やソーシャルメディアの反応でしょうか。
このタイプが目的としているのはバナー広告のクリックでもあるので、それも KPI になりますね。

4. ブランド認知サイト(ブランディングサイト・プロモーションサイト・ポートフォリオ)

認知を目的としたサイトです。認知度の計測は難しいところですが、滞在時間や新規訪問者数、直帰率や1訪問者あたりの PV 数が KPI となりそうです。
また、ソーシャルメディアとの親和性が高いのもこのタイプの特徴なので、うまく使っていきたいですね。

5. サポートサイト

お客様サポートを行なっているサイトです。マニュアルやQ&A、ヘルプページが該当します。目的はサポートコストの減少や、顧客満足度の向上などでしょうか。KPI としては滞在時間(短いほうがイイ)、1訪問数あたりの平均 PV 数(少ないほうがイイ)、満足度(ページの最後にアンケートを設けておく)などが挙げられます。
ただ、それら以上に、検索後から商品やサービスの問題点を知るきっかけにするという「提供側が利用するサイト」という側面があるので、ここを忘れないようにしましょう。

以上の内容を踏まえた参考サイトがこちら。

Web解析のためのKPI大全 | Web担当者Forum

上記とは合わない上にちょっと古いですが、非常に参考になるので、目を通しておくことに越したことはありません。KPI を決める参考にしてみるのも良いかと思います。
ただし、「選ぶ」のではなく「導き出す」のが本来の KPI なので、そこは忘れないように!

アクセス解析からでは見えない、「情報発見コンバージョン」ってのが面白いです。こういうのが増えてくるのかなあ。

初級ウェブ解析士向けの用語集
初級ウェブ解析士の問題で、よく混同してしまう方が多いようです。同じ「リ」のつくものだからでしょうか?

リファラーって何だろう

「リファラー(Referer)」とは、「参照元」のことです。
現在のページの前に開いていた URL を指します。

英単語の「参照元」は「Referrer」なのですが、php などで環境変数を取得する際など、コンピュータ用語としては「R」が抜けてるんです。歴史的経緯があるようですね。

参考:HTTPリファラ – Wikipedia

ノーリファラーって何だろう

「ノーリファラー(No Referer)」とは、その参照元が取得できない場合のこと。
例えば、下記のような場合が挙げられます。

  1. メールソフトから URL を開いた場合
  2. お気に入り(ブックマーク)から URL を開いた場合
  3. アプリやQRコードから URL にアクセスした場合
  4. javascript などで新規ウインドウで開かれた場合
  5. セキュリティソフトでリファラーを送らないようにしている場合
  6. SSL ページ(https://~)から非 SSL ページ(http://~)へ移動した場合
  7. meta タグによるページ遷移(リダイレクト)を行った場合
  8. ローカルファイルからアクセスした場合

結構ありますね。
これらはすべてノーリファラーとなってしまうので、「どこから来たんだろう?」というのを知るためには、URL にパラメーターをつけるなどの工夫が必要になるわけです。
ただ、パラメーターでも対応できない場合もあるので注意が必要です。

参考:サイトへのリンク元の種類 及び それらの計測方法と特徴 – リアルアクセス解析

リクエストって何だろう

「リクエスト」とは、サーバへの「要求」のことです。

ホームページにアクセスすると、ページが表示されますね。
端末から該当サーバに「ページを表示して!」という「リクエスト(=要求)」を送ります。
サーバはそのリクエストにしたがって、ページを表示しているのです。

サーバはリクエストに従って、HTML ファイルや画像などを表示しています。
リクエストへの返答を記録したものが生ログと呼ばれるもので、正常に表示できた場合には 200 番というレスポンスヘッダー情報が記録されています。
ファイルがなかった場合には 404 番、プログラムの内部エラーが起きた場合には 500 番など、ステータス番号が決まっています。

サーバ絡みの内容ですが、覚えておきましょうね〜

初級ウェブ解析士向けの用語集
わかりやすい参考記事:IPアドレスはどこまで正確にユーザーを特定できるのか? [アクセス解析Q&A] | Web担当者Forum

「IP アドレス」って何だろう

IP アドレスというのは、インターネット上における住所のようなものです。

ざっくり言ってしまうと、グローバル IP アドレスは一戸建て、プライベート IP アドレスはセキュリティマンションのようなイメージですね。
グローバル IP はインターネットに直接つながっていますが、プライベート IP は1つのグローバル IP を玄関として、ルーターなどで自動・手動で割り当てられるアドレスです。マンションの各部屋は個人で使っていても、メイン玄関は共有されているのと似ています。

