WEB解析 Advent Calendar 2012 に檜田さまより寄稿いただきました!(遅くなってすみませんでしたー!)(ジャンピング土下座)

企業に所属していて、ウェブ解析を企業内に広めたい!でも…という方にオススメの、会社からはどう見られているの?というぶっちゃけ話。ネガティブな話も含まれているので、ウェブ解析の実情がよくわかります(笑)

檜田さま、ありがとうございました!

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はじめまして
2012年8月に上級ウェブ解析士を取得しました檜田と申します。
一応、ウェブ解析士協会にある取得者リストにも掲載頂いておりますので興味がある方は 上級ウェブ解析士 講義・業務の相談 からどうぞ。

現在はデジタルコンテンツ配信を行っている某会社にてアクセス解析データからの改善案、施策の提案決済代行会社との営業窓口といった課金面までやらせて頂いております。
…まぁ色々としがらみもある部署なのですがw
あっ、楽天さんではありませんよ(笑)

さて、今回寄稿させて頂く上で何について書こうかなーと思っておりましたが自分もまだまだ胸をはって言える様な業績らしい業績がないので…
(まぁ、所属している会社にも許可を取るのが面倒という理由もありますがw)
ウェブ解析という部分が会社からはどう見られているのかという部分について所見を書かせて頂きたいと思います。

なぜ、ウェブ解析士という資格を取ったのか

まずは、自分がなぜウェブ解析士という資格をとろうかと思ったのかという事に関して書いていこうかなと思います。

実は、アクセス解析という事を業務で行ったのは今の会社で初めての事でした。
以前のファッションEコマース会社では、カスタマーサポート、ユーザーの声を元にしたブランドへの改善営業(主に商品の納期遅延改善)という事を行っておりました。
途中からカスタマーサポートのくせに改善営業がメインとなって様々なブランドへの改善提案という部分もあり、現職にてアクセス解析、ユーザーの声からの改善という事を行っております。

さて、話を戻して…
なぜウェブ解析士という資格に興味をもったのか。

見つけたのは、偶然「アクセス解析 資格」という検索ワードを入れた時にファーストビューに目に入ったからという理由です(笑)
単純ですよね。

そして6月に初級、8月に上級という様に取得させて頂きました。
連続して取得させて頂いたおかげで、解析力という部分を強化出来たなと感じる事も多々あります。

来年はマスター取得しようかとも思っております。

しかし…
取得したからこそ見えてくるネガティブな部分もあるわけでして(汗)

見えてくるネガティブな部分とは?

さて、ウェブ解析士を取ってさぁ解析、分析!と意気込むのはとても良い事です。
しかし、個人やウェブ解析士の仲間達から見て正しい事も一企業の一社員が取得したからといって何かが変わるわけではないのです。

上司、企業が解析という部分に対して重要性を感じていない

これは、どの企業でもそうだと思いますが、資格という部分に対して重要性はないというマネージャーは沢山いるかと。
特に営業、企画の会社はそういった資格、勉強よりはコンテンツを取ってこい、新しい企画をあげろ!というある意味、旧時代的な考えが染みついているからかもしれません。

やっている事がとても見えにくい

今、自分がやっている事は他の部署から見るとよくわからないと言われますが正にそう言われても仕方ない部分もあります。
効果測定、企画考案、…というのはコンテンツ、モノを仕入れる営業、数字を見る経理、社内の何でも屋総務という風には解析は思われません。
ここだから書けますが、正直自分の部署は肩身がせまい部署です…

主に上記の2点という部分は社内で自社サービスに携わっているからこそ思うネガティブな部分ではないかと思います。
特に今、企画、営業会社の解析部門という立ち位置は正直、異色という事もあり社内では必要あるのかという風に現状言われております(笑)
やはりウェブ解析士という資格も仕事もまだまだ浸透はしていないというのが日本というものでしょうか。アメリカではウェブアナリストという仕事は確立されてるんですけどねー。

取得してよかったという点

まぁ、ネガティブな事言ってても仕方ないので、取得してよかった点にいきましょう。

筋道たてて物事を考えられる様になった!

いきなり、何当たり前な事をと言われそうですが…実際当たり前の事が出来ていなかったという部分を再認識できたというのは大きいです。目標値からの逆算、KPI策定、基準値…という細かい部分ではありますが、これからはこの細かい部分をきちんと見ていく事が企業としても個人としても伸ばしていかなければならないと思ってます。

これからウェブに関わる事になるであろう人にはスタートラインとして最適

正直、前職までは川下の業務だったので(笑)
今までウェブの川上にいなかった人も基本的な下地として良いスタートラインだと思います。

元々ウェブに関わってきた人には、基本的なおさらい+解析、分析という部分が強化できる

一番、初めの筋道たてて…というところと被りますが、解析、分析という部分に強くなれ、
また提案力も講座、勉強を通して下地部分はできると思います。

ウェブ解析士という資格は個人のレベルの向上という部分では是非取得しておくべきだと思いますが、企業内という話だと正直、「意味あるの、それ」と言われてしまうというのが現状かなと思っています。

企業内で「意味あるの、それ」と言われない様にする為に

実際、私自身そういわれた事があります。
取得した事が意味ないと言われたムカつかない人間はいないと思いますが(笑)

ただそう言われた事で「社内で広めてやろう」と思う様になりました。
今、ウェブ解析という部分を広める為に行っている事を紹介させて頂きます。

解析データを各事業部長に渡す

基本的な部分ですが、社内の重要人物に対してデータを見せる=何をやっているのかという事が見えるという事です。特に営業会社の様な所は何をしているかわからないという事に対してすごく嫌悪感を抱きやすい事もあります。ただ、きちんと自分の上長を蔑ろにしないで下さいね(笑)

※ぶっちゃけた話、自分は蔑ろにしているというより黙って行動する事が多いのでマネしちゃいけません。上長と見てる目標値やら何やらが同じなら行動をおおっぴらにするべきなんですが。

そんなの当たり前!と言われてしまうかもしれませんが、実際これが一番重要だと思ってます。

コンサルタントの方は、自分の技量を高める事が重要(それと信頼を作り上げる事もですが、技量を上げる=信頼に繋がると考えています)、ただ企業内でウェブ解析を広める為には「社内営業」がすごく重要です。なぜなら、案外上の肩書をもっている方というのは改善よりも「新規事業」という事をとても重要視する傾向があります。
(この傾向もわかります。だって今の経済市場ってもう行き詰ってる感、満載ですもんね)

なので改善という部分ってあまり目を向けられない事、多いんですよね。きちんと数値化して提案しても元々ある案件優先という事も多々ありますし。個人的には進んでいる案件でもより効果が出せる案件が後から出たらそれを優先する為にペンディングさせてしまうのが良いと思っているんですが…。
まぁ、企業内にウェブ解析を浸透させるには「社内営業」が一番大事!です。

これからのウェブ解析士について

少しウェブという部分から離れてしまいますが…
僕はこれからの経済市場は「新規事業」よりも「既存のサービスをじっくり育て上げていこう」という方向に向いてくると思ってます。

育てるとは親が子を育てるのと同じ様に、「きちんと動向を見てあげて、伸ばしてあげる所は伸ばして、間違っている部分は治してあげる」という事です。
ほら、なんとなく「ウェブ解析」と似てません?(笑)

海外ではもうそういった傾向もあり「ウェブアナリスト」という仕事が確立されています。
日本ではまだまだ何かの業務と兼務が多いですが、そろそろ単独の職位で「アクセス解析、ウェブ解析業務」増えてくるのではと予想しています。

そういった事もあり「ウェブ解析士、取得しようかな」と少しでも思っている人は是非取得しておくべきだと思います。仕事面でもそうですが、ウェブ解析士という資格を通じての知り合いが増えるという事はとても大きい価値があるものです。
自分も上級を取得し、まだ日も浅いですが来年はマスター取得を目指していきたいと思っております!
(後、GAIQも取得したいなーっと)

何かと雑多な文章になってしまった事も否めませんが、これにて終わりとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。


1件のコメント

  1. [寄稿記事] ウェブ解析という部分が会社からはどう見られているのか? http://t.co/vAFhEbq7 @mekemokeさんから

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