07. 1月 2013 · [BOOK] サイトサーチアナリティクス アクセス解析とUXによるウェブサイトの分析・改善手法 はコメントを受け付けていません。 · Categories: ウェブ解析 · Tags: , ,

SSA
あの清水誠さんが監修された本です。ようやく読み終えたのでやっとレビューを書けます・・・内容は、決して上級者向けというわけではないのですが、翻訳本なので(個人的に)読み進めにくかったのです。

今すぐサイト内検索ボックスを入れよう!

話はそれからだ!

1個でも5個でも10個でもデータが集まっていた方が読みやすいので、サイト内検索をできるように、ブログなりホームページなりに設置しておきましょう。善は急げ。設置していない人は、今すぐ設置してください。

どうしたらいいのかわからなければ、Google のサイト内検索ツール(カスタム検索エンジン)を導入してみてください。検索結果を自分で調整できないデメリットはありますが、分析しやすいのでオススメです。

SSA はホームページを使ってくれる人のニーズを理解するための最適な手法

サイトサーチアナリティクス(SSA : Site Search Analytics)は、サイト内検索されたキーワードを分析し、サイト内で求められている情報を理解する手法です。

お店に呼び込むための手法が SEO だとしたら、呼び込んだお客様が何を探しているかを知る手法が SSA です。「何をお探しでしょうか?」と尋ねなくても、訪問者が「これはどこですか?」と聞いてくるのです。しかもそれらをカンタンに分析できるとしたら、活用しない手はないでしょう。

目的とされたものをパターン分けしたり、対象ユーザに基づいて検証してみたり、ゴールに基づいた解釈をしてみたり。そもそも、検索結果がなかった、という事についても理由や状況を知ることで新しい発見があるかもしれません。

検索されたキーワードは、ロングテール分布(ロングテール理論 - @IT情報マネジメント用語事典)になりますが、ショートヘッド(頻出する上位の部分)の分析から行なうことができると考えると、決して難しいものではないことがお分かりいただけるかと思います。

ただ、1章から読むとちょっと大変かもね

SSA の有効性を説いた本なので、最初は「これだけすごいんだよ!」という意気込みは伝わってきますが、普段使い慣れている Google に言及したものではなく、分析も生ログを例に挙げられているので、「検索エンジンを自作してチューニングしなきゃいけない…だと…?」なんて絶望感の方が先に立ってしまいました。

そんなとっつきにくさがあったので、Google Analytics は入れてるよ、これを有効活用できないかな?と思われている方には、最初から読むと心地良い睡眠を誘発するかもしれません。

まず最後の第11章を読んでから、各章のまとめを眺め、第7章で指標のサンプルに鼻息を荒くして(でもこれをこのまま使うとドツボにはまるので注意)、そして気になる章を読んでいくのがいいんじゃないのかなと感じました。

私としては、難しいものではないから、まずはできるところから “データと遊んでみる” ことを、オススメしたいところです。

WordPress の検索フォームがあれば Google のカスタム検索エンジンはいらない?

WordPress を使っている方は、検索機能がついているので「なるほど、これが使えるのね」と思われるかもしれませんが、個人的には、Google に変えたほうが良さそう。という結論です。

というのも、たとえば実際に「jQuery」という単語で検索した際の結果が、Google の方が優れているのです。うちのサイトで WordPress 内の検索を行なうと、画像などのライブラリデータが上位表示の対象となったり、肝心の jQuery 関連の記事が次のページにあったりするからなんですね。

方や、Google はちゃんと jQuery 関係の記事を上位に出してくれて、カテゴリやタグのアーカイブページも提示してくれます。この執事っぷりが UX の違いなんでしょうか。

カスタマイズすれば良くなるのかも知れませんが、手っ取り早く改善したいなら、Google のカスタム検索エンジンに変えたほうが良いでしょう。

これでサイト内検索キーワードのデータが少しでも揃ったら、本を参考に、SSA をお試しください。


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