住所で考えた場合、下記のようなイメージです。例えがおどろおどろしくてスミマセン。

地獄野4丁目9-1 = グローバル IP

地獄野4丁目9-2 針山マンション = グローバル IP

地獄野4丁目9-2 針山マンション4649号 の「4649号の部分」= プライベート IP

IP アドレスは接続のたびに変動しているものもあります。
ガラケーの IP アドレスは典型的な例で、インターネットに繋ぐたびに IP アドレスが変わります。

自分の IP アドレスを知りたい場合は、下記が参考になります。

参考:アクセス情報【使用中のIPアドレス確認】

このように IP アドレスは必ずしも固定ではありませんが、決められた範囲内で変動しています。
インターネットプロバイダや大企業、自治体の IP アドレスはある程度決められているので、アクセス解析ツールで「地域」(国内だけに限りません)や「プロバイダ」、「組織名」(大企業に限りますが)からのアクセスをある程度把握できるというわけです。

他にはどんな風に使えるの?

「接続元をある程度判別できる」「ガラケーの IP の範囲は決まっている」ということから、ウェブ解析では下記のように使用することがあります。

  • 同一のアクセスとみなし、訪問数(セッション)をカウントする(30分以内の同 IP = 1セッション など)
  • アクセス解析ツールの排除 IP を指定する(関係者の端末からアクセスするグローバル IP など)
  • IP アドレスからガラケーからのアクセスを判別する(ユーザーエージェントを偽装させない)

IP アドレスの特徴を押さえておきましょう~

用語参考:IPアドレスとは (IP address) (Internet Protocol Address): – IT用語辞典バイナリ

SSA
あの清水誠さんが監修された本です。ようやく読み終えたのでやっとレビューを書けます・・・内容は、決して上級者向けというわけではないのですが、翻訳本なので(個人的に)読み進めにくかったのです。

今すぐサイト内検索ボックスを入れよう!

話はそれからだ!

1個でも5個でも10個でもデータが集まっていた方が読みやすいので、サイト内検索をできるように、ブログなりホームページなりに設置しておきましょう。善は急げ。設置していない人は、今すぐ設置してください。

どうしたらいいのかわからなければ、Google のサイト内検索ツール(カスタム検索エンジン)を導入してみてください。検索結果を自分で調整できないデメリットはありますが、分析しやすいのでオススメです。

SSA はホームページを使ってくれる人のニーズを理解するための最適な手法

サイトサーチアナリティクス(SSA : Site Search Analytics)は、サイト内検索されたキーワードを分析し、サイト内で求められている情報を理解する手法です。

お店に呼び込むための手法が SEO だとしたら、呼び込んだお客様が何を探しているかを知る手法が SSA です。「何をお探しでしょうか?」と尋ねなくても、訪問者が「これはどこですか?」と聞いてくるのです。しかもそれらをカンタンに分析できるとしたら、活用しない手はないでしょう。

目的とされたものをパターン分けしたり、対象ユーザに基づいて検証してみたり、ゴールに基づいた解釈をしてみたり。そもそも、検索結果がなかった、という事についても理由や状況を知ることで新しい発見があるかもしれません。

検索されたキーワードは、ロングテール分布(ロングテール理論 - @IT情報マネジメント用語事典)になりますが、ショートヘッド(頻出する上位の部分)の分析から行なうことができると考えると、決して難しいものではないことがお分かりいただけるかと思います。

ただ、1章から読むとちょっと大変かもね

SSA の有効性を説いた本なので、最初は「これだけすごいんだよ!」という意気込みは伝わってきますが、普段使い慣れている Google に言及したものではなく、分析も生ログを例に挙げられているので、「検索エンジンを自作してチューニングしなきゃいけない…だと…?」なんて絶望感の方が先に立ってしまいました。

そんなとっつきにくさがあったので、Google Analytics は入れてるよ、これを有効活用できないかな?と思われている方には、最初から読むと心地良い睡眠を誘発するかもしれません。

まず最後の第11章を読んでから、各章のまとめを眺め、第7章で指標のサンプルに鼻息を荒くして(でもこれをこのまま使うとドツボにはまるので注意)、そして気になる章を読んでいくのがいいんじゃないのかなと感じました。

私としては、難しいものではないから、まずはできるところから “データと遊んでみる” ことを、オススメしたいところです。

WordPress の検索フォームがあれば Google のカスタム検索エンジンはいらない?

