Footprints
Google Analytics を使った解析で、ページの解析以外にもファイルのダウンロード数や動画の再生数など、クライアントから「どのくらい使われたかわかる?」と尋ねられることがあるので、リニューアル時に仕込んでしまおうと。

こういう件数の取得はいくらでもできるのですが、ウェブ解析を行なうにあっては膨大なデータの海に溺れかねないため、「何のために(目的)」取得して「いくつあればいいのか(目標)」をあらかじめ決めておく必要があるんですけどね。

例えば PDF と DOC と XLS のダウンロード件数を知りたい場合。企業サイトを手がけていると、資料をそれぞれの形式でダウンロードできるようにすることがあります。これを Google Analytics のイベントトラッキングで取得します。

本家:イベントについて – アナリティクス ヘルプ
参考:【GA】イベントトラッキングを使ったクリック計測 | カグア!Googleアナリティクス解説Blog

こんな表があるとします。
ちなみに (A) 等になってる部分は、ユーザビリティー向上のためにはクリックエリアを広くして、画像にして alt や title 入れるとか、表のヘッダ部分をなくして「PDF」などの文言にしてしまうとかしたほうが良いですネ!

PDF DOC XLS
申込書 (A) (B)
注意事項 (C) (D)

(A) に入るタグの例

(B) に入るタグの例

(C) に入るタグの例

(D) に入るタグの例

上記に共通してアンカータグに仕込んでいるのは、こんな内容です。カテゴリーとアクションは必須です。

onClick=”_gaq.push([‘_trackEvent’, カテゴリー, アクション, ラベル, , 暗黙的なカウント]);”

カテゴリ

イベントの主な分類項目です。大項目となります。上記の例では download が共通して入っていますね。

アクション

カテゴリに属する操作内容です。上記の例だと entrysheet と notice が設定されています。特に操作に関するものでなくても良いので、カテゴリ>アクション>ラベル の順に細かく設定できると思って良いでしょう。

ラベル

さらに細かく分類するためのオプション要素です。
オプション項目ですがこれ以降を使う場合は空欄(”)としてでも入れておきましょう。任意の文字列を使えます。上記の例ではそれぞれのファイルがわかるように、拡張子を入れてあります。

数値を入れておきます。あとで計算対象にできるとか。
「1クリックで1つのファイルをダウンロードした」という状況なので、1を設定してあります。使い方によっては例えば動画の再生時間なんかも確認できるようですね。

暗黙的なカウント

true(=暗黙的にする)にすると直帰率に影響を与えません。「影響を与えない」というのはどういうことなのか、下記ページの解説が一番わかりやすいです。

参考:「ランディングページ」と「直帰率」を理解する[第18回] (p.2) | Web担当者Forum

要するに、何も指定しない(暗黙的なカウント==false)場合、ダウンロードした際に「次のページに移動したとみなされる」ため、このページから「次のページに移行しない場合でも直帰と判断されない」となります。
true に設定しておくことで、ダウンロードした際に「次のページに移動したとみなすことがなくなる」ため、このページから「次のページに移行しない場合は直帰と判断される」となります。

これらを実際に確認するには、データが溜まったらグラフとともにお見せしたいです。(お見せできるほどデータが溜まったら…)


1件のコメント

  1. イベントトラッキングの設定仕込むたびに毎回解説記事探してまうけど、これは今まで見た中で一番わかりやすいですありがとうございます。 http://t.co/edpCGG5R