Crossroads: Success or Failureはい、ごめんください。
ウェブ解析では「いかに成果に結びついているか?」という視点が重要です。その「成果」の「指標」となるものが何なのか、ちゃんと把握できていますか?

リニューアル案件のあるある話

『うちの会社のホームページ、むかーし自分で作ったままだから、リニューアルしたいんだよね~』
「そうですね~(タイトルタグも設定されてないや…)」
『イメージのサイトはこんな感じ』
「結構ボリュームありますね(これだとざっと100万規模か…)」
『でもうちで見せたいコンテンツはこれくらいでいいよ。更新はあまりできないなあ』
「更新内容はどんなものですか?(だいぶ内容違うなあ…)」
『たまにお知らせがある程度だね。忙しいからさあ、あまり構ってられないのよ』
「はぁ…(もったいない…)」
『というわけで見積もりお願いね』
「了解しました」

という感じで、顧客の要望だけを聞いて見積もりを依頼され、ホームページを何のために作るのか、という視点が抜けてしまう事があります(ついでに言うと「了解しました」よりも「承知しました」の方が適切という話もありますね)。

これは「顧客の方もどうやって頼めばいいのかわからないから、要望を言ってるだけ」の場合が少なくないようで、エンドユーザー視点の提案を行えば、高確率で好印象を持たれます。予算との兼ね合いがあるのですが、そこは数値を盛りこんだ提案ができれば解決できます。先が見えないので、ちょっと難しいところですが。
(うちの周りだけの話ならゴメンナサイ)(営業さんはウェブディレクター連れてったほうがいいのかもしれない)

何をもって成功と言えるんだろう?

EC サイトなら商品の購入=売上に貢献 という図式が成り立つのでわかりやすいですが、例えば、資料請求やお問い合わせの件数、果てはページビューの増加や滞在時間の短縮、などの目標を達成=成果 と言える場合もあります。それらを「KPI」(Key Performance Indicators)と言いますが、これは顧客ですらピンと来ない場合が往々にしてあります。

例えば上記の例はとある中小企業の場合ですが、担当者の目的は「サイトを綺麗にしてほしい」だけだったりする場合が多かったりして。これだと「道路に綺麗な看板を作りました」と大して変わらないのですよね。

あとは「フェイスブックとかやってみたい」という、サービスへの好奇心だけが独り歩きしていたりして。非常にもったいない!

サイトのタイプを知ろう

ようやく本題です。
ニュースサイト、ブログサイト、企業サイト…というくくりではなく、目的別に分類します。

1. ECサイト(eコマースサイト・オンラインショップ)

オンラインショップで購入してもらうことを目的としたサイトです。
商品の量と質、少なくとも片方は自信を持てるくらいになると良いですね。
購入数が増えてなんぼのものなので、様々な KPI を立てやすいです。

2. リード獲得サイト(リードジェネレーションサイト・マーケティングサイト)

一般的な企業サイト(コーポレートサイト)はここに入ります。
資料請求や問い合わせ、メルマガ会員登録などで見込み客を増やすことが目的です。
マーケティング、って言ってしまうと非常に広いです。実店舗への誘導を目的としている場合もこれですね。
それだけ KPI も様々なもの、ユニークなものがあります。メインを押さえつつも、ユニークなものを見つけましょう。

3. コンテンツ特化サイト(ニュースサイト・メディアサイト・アフィリエイトサイト)

一般的な時事から、マニアックな内容など、ひとつのコンテンツを軸に作られているサイトです。ニュースサイトは様々なコンテンツを扱いますが、「ニュースというコンテンツ」でできていると考えられます。
コンテンツは新鮮さと量が命。KPI としては PV 数やソーシャルメディアの反応でしょうか。
このタイプが目的としているのはバナー広告のクリックでもあるので、それも KPI になりますね。

4. ブランド認知サイト(ブランディングサイト・プロモーションサイト・ポートフォリオ)

認知を目的としたサイトです。認知度の計測は難しいところですが、滞在時間や新規訪問者数、直帰率や1訪問者あたりの PV 数が KPI となりそうです。
また、ソーシャルメディアとの親和性が高いのもこのタイプの特徴なので、うまく使っていきたいですね。

5. サポートサイト

お客様サポートを行なっているサイトです。マニュアルやQ&A、ヘルプページが該当します。目的はサポートコストの減少や、顧客満足度の向上などでしょうか。KPI としては滞在時間(短いほうがイイ)、1訪問数あたりの平均 PV 数(少ないほうがイイ)、満足度(ページの最後にアンケートを設けておく)などが挙げられます。
ただ、それら以上に、検索後から商品やサービスの問題点を知るきっかけにするという「提供側が利用するサイト」という側面があるので、ここを忘れないようにしましょう。

以上の内容を踏まえた参考サイトがこちら。

Web解析のためのKPI大全 | Web担当者Forum

上記とは合わない上にちょっと古いですが、非常に参考になるので、目を通しておくことに越したことはありません。KPI を決める参考にしてみるのも良いかと思います。
ただし、「選ぶ」のではなく「導き出す」のが本来の KPI なので、そこは忘れないように!

アクセス解析からでは見えない、「情報発見コンバージョン」ってのが面白いです。こういうのが増えてくるのかなあ。


1件のコメント

  1. 電話で忙殺されていた日々が落ち着いたので。新しいお客さんに向けて心機一転/ブログなう:http://t.co/SBJjopZP ウェブ解析で KPI を定める時には、5つのサイトタイプを知っておこう | @mekemoke

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  2. Pingback: Webサイトのゴールとは?サイトの目標設定に役立つ記事5個 | 元営業マンのWEB研究メモ

  3. Pingback: NDSの第34回勉強会 Google アナリティクス基礎講座の講師をしました | コスギス|新潟県長岡市のウェブ解析士×WordPressでサイト構築

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