WordPress を使っている方は、検索機能がついているので「なるほど、これが使えるのね」と思われるかもしれませんが、個人的には、Google に変えたほうが良さそう。という結論です。

というのも、たとえば実際に「jQuery」という単語で検索した際の結果が、Google の方が優れているのです。うちのサイトで WordPress 内の検索を行なうと、画像などのライブラリデータが上位表示の対象となったり、肝心の jQuery 関連の記事が次のページにあったりするからなんですね。

方や、Google はちゃんと jQuery 関係の記事を上位に出してくれて、カテゴリやタグのアーカイブページも提示してくれます。この執事っぷりが UX の違いなんでしょうか。

カスタマイズすれば良くなるのかも知れませんが、手っ取り早く改善したいなら、Google のカスタム検索エンジンに変えたほうが良いでしょう。

これでサイト内検索キーワードのデータが少しでも揃ったら、本を参考に、SSA をお試しください。

Mindy Mouseはい、ごめんください。ひじり@雪国のウェブ解析士です。

ウェブ解析を行なうと「ここらへんを改善するとこれだけ良くなりそう」という仮説を立てることになるわけですが、「どのように改善すれば良いのか?」という方法を模索することになります。

Google Analytics の解析データだけでは見えてこない部分もあります。その定量的なデータからはわかりにくいのが、ユーザビリティ。製品やサービスには自信があるのに、どうにもコンバージョンにつながらない、という場合は、ユーザビリティの改善を行なうと一気に改善できる可能性があります。逆に、闇雲にデザインリニューアルを行なっても費用がかかるばかりですね。ポイントを押さえて改善していきましょう。(だからニッチなサービスを扱っている、金銭的体力の少ない中小企業にウェブ解析はオススメなのです)

ユーザビリティってなんだろう?

ユーザビリティ (Usability) はそもそもウェブに限ったものではなく、端的に言えば「使いやすさ」です。ISO 9241-11 に言葉の定義があるのですが、私は、期待する目的を達成するため、ユーザが気持ちよく使えるかどうか と考えています。どれだけストレスを減らせるか、ですね。

ユーザビリティについては下記が詳しいので、ちゃんと知っておきたい方は一読しておくことをお勧めします。

参考サイト:ユーザビリティとは – U-Site

上記サイトからちょっと引用。下記5つのポイントがわかりやすいです。

学習しやすさ
システムは、ユーザがそれをすぐ使い始められるよう、簡単に学習できるようにしなければならない
効率性
一度学習すれば、あとは高い生産性を上げられるよう、効率的に使用できるものでなければならない
記憶しやすさ
ユーザがしばらくつかわなくても、また使うときにすぐ使えるよう覚えやすくしなければならない
エラー
エラーの発生率を低くし、エラーが起こっても回復できるようにし、かつ致命的なエラーは起こってはならない
主観的満足度
ユーザが個人的に満足できるよう、また好きになるよう、楽しく利用できなければならない

じゃあ、これらをどうやって評価すれば良いのか?GA の場合は直帰率の高いページや、重要なページの滞在時間が極端に短い、長いというような部分を確認する方法もあります。が、近年、無料で始められるツールが出てきているのでそれを利用しない手はありません。

ユーザビリティをチェックするためのツール

ユーザビリティを確認するためには、アンケートやモニターによるユーザテストが主流でしたが、これは時間も費用もかかって大変でした。しかし、ウェブにおけるユーザビリティチェックは、無料から始められるツールが色々出てきて、手軽に確認できるようになりました。すごい時代ですね。

主にはヒートマップ(どこが見られているかがサーモグラフィーのようにわかる)やマウストラッキング(マウスがどんな動きをしたのかがわかる)などが主流で、おそらく他にもあるのだろうとは思いますが、個人的に面白そうだと思ったツールをご紹介します。

User Heat(ユーザーヒート)

ヒートマップの無料ツール User Heat :どこが読まれているかを可視化

1アカウント(メールアドレス)につき1つのタグが発行され、タグを含んだページのデータを蓄積していきます。

ここがすごい
どこがよく見られているのか、どこにクリックが集中しているのか、などがヒートマップとして現れるので、直感的に知ることができます。

例えば、バナーのつもりではない画像がクリックされていたり、バナーとして作った画像が完全にスルーされていたり。力を入れたフッタが思ったほど見られていなかったり・・・。結構衝撃的な事実がわかります。

注意したい点
URLごとにデータが蓄積されるので、同じURLでも期間によって内容が変わると、正しい結果を得られない場合があります。例えば、先月まであったメニューがなくなって1つずれると、「あれ?なんだ、このページ結構クリックされてるじゃん?」ということが起こりかねません。

そのような期間設定を踏まえたり、もっと詳細なデータがわかる有料版は下記、ユーザーインサイト。

アクセス解析ツール ユーザーインサイト : どんな読者が、どうサイトを見たかが分かるアクセス解析

GhostRec(ゴーストレック)

まったく新しいWEBサイトのユーザビリティ調査ツール – GhostRec.jp

ユーザ登録し、簡単な手順で発行された javascript のタグを解析したいサイトのページに埋め込みます。最初は無料で始められ、続けたいと思ったら課金する形になります。最初にクレカ登録などはなく、有料版への押し売りもないので、辞めたい場合はすぐに辞められます。

ここがすごい

タグを埋め込んだページにアクセスした人の行動が全部録画されているという、監視カメラのような驚愕のツールです。そのデータを元にヒートマップも生成されます。

監視カメラって言うとすごく気持ち悪い感じを受けるかもしれませんが、個人情報はまったくわかりません。そんなゴーストレックの使用レビューはまた後日。

注意したい点

最初は 100RecPv(録画100回分)が無料でもらえるので、とりあえず全部のページに仕込んでみました。そしたら、2日かからずにでもう使い切ってしまったんですね。
そのくらいのPVはわかっていたので、「おー、すごーい!どんな動きをしてるのかなあ?ワクワク」と覗いてみたら、0秒とか1秒とかのオンパレード。しかもページがバラけているのでデータが蓄積されにくく、ヒートマップがとれたのはたった1ページ。(それでも取れただけすごいのかも)
「とりあえず」でやってはいけない典型的な失敗となりました。というのも、ここまで短時間のデータばかりになるとは思っていなかったので。やるなら目的を持ってページを2~3に絞ったほうがいいです。も、もったいなさすぐる…。

ユーザビリティチェックツール

ユーザビリティチェックツール | ユーザーサイド 株式会社アーティス ユーザビリティ研究プロジェクト

汎用的なチェック項目をすべて網羅しています。ユーザ視点というよりは、提供側として心得ておきたいという項目がズラリ。登録の必要はないので簡単に使えますね。

ここがすごい

各カテゴリーごとに設問があり全部で55項目もあるので、「サイトのユーザビリティチェック結果です」とか言って顧客に出せる資料になりかねないくらい網羅されています。

注意したい点

ユーザビリティは時代によって変わってくる部分もあるため、これらの項目がすべてではありませんし、型にはまらない動きをするのが人間です。
どんなところに着目していればいいか、というのを自分のものにしておきたいですね。

FiveSecondTest(英語のみ)

FiveSecondTest

最後は英語版しかないのですが、スクリーンショットを5秒間見て、設問に答えてもらい、その結果を反映するというもの。タスク型の簡単なアンケート調査ツールですね。

ここがすごい

簡単な登録、簡単な手順でデータが溜まっていくのが面白い。このサイト自体のユーザビリティが秀逸(笑) 有料版もあります。

注意したい点

言語が違うとよくわからないしどう答えたらいいのかわからない、という状況になるので、海外向けのサイトには適していますが日本語サイトは難しいですね。日本語版があればいいのに。(余裕ができたら似た感じのものを作ってみたいなあ)

というわけで、今度はゴーストレックの使用レビューを行いまっす。

Touching fingers2013年、明けましておめでとうございます。昨年はウェブ解析の知識を深めましたが、今年は行動に移して経験を積んでいく年にしていきたいところです。また1年、よろしくお付き合いいただければ幸いです。

さて、面白い記事が UXAnalytics Lab さんで紹介されていたので、「おっ?」と思った部分を日本語訳。

元記事:User Experience is not the same as Marketing | Texavi Blog

UX (User Experience) とマーケティングは似て非なるものだよ、という記事ですが、そもそも同じものとは思っていなかったので興味深かったのです。違いを表すということはそれぞれを端的に表すということですので、UX とマーケティングを一度に知れて一石二鳥!

マーケティングは顧客に対するブランディング、UX はユーザーに対する製品改善

下記は、マーケティングとUXの違いをまとめたシートです。

Marketing vs. UX
画像出典:Texavi Blog より

これを日本語に意訳してみたものが下記になります。

マーケティングとUXの違い

・・・若干意図が違う部分もあるかもしれません(ご指摘お待ちしてます)。

マーケティングは、すでに存在するお客様へのブランディングのために行ない、UX は一般的な消費者が気持ちよく使えるように製品を改善するために考えるもの、といったところでしょうか。マーケティングは行動だし UX はコンセプトなのですが、どちらにしても中央にあるのはこちらがわの組織ではなく「相手となる人」です。

どちらかを行なうのではなく、両方が必要になってきます。つまり、UXで得られた情報をマーケティングに反映し、マーケティングで得られた情報をUXにも反映させていく、と。基本として押さえておきたいですね。