まったく新しいWEBサイトのユーザビリティ調査ツール – GhostRec.jp

登録~利用開始までは若干時間がかかります

登録は、メールアドレスを検証したいサイトを入力して、届いたメールを確認します。メールマガジンの登録のような気軽さですが、登録しても瞬時にメールが届くわけではありません。

「あれ?来ない?」とちょっと焦りますが、数分で「アカウント作成リクエストを承りました。」というメールが到着します。お申し込み受付フォームへと案内されますが、ここで入力する項目が結構多い。

会社名、部署名、担当者名、メール、電話番号、FAX番号、住所、有料オプション(使わなくてもOK)、備考欄・・・と、利用規約(PDF) を確認してサービスを申し込みます。

すると、「内容を確認するからちょっと待っててね、もしかしたら使えないかもしれないよ」的な申込受理のメールが自動返信されます。

だいぶ時間かかるのかなあ…と思っていたら、5分後くらいに「アカウントを有効化してください」というメールが届きました。画面に従ってアカウントの有効化を行なうと、ようこそメールが届きます。これで使えるようになりました。やったね!

一度登録すると、アカウントとログインIDを無制限に設定できます

(5)アカウント
本サービス利用契約者であるカスタマーは、管理画面にログインし自社の社員等に任意で本サービスの利用権限を付与したアカウントを発行できます。アカウント所有者は、自身の持つアカウント権限において、不特定手数のテスターにログインIDを設定することができます。

(6)ログインID
ログインIDとは、リモート型のユーザビリティ調査を実施する一人ひとりのテスターの登録IDのことで、本サービスカスタマーは、無制限にログインIDを設定できます。

以上、利用規約より抜粋。

ghostrec

アカウントは、主に上記で登録した担当者が管理するものです。GhostRec のプロジェクトを管理したり、ログイン ID を発行してテスター(被験者)を登録したり、追加 RecPV を購入したりすることができます。

ログイン ID は、アカウント所有者、プロジェクト管理、閲覧者の各アクセス権限を有します。このアクセス権限によってできることが異なってくるわけですね。ログイン ID の発行は、メールアドレスとパスワード、アクセス権限の設定のみです。

初回登録時に 100RecPV 分を無料で使えます

GhostRec は訪問者のマウスポインタの移動(追跡)とページのスクロール、ページ遷移の状況を録画して動画で確認できるツールです。1人の訪問者の1ページ分の録画= 1RecPV となります。ある訪問者が2ページ閲覧したものを録画したら 2RecPV になります。訪問者数に限らず、録画したページで計算されるわけですね。

実際にアクセスした画面を録画しているので、スマートフォンや高解像度のモニタなど、環境による表示の違いが見て取れます。Youtube のような動画ではなくて、HTML ベースでキャッシュを取ったところにポインタの動きを再現しているようですね。

ただし、5秒以内で終わってしまう動画が非常に多く、また録画時間が長くてもマウスポインタが動かない時間もある(タブとして開いていた時間が長かっただけ?)ので、わかりやすいデータが取れるのは半分以下となるでしょう。いかにも直帰、というものが無駄になってしまいます。これはこれで有効なデータとして考えたほうがいいのかは、GAなどと組み合わせて検証する必要がありそうです。

2種類のユーザビリティ調査を簡単に行うことができます

まずはプロジェクトを作成するため、プロジェクトタイプを選択します。

クイックユーザビリティ調査

玉石混交の情報ですが、不特定多数の一般的な利用状況を知りたい時に有効です。

発行された Javascript を埋め込むと、アクセスしてきた訪問者が実際に使っている様子を自動的に録画して、あとから確認できます。録画されるのはマウスカーソルとページのスクロール、ページ遷移のみなので、基本的に個人情報は入りません。また、マウストラッキングの情報が集まったページについては、ヒートマップも確認できます。

注意したいのは、すべてのページに対して javascript を埋め込んでしまうと、取得されるページがバラけてしまう上、わかりやすいデータが取れるのはごくわずかになってしまう(=ヒートマップも生成できない)ので、最初は特定のページ(トップページ等)に絞ることをオススメします。

ちなみにこのブログの場合、全ページに埋め込んだら、5時間で 100RecPV を使い果たしてしまいました・・・。

タスク型ユーザビリティ調査

被験者(テスター)を募る必要がありますが、確実に動線を検証したい時に有効です。

テスターとなる人にログイン ID を発行し、たとえば「本社の電話番号を見つけてください」とか「○日の宿泊予約を完了してください」「商品を見つけてお問い合わせしてください」など、想定する動線に基づくタスクを与え、それを遂行してもらう方法です。
ターゲットユーザー層をテスターにすることで「どこで迷うのかな?」という改善ポイントを見つけることができます。

クイックユーザビリティ調査と異なり被験者を集める必要はありますが、 テスターのログインID付与は簡単な上に無制限なので、それほど敷居は高くないでしょう。

最初の 100RecPV を有効活用したいなら、こちらをオススメします。やはり何のために追跡するのか?が大事ですよね。ご利用は計画的に。

有料で使うならいくらかかる?

1 RecPV あたりの金額は、まとめ買いで割り引きされます。

  • 5,000 RecPV まで 20円
  • 15,000 RecPV まで 16円
  • 15,001 RecPV 以上 12円

例えばタスク型で5ページ程度の回遊を想定して、10人のユーザーに依頼するとしたら、

5ページ × 10人 = 50RecPV = 1,000円 となります。

想定外の操作をすることも考慮すると、想定アクセスページ数から予算と人数を調整したほうが良いですね。

実際どんな動画を見れるの?

動画は個別に共有用リンクを生成することができます。わかりやすいサンプルをご紹介。

録画日時:12/27 15:42 録画開始URL:mekemoke.jp/tag/jqm
録画時間:0 分 35 秒(3 ページ) 環境:Japan/FF17.0/Windows
http://play.ghostrec.jp/share/19216-bd1a163442ccc455c26efb0011da59ca04dd1107

録画日時:12/27 14:17 録画開始URL:mekemoke.jp/2012/12/733.html
録画時間:1 分 8 秒(5 ページ) 環境:Japan/FF17.0/Apple
http://play.ghostrec.jp/share/19183-1c1741b8d24155950d6e20164e3feca418b04ebe

録画日時:12/27 14:53 録画開始URL:mekemoke.jp/
録画時間:279 分 37 秒(2 ページ) 環境:Japan/iPhone6.0
http://play.ghostrec.jp/share/19197-bc920a23baa9058564fff26ec3f4d32e136c754b

これらから何がわかるかというと。

  • たくさんのページを読んでくれてありがとう!(・∀・)
  • jQuery Mobile の記事人気だな、ソースをコピペできるようにしとくのはいいな。
  • iPhoneで読まれるとこういう画面になるんだな〜

・・・くらいしかないのですorz
今回の場合、残念な使い方の典型です。目的なく「使ってみた」はやめようというお話。
ユーザビリティ調査ツールは、仮説を立てた上で検証するために利用しましょう。ご利用は計画的に。(二度目)


3件のコメント

  1. すごく有用なツールなのでオススメしたいけど失敗したー!というお話/ブログなう:http://t.co/FUKbmnYzdk ユーザビリティ調査ツール GhostRec を使ってみた、悪い例(動画サンプルあり) | @mekemoke

    Reply

  2. GhostRecの担当をしております。㈱デモの細川です。
    ご紹介ありがとうございます。

    おっしゃるとおり、ある程度仮説をたてたうえで、テストを実施するほうが効果的です。

    ご不明な点などありましたらお気軽に下記までお問合せください。
    contact@ghostrec.jp

    Reply

    • Hijili Kosugi

      コメントありがとうございます。
      タイトルを悪い例としていましたが、あまりイメージが良くないので失敗例といたしました。
      (あまり変わらないかもしれませんが…)

      アンケートにしてもアクセス解析にしても、ユーザビリティの調査にしても、仮説がないと無意味ですね。

      Reply